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広島市安芸区でスレート屋根をガルバリウム鋼板を使いカバー工法で施工
更新日：2023年11月16日
屋根の調査では経年劣化によりスレートの色あせが全体的に目立っていました。
また、浮きや割れも発生していました。
屋根の棟の板金部分も劣化しコーキングが傷んでいました。
今回は屋根のカバー工法でメンテナンスをしていきます！
◇カバー工法は現状の屋根の上から新しい屋根を被せる工法のことです。屋根の葺き替えとは違って、既存の屋根の解体せずに新しい屋根材にすることができます。カバー工法について、詳しくは下記のコンテンツをご覧ください。【現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法】
職人の方が安全にお仕事をしていただくために足場を設置しました。
高所の作業でも足元が安定すると作業の効率も上がります。
次に棟板金と貫板を撤去します。
雪止め金具などが設置されている場合は撤去します。
◇棟板金は屋根の頂上部分に取り付けている板金のことです
◇貫板(ぬきいた)は棟板金を固定するための下地の木材です
次は屋根全体にルーフィング(防水シート)を貼っていきます。
◇ルーフィングは屋根材のすき間から入ってくる雨水を下地に染み込ませないよう防いでくれる役割があります。ルーフィングがあることで下地材に雨水を触れさせずに既定の場所へ雨水を排出します。ルーフィングが無いと雨水は下地材に染み込み、雨漏りを発生させてしまいます。
ルーフィングの上に、屋根材のガルバリウム鋼板を施工していきます。
まずは軒先にスターターを取り付けました。既存のスレート屋根に引っかけて取り付けます。
屋根材は軒先から上に向かって１枚ずつしっかり固定しながら施工していきます。
◇水切りは建物の内部に雨水が入らないよう防いでいる部材のことです
屋根の谷部分には谷板と呼ばれる板金を取り付けました。
谷部分は屋根の中でも最も雨水が集まる場所です。
雨漏りが起こりやすい場所になるのでしっかりと施工していきます。
次に外壁と屋根との取り合い部分（壁際）に水切りを付けました。
外壁を伝ってきた雨水が取り合い部分のすき間に雨水が入らないようこちらもしっかり防ぎます。
最後に棟板金を取り付けていきます。
まずは貫板(ぬきいた)を取り付けます。
棟板金を固定するための大切な下地材、基礎部分です。
この貫板がしっかり屋根に固定していないと台風などで板金が飛散してしまう原因になります。
屋根の棟は１番高い場所にあるので風の影響を受けやすくなります。
雨漏りなどのトラブルが多い場所でもあります。
棟板金について詳しくは下記のコンテンツもご覧ください。
『棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介』
貫板の上に板金を被せていきます。
板金のつなぎ目などのすき間には雨水が入らないようコーキングを充填します。
板金と貫板をしっかりビスで固定すれば完成です。
屋根カバー工法は撤去処分の費用が抑えられ、工事期間も短い期間で終わります。
断熱性がある屋根材を使用すると断熱効果も高まります。
しかし全ての屋根材にカバー工法ができるわけではありません。
瓦や劣化しているトタン屋根、屋根の下地が傷んでいる場合はカバー工法を行うことができません。
街の屋根やさん広島中央店ではお住まいの状態に合わせた最適なリフォーム工事をご提案いたします。
またお客様のご要望にできるだけお応えできるよう心掛けております。
カバー工法をお考えの方や、お家の劣化の状態が気になる。という方は安心してお気軽にご相談下さい。
メールでは２４時間お問合せ受け付けております。
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