更新日:2023年12月06日
君津市大和田にて棟板金が剥がれてしまった屋根の点検を実施しました。
板金が飛散したのは、方形(ほうぎょう)タイプになっている屋根部分でした。
※方形タイプとは・・屋根の頂上に大棟が無く、ピラミッドのような形で、てっぺんから隅棟が四方に下っている形状の屋根
金属板が飛散したということでしたが、特にお怪我や、近隣への被害(二次的)も無かったそうで、何よりでした。
棟板金(隅棟/下り棟)が無くなっていました
屋根全体にオレンジ色の苔(こけ)が大量に繁殖して、屋根の色が分からない部分もある状態です。
棟板金交換と併せて、屋根の塗装メンテナンスがおすすめです。下処理で行う高圧洗浄で、苔や汚れは落とすことができますので、ご安心ください。
屋根塗装は、屋根面積60㎡まででしたら 470,800円(税込み)~承っています。※足場代、高圧洗浄、タスペーサーでの縁切り、計3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)が含まれています。
スレート屋根のメンテナンスサイン
棟板金は、雨水が建物内部へ浸入するのを防ぐため、屋根の面と面が合わさる山部分に設置されています。
下地には貫板(ぬきいた)が設置され、上に被せた板金の側面から貫板(貫板)へ固定します。
貫板には木材が使用されることが多く、水分による腐食や劣化で棟板金の固定が緩くなってくると、浮きや剥がれに繋がりやすくなります。
訪問業者から指摘されることが多い部分です。築年数がたっている建物であれば、多少の釘浮きは発生している可能性はあります。
ただ、棟板金が「パカパカしている」とか「剥がれそう」といって、用意していた別の屋根の写真を見せられたというお話もありますので、注意が必要です。
雨漏りに繋がる恐れ
お客様宅は、方形(ほうぎょう)と寄棟(よせむね)の屋根形状で、棟板金の数が多い屋根でした。
寄棟の屋根を確認すると、大棟(おおむね)と隅棟(すみむね)が接合する部分(三つ又)などに施されているシーリングも劣化している状態でした (>_<。)
シーリングが劣化で剥がれたり、痩せたりすることで、隙間ができた部分から雨水が浸入したり、強風で剥がれる原因になりかねません。
ほかにも、屋根材の割れが数ヶ所で発生していましたので、応急処置だけでも早めの対処が必要です。
棟板金交換は、税込6,050円/m~承っております。※棟の位置等により金額が異なりますので、お気軽に点検・お見積りをご依頼ください (^-^)ゝ
記事内に記載されている金額は2023年12月06日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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