更新日：2023年11月14日

　東金市日吉台にお住まいのお客様より「屋根の破片のようなものが落ちている」ということで点検のご依頼をいただき現地へ伺いました。

台風や強風後は、目視で可能な範囲でご自宅の周りをチェックしてみると、屋根の異変に早めに気付けることがあります。

何かご心配な部分があれば、お気軽に私たち街の屋根やさんの無料点検をご依頼ください！

屋根の状態を確認

　ご自宅のポストの上に、屋根の表面と思われるものが落ちていました。同じようなものが敷地内にも落ちていたということです。南側の屋根を見ると、塗装の劣化により色褪せが目立っていました。

スレート材の下側部分の色が白っぽくなっています。また、スレート屋根材が所どころ浮くように反りも見受けられました。

屋根材はパミールでした

　北側の屋根を確認すると、南側とは状態が異なりました。屋根に上がってみると、全体的に小口部分の色が変わっていて剥がれも発生していました。パミール屋根材の層間剥離（そうかんはくり）という症状です。

　パミール屋根の場合、築10年～15年ほどで剥離などの症状が出てきてしまいます。剥離だけでなく、固定している釘の腐食により屋根材が脱落するケースもあります。

どんどん悪化していきます

　雨などの水分が屋根材（パミール基材）へ吸水された際に膨張し、乾燥でに収縮することから、スレートの層が何層にも剥がれてめくれ上がります。さらに、剥がれて層になっている部分に苔が発生することもよくあります。

パミール屋根材が使用されている場合は、塗装メンテナンスは行えませんので、雨漏り等の問題がなければカバー工法で新しい屋根材を重ね葺きするメンテナンスのご提案となります。

　屋根カバー工法は 877,800円（税込み）～承っております。屋根の形状や面積、使用する屋根材の種類等により金額が変わってきます。私たち街の屋根やさんでは、点検・お見積りを無料で承っております。