街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は加東市で行った「雨樋の部分修理で水漏れしている雨樋の部分交換」になりますよ(^_^)/

雨樋は、建物の屋根から流れる雨水を適切に排水するための建材ですね。

雨樋には大きく分けて「軒樋」と「竪樋」の2つの部分がありますので、簡単にご紹介しておきますね！

【 軒樋（のきどい）】
軒樋は屋根の先端に沿って取り付けられ、屋根から流れ落ちる雨水をキャッチして一定の方向に導きます。これにより、壁面への雨水の直接的な当たりを減少させ、壁の損傷や水漏れを防ぐ役割があります。

【竪樋（たてどい）】
軒樋で集められた雨水を、地上や排水路へと効果的に流す役割を持つ縦に取り付けられたパイプです。建物の基礎や土地を守るため、適切な場所へ雨水を導出します。

今回は軒樋から水漏れしているということですので、2か所の軒樋を部分的に交換していきますよ！

加東市で水漏れしている雨樋の部分修理を行う現場紹介

コチラが、加東市で水漏れしている雨樋の部分修理・交換を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数37年
・2階建て木造住宅
・雨樋　半丸樋
・現在　水漏れあり

2階部分の雨樋は2か所で水漏れが発生しているようです。

この現場では瓦屋根の修理工事を行うために仮設足場を設置しておりますので、この足場を利用して水漏れしている雨樋の部分修理・交換を行っていきますよ！

この現場では、半丸型の軒樋が取り付けられているのですが、ジョイント部分から水漏れしている状態でした(>_<)

【雨樋のジョイント部分からの水漏れする理由】

1. 経年劣化　時間の経過とともに、ジョイント部分のゴムやシーリング材が劣化し、その密着力が弱まることがあります
2. 不適切な取り付け　ジョイント部分が正しく組み合わされていない、または固定が緩いと水漏れが起こることがあります
3. 物理的ダメージ　何らかの衝撃や強風などで雨樋が傷つき、特にジョイント部分に隙間が生じることがあります

雨樋の耐用年数は20～25年程度ですので、それを超える場合は定期的な点検などを行ってくださいね！

今回の水漏れしている雨樋部分修理・交換では軒樋のみを交換するので、集水器と竪樋を割らないように外して施工していきますよ！

稀に劣化して外れない場合があるので、その時は竪樋の途中で切断し、雨樋修理交換後に接合する必要がありますね。

雨樋の修理方法は様々ですので、工事前の点検の際にご説明しますね(^_^)/

雨樋の部分交換で新しい固定金具を取り付ける際の注意点

それでは、加東市での水漏れしている雨樋部分修理・交換を工程ごとにご紹介して行きましょう(^_^)/

まずは、水漏れしている雨樋を撤去していきますよ！

【既存の雨樋を撤去する際の注意点】

1. 安全確保　作業する際は、適切な足場や脚立を使用し、滑りや転倒を防ぐよう注意します
2. 周囲の保護　家の壁や床などを傷つけないよう、ブルーシートや養生テープで周囲をカバーします
3. ゴミの管理　既存の雨樋を取り外すとき、中にたまった汚れやごみが周囲に飛び散る可能性があるので、事前に掃除しておくと良いです

そして、新しい雨樋（半丸型）の固定金具を取りつけていきます(^_^)/

この固定金具の材質は鉄製で茶色のメッキ塗装が施されているものですね。

取り付ける雨樋が茶色ですので、固定金具も茶色を選択しております！

固定方法ですが下地材の種類に問わず、ステンレス製のビスで固定することがお勧めですよ。

釘ですと経年劣化で抜けてくる可能性がありますので、何で固定するか工事前に確認が必要ですね！

固定金具を取り付ける際、雨樋の勾配調整は雨水を適切に排水するために非常に重要な工程となります！

雨樋は、水上から水下まで水が流れるようわずかな勾配が必要なんですよ。

これにより、雨水がスムーズに流れ、たまりや詰まりを防ぐことができます！

勾配が不適切だと、雨水が適切に流れず、樋内に水が溜まってしまうことがあるので要注意ですね(>_<)

この勾配調整のために「糸」を使って調整する方法がありますね。

糸を貼ることで、直線を基準として微細な勾配の調整を行うことが出来ますよ！

雨樋の固定金具ですが60㎝くらいの間隔で取り付けることがポイントですね(^_^)/

間隔が広すぎると、雨水の重みで雨樋がたわむ可能性がありますので要注意ですよ！

特に、半丸型の雨樋を取り付ける際は、たわみが発生しやすいので固定金具の間隔に注意が必要ですね。

水漏れしている雨樋の部分交換でパナソニック製の半丸樋を使用

そして、水漏れしている雨樋の部分修理・交換で新しい雨樋を取り付けていきます(^_^)/

使用しているのは「パナソニック製の半丸105」という雨樋で、住宅用の雨樋では最もよく使用されているものになりますね。

最近では角型の雨樋が主流となっていますが、まだまだ半丸型の雨樋を使用しているお家は多いですよ！

そして、雨樋のジョイント部分には継ぎ手と呼ばれる部材を取り付けていきます(^_^)/

雨樋専用の接着剤で取り付けるのですが、しっかりと塗らないと水漏れしてしまうので要注意ですね。

雨樋を取り付けたら水漏れしないか水を流して確認しておくこともポイントとなります！

既存の雨樋は固定金具と雨樋本体を針金で固定していましたが、新しい雨樋は固定金具に取り付けられている留め具でワンタッチ固定が可能ですので、施工も早いですし劣化で針金が切れるなどの心配もありませんよ(^_^)/

特に、鉄製の針金で雨樋を固定している現場では、劣化して針金が切れていることが多く、台風などの強風で雨樋が飛散するケースもあります。

新たに雨樋を取り付ける際は固定金具の種類にも注目したほうが良いですね！

そして、雨樋の排水部分に集水器を取りつけ、竪樋と接合すれば完了となります(^_^)/

集水器は落ち葉などが詰まって水漏れするケースもありますので、お家の廻りに草木が多い場合は集水器に落ち葉除けネットの設置などを行うこともお勧めですよ！

点検などは「完全無料」となっておりますので、お気軽にご相談ください。

加東市で水漏れしている雨樋の部分修理を行った費用

最後に、雨樋を全交換をする場合の単価をご紹介しておきましょう！

軒樋（半丸樋を使用する場合）１ｍ当たり2,500円～　
　　（角樋を使用する場合）　１ｍ当たり3,000円～

竪樋（丸型・角型を使用する場合）　１ｍ当たり2,300円～

雨樋交換で一回り大きな雨樋へ交換する場合は、それぞれの単価に＋500円必要となりますよ！！

これに加え、足場が必要になるケースもあるため、屋根や外壁の工事と同時に行うことがお勧めですね。

ということで、加東市で行った水漏れしている雨樋の部分修理・交換をご紹介してきました！

加東市で行った雨樋の部分修理・交換費用は40,000円となっております。

現場によって修理方法などは異なるため、気になる方は街の屋根やさん神戸西店の「無料点検」をご利用ください！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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