更新日:2023年11月18日
大網白里市仏島に現地調査で伺いました。屋根は瓦棒葺き(かわらぼうぶき)といって、金属系屋根材が使用されています。
瓦棒(かわらぼう)というと、日本瓦をイメージしそうですが、トタンの屋根です。名前は知らなくても、見たことがある方も
多いのではないでしょうか。屋根塗装の点検・見積りのご依頼をいただきましたので、点検結果についてご報告です。
塗装の劣化
屋根全体的に塗装の劣化が目立っていました。トタンは錆びやすく、一度発生すると、あっという間に広がってしまいます。
トタンは、こまめな塗装等のメンテナンスを行うことで、15年~20年位の耐用年数を持つといわれています。
お客様宅は、なんと築40年近くで、これまで定期的に塗装メンテナンスを行われてきたと伺いました。すごいですね!
雨樋が塗膜で詰まっていました
塗装の劣化により、剝がれた塗膜が雨樋にたくさん堆積していました。この状態では、雨が降った際に雨水があふれてしまいます。
私たち街の屋根やさんでは、雨樋清掃も承っています。雨樋自体が経年等で変形や劣化が進んでいる場合は、交換をおすすめする場合もあります。まずは、お気軽に無料点検をご依頼ください。
屋根のメンテナンスを行われる場合は、出来るだけ一緒に行えるメンテナンスは済ませてしまうほうが、後にまた足場が必要になることを考えると費用や期間からみてもお得です!
現状で最適なメンテナンスは?
塗膜が剥がれ、錆びが広範囲に広がり、軒先部分が朽ちていました。屋根面の穴あきは見受けられませんでしたが、軒先部分は、雨水が軒樋(のきとい)へ流れてくるため、塗装が劣化しやすくなります。
塗装メンテナンスの際は、塗料がきちんと定着するように、錆(さび)を除去する作業等の下処理が一番重要です。築30年以上の場合、屋根の下に敷かれた野地板(のじいた)が劣化している可能性が高いため、塗装メンテナンスではなく、葺き替えやカバー工法がおすすめです。
屋根カバー工事の場合、一定間隔で設置されている突起部分(芯材)を外してから、新しい野地板+防水紙、新しい屋根材でカバーします。
屋根が平らになるため、同じような突起のある(瓦棒葺き)屋根でなくてもOKです。
改修用の瓦棒屋根材もありますが、こちらでカバーする場合は、使用する部材が多いため、費用も高額になりやすいです。
私たち街の屋根やさんでは、屋根の状態を詳しく確認し、お客様のご希望やライフプランを踏まえ最適なご提案をいたします。お気軽にご相談下さい!
記事内に記載されている金額は2023年11月18日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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