更新日：2023年11月15日

　佐倉市西志津にて実施した屋根調査をご報告です。築40年ちかく経過するということで、屋根リフォームのお見積り依頼をいただきました。

スレート（コロニアル）屋根の耐用年数は、25年～30年といわれています。

　耐用年数を迎える頃にメンテナンスをお考えの場合は、防水紙から新しくなる屋根カバー工法か、屋根の下地である野地板から手入れが出来る葺き替えをおすすめします。

屋根材の傷みが進行

　直近のメンテナンスが、20年ほど前に行われた塗装ということでした。

塗装の劣化が進み、スレート自体の素地が出ている箇所もありますが、アスベスト含有のため耐久性が高いためか、ヒビ割れや反り等の発生はわずかでした。

複雑な屋根形状

　大棟の途中から、妻側ではない面に入母屋が作られているなど複雑な屋根形状でした。

立地により、間取りや室内の形状が変わってくるように、屋根もそれに合わせて複雑な形状になる場合があります。

シンプルな屋根形状ほど雨漏りリスクや修理時の費用が低くなります。さらに詳しく確認します。

板金部分の劣化、錆が進行

　入母屋のケラバ板金と大棟が合わさる部分の谷板金と、隅棟板金の接合部が腐食している状態でした。特に谷部分のケラバ板金（水切り）に穴が開いているため、錆が進行した場合、谷板金にも穴あきが発生する可能性があります。

谷板金は、屋根に降った雨水が流れてくるため、雨漏りが発生しやすい部分となります。

　状況から、出来るだけ早めの屋根リフォームが必要です。雨漏りは発生していないということで、屋根カバー工法のご提案となります。カバー工法の場合、棟板金や谷板金・ケラバ板金も新しくなりますので安心です。

屋根材は、金属屋根材のSGL（エスジーエル）がおすすめです。私たち街の屋根やさんでは、点検結果を写真と一緒に詳しくご説明し、最適なメンテナンスプランをご提案いたします。

●屋根カバー工法は877,800円（税込み）～承っております。屋根形状や、面積、屋根材により金額が異なりますので、無料点検・見積りをご利用ください。お問合せお待ちしております！