更新日:2023年12月18日
近年は「台風や雹被害などでの復旧には火災保険が使用できる」ということをご存じの方も多くなっています。
今回は、市原市有秋台にて雨樋が変形してしまったというお客様宅の点検結果と火災保険についてご報告します。
雨樋を確認
使用されていた雨樋は、パナソニックのサーフェスケアFS-Ⅰ型という商品でした。
簡単にご紹介すると・・すべてに同質素材、同デザインを採用しているため雨どい全体に一体感があります✨
そして、軒樋(横樋)の継ぎ目を内側から固定し、継ぎ目が外側から目立ちにくいつくりになっています。
また、一般的に樋を固定で使用する固定金具(吊り金具)も外からは見えないつくりになっていますので、スッキリとスタイリッシュに収まっていますね。
排水能力にも優れているため、今後雨樋のメンテナンスを予定されている場合は、こちらの商品はおすすめです (^^♪
変形の状態を確認
※変形が分かりやすいようにオレンジ色の線を引いています
軒樋(横樋)の一部に変形を確認しました。台風の影響で外壁を補修後、軒樋の変形に気付いたということでした。
別位置の軒樋の状態から、経年ということは考えにくいのですが、変形してしまった原因は不明です。
火災保険風災害の申請
※変形が分かりやすいようにオレンジ色の線を引いています
ドローンで撮影した写真を確認すると、内側方向に変形していることが。
火災保険の申請をご希望とのことで、保険会社へ提出用の書類等対応させていただきましたが、審査の結果、適用とはなりませんでした ( ;∀;)
火災保険が適用されるか否か、全額なのか一部なのか等、判断するのは損害保険会社となります。
そのため、火災保険適用での工事をお考えの場合は、先走って工事契約をしてしまわないよう注意しましょう!
火災保険申請をする場合の流れ
①点検・見積もりのご依頼・・火災保険のご使用を希望されていることをお伝えください
②現地調査・・保険使用を踏まえた点検、写真撮影(通常の点検時も写真撮影を行っています)を行います
③見積提示・・保険会社提出用のお見積り、写真をお客様へご提出します
④火災保険会社へ申請書類を提出・・お客様にて保険会社へ書類をご提出いただきます
⑤火災保険会社による審査・・見積内容について見積り作成業者(担当)へ問合せがある場合もございます
⑥保険会社より結果報告・・保険の審査結果が(お客様へ)届きます
(経年劣化、災害と因果関係がない等の場合は、保険金が出ません)
⑦保険金の入金・・保険会社からお客様の口座へお振込みとなります
⑧工事の依頼・・お客様より施工業者へ工事依頼
火災保険申請~工事依頼のPoint
上記⑥または⑦の時点で工事をする・しないを決定できます。
但し、保険会社の契約内容に「復旧義務が明記」されている場合は、修理を行う必要がありますのでご注意ください。
私たち街の屋根やさんでは、火災保険適用の復旧工事も数多く承っております。保険請求の流れなど、お気軽にご相談下さい (*^-^*)
記事内に記載されている金額は2023年12月18日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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