～現場調査の様子はコチラ～

現場を伺った際の写真がこちらになります
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サッシ廻りの小さな半端が入る部分にひび割れがありました。
またサイディングの目地（つなぎ合わせ部分）のコーキング瘦せが見られました。
右側写真の中央縦方向に見える青色いものが、サイディングのつなぎ合わせ部分使う「ハットジョイナー」という部材です。
名前の通り帽子の形をしています。

「ハットジョイナー」の役割は、ひとつは目地幅を一定にする定規の代わりとなります。
もうひとつ重要な役割があります。
写真中央の青色部分は「ボンドブレーカー」と呼ばれ、コーキングとハットジョイナーが接着しないようにする機能を備えています。
これにより２面接着が出来るんですよ。

なぜハットジョイナーにコーキングが接着してはいけないか・・・。

それは、3面接着（サイディング+ハットジョイナー）になってしまうと建物に動きがあった時に追従できず、コーキングが切れてしまうからなんです。
2面接着にすることにより、コーキングが自由に伸び縮みしやすくなり、切れにくくなります。

他の箇所はどうでしょうか

特に張り替えが必要なほどのサイディングの反りは確認出来ませんでした。

写真を使いお客様にご説明させて頂き、塗り替え工事を行う事となりました。
いくつか塗料の種類もご提案させて頂きましたが、今回は「フッ素塗料」のパターンでの施工となりました。

塗料の種類について

塗料の種類に関しては「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」に加えて最近では「無機」という言葉もよく耳にするようになりました。

アクリル塗料・・・他の塗料に比べ安価だが耐久性が低くつや落ちも早い
ウレタン塗料・・・密着性が高く木部や雨樋などに使われる
シリコン塗料・・・紫外線に強く耐候性がある割に価格が適正である
フッ素塗料　・・・15年～20年の耐久性を誇るがシリコン塗料に比べて高価
無機塗料　　・・・フッ素を超える耐久性があり、汚れを洗い流してくれ、不燃性も兼ね備えているがこの中では一番高価

塗装に関しては外壁のみならず軒天・化粧梁・破風鼻隠し・雨樋・ベランダなども併せて行いました。

塗装前の下処理

汚れや古い塗膜などを綺麗に洗浄していきます。
塗装するにあたり、重要な作業となります。

古く痩せてしまったコーキングも綺麗に取り除きます。
増し打ちで済ませてしまうケースも中にはありますが、長持ちさせるためにはやはり打ち替えですね。

いよいよ外壁を塗っていきますよ！

下塗り１回・中塗り１回・上塗り１回の計３回塗ります！

軒天も塗装し、レンガ調の部分は「グラデーション工法」で陰影を表現していきます。
特にこの色のグラデーションは効果的で仕上がりが美しいですよね。

薄いグリーンを基調として、レンガ調部分はブラウンのグラデーション、樋にはグリーンを使いアクセントを付けました。
お客様も想像以上の仕上がりに大変お喜びでした。

有難うございました！！

～今回の工事内容は～
【工事期間】：1か月
【工事範囲】：外壁塗料面積：226.0㎡
【工事費用】：￥1，600，000(税別)　　
※コーキング打ち替え・軒天・破風鼻隠し・雨樋・ベランダ・水切り・廃材処分費・足場代含む

以上となります。
塗装をご検討中の方は参考にしてみてくださいね！

「街の屋根やさん　豊橋店」ではお住いの健康診断を承っております。
お気軽のご相談くださいませ！

お問合せお待ちしております！！