ホーム > 茨城町で割れた平板瓦を部分的に交換し棟瓦の垂木と漆喰も取り直…
茨城町で割れた平板瓦を部分的に交換し棟瓦の垂木と漆喰も取り直しました
茨城町 屋根補修工事
【工事のきっかけ】
依頼主様より、二階のケラバ瓦が脱落して一階の平板瓦が損傷したので修繕したいとご相談いただきました。
無料調査を行ったところ、ケラバ瓦の脱落、平板瓦の損傷のほか、棟の漆喰劣化もありメンテナンスが必要な状態でした。
脱落部の補修にも足場の設置が必要な現場だったため、足場を有効的に活用できる今回のタイミングが、棟の漆喰メンテナンスを実施できる絶好のタイミング。
そこで、瓦のみの修繕見積りと、瓦と棟漆喰の同時施工見積りを2種類作成し、お客様に瓦と棟漆喰に同時施工を選んでいただきました。
基本情報
- 施工内容:屋根補修工事
- 施工期間:6日間
- 築年数:約20年
- 使用材料:差し替え用ケラバ瓦・差し替え用平板瓦・樹脂垂木・シルガード
茨城町 / 割れた瓦の差し替え / ケラバ瓦修復 / 棟漆喰取り直し
こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、茨城町で行った、平板瓦の部分交換、棟瓦の垂木と漆喰の取り直しをお届けします。
瓦屋根は、思いがけない損傷だけでなく、経年により自然と傷む部分があるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
見た目ではどこも悪くないような瓦屋根の、どのような部分に気を配らなければならないのか、ぜひお家のメンテナンスにご参考くださいね( ^ω^ )
はじめに、無料調査の様子を簡単に振り返ってみます。
依頼主様より、「ケラバ瓦が脱落して下の階の平板瓦が壊れてひどいことになっている・・・」とご連絡いただきました。
無料調査にお伺いすると、瓦が割れて酷い状況に( ; ; )
調査の詳しい状況は、こちらのブログをご覧ください。
また、割れていた平板瓦のそばでは、棟瓦の漆喰がポロポロ崩れているのを発見(//∇//)
この症状は、雨水が漆喰内部まで染み、経年により崩れてきているのが原因です。
この状態を放置してしまえば、雨漏りなどを助長してしまう事にもつながり、今回の工事には足場も必須!
棟瓦の漆喰がメンテナンス時期に差し掛かっているので、あわせて修繕するようにご提案しました。
それでは、ケラバ瓦の補修と平板瓦の部分交換作業の様子からご紹介します。
施工の様子をお話しする前に、屋根瓦の種類について簡単に解説しましょう。
まず、ケラバ瓦を補修しました。
なお、ケラバ瓦の補修については、こちらの現場ブログをご参照くださいm(_ _)m
施工中
施工後
つづいて、損傷していた平板瓦を差し替えました。
瓦屋根は、壊れた部分だけ交換すればよいので、メンテナンスが容易といえます。とはいえ、瓦の寿命が長い分、内側にある防水紙が先に傷む(寿命約20年)ため、定期的に屋根の下地をリフレッシュする「葺き直し」を行うとよいでしょう^^
関連記事▶瓦屋根特有の屋根修理法!『屋根葺き直し工事』
平板瓦の部分交換を終えた後、棟瓦の垂木と漆喰の取り直しに移りました。
まず、既存の棟を解体します。
棟瓦を取り外すと、下地の木製垂木(たるき)に雨水が染み込んで劣化おり、漆喰も水分を吸収して砂状に砕けてしまっていました(>_<)
今回のタイミングはたまたまでしたが、やはり同時にしておいて正解です(^^♪
樹脂製垂木
なんばん漆喰
今回は、木製垂木に代わって樹脂製垂木(エコランバー)を採用しました。
樹脂製垂木は雨水で傷まないのが特長なので、経年時の漏水対策にも一役買います。
また、なんばん漆喰(シルガード)は、従来の漆喰にシリコンなどを混ぜて耐久性や耐水性を高めた現代の漆喰です。ちなみに、色は白と黒があり、黒は見えない部分で使用するなどしているんですよ〜(^^♪
樹脂製垂木を包むように、しっかりなんばん漆喰を詰めていきます。
こうしてみると、棟瓦の漆喰が、屋根の継ぎ目部分から雨水の浸入を防いでくれているのがわかりますね(
๑>◡<๑)
なんばん漆喰は、厚みをしっかり確保するものの、高さは盛り過ぎないようにしています。というのも、盛り過ぎると水を吸い込む毛細管現象を引き起こすからなんですよ〜
屋根の構造や材料の使い方をきちんと理解している業者選びって大切です!
おしまいに、一時撤去しておいた棟瓦(三角瓦)を取り付けます。
なお棟瓦の固定には、SUSビス(ステンレスパワービス パッキン付き)を使用しました。施工前は釘を使用していて、時間とともに抜けていたんです。
樹脂製垂木とSUSビスの組み合わせが、棟瓦をしっかり保持し続けます٩( ‘ω’ )و
ズレていた平板瓦の補修と雨樋清掃もあわせて行いました。
ズレていた平板瓦も、元に戻します。
平板瓦は、釘止めされておらず、従来の重ねることで瓦の重さにより保持する方法でした。そこで、ズレ防止としてコーキングを充填して固定しておきました^^
屋根瓦のズレは、雨漏りにつながる可能性があるので、瓦調整など定期的なお手入れをおすすめします。
お客様より、雨樋が詰まっているので改善してほしいと言う依頼も受けていました。
近隣に雑木林がある関係で所々草が生えており、雨水を適切に排水できていない状態・・・
手でかき出しながら詰まり物を全て撤去し、正常な排水機能も取り戻しました(^^♪
雨樋の詰まりを放置しておくと、排水トラブルのほか、草やゴミの堆積により雨樋が壊れることももあるので、雨樋も定期的に点検・清掃してあげましょうね。
平板瓦の部分交換、棟瓦の垂木と漆喰の取り直し、およびズレていた平板瓦の補修、雨樋清掃を終えました。
依頼主様から、「業者さん皆、感じが良く相談しやすかった」と感想をいただきました。
意外と「ちょっとした修繕で頼みにくい」と、お悩みの方が多いとお聞きしています。街の屋根やさん水戸店では、瓦の部分的な交換やズレの補修にも喜んでご対応します!お気軽にご連絡ください♪( ´θ`)ノ
瓦屋根は、割れといった突発的な修繕のほか、経年による棟瓦漆喰の劣化、瓦のズレ、はたまた雨樋の詰まりなど、定期的なお手入れが必要です。
街の屋根やさん水戸店は、瓦1枚の修繕から屋根の修理にお応えしています。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
共通の施工事例はこちら
記事がありません
表示する記事はありませんでした。
各種屋根工事メニュー
私たち『街の屋根やさん』は神奈川県を含む関東全域を施工エリアとする、お住まいの屋根の専門店です!
街の屋根やさんでは下記の工事を取り扱っております。工事内容の詳細は各工事ページでご確認下さい。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。