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西宮市 マンション屋上の防水工事!塩ビシート機械固定工法とは?
西宮市 マンション
【工事のきっかけ】
「西宮市でマンションを管理しているものなのですが、屋上の防水が劣化しておりそろそろ防水工事を行おうと考えております。どのような工法が良いかはお任せしますので、一度調査をしていただきお見積もりをお願いできないでしょうか?数社で相見積もりを取ろうと考えておりますので、よろしくお願いします」
この様なご相談を西宮市でマンションを管理している方より頂きました。
現地調査へお伺いし屋上の防水を確認したところ、アスファルト防水を貼っている状態でした。
経年劣化でひび割れや膨れなどが発生していたので、塩ビシート機械固定工法を行う防水工事でお見積もりを作成。
施工方法や費用に納得していただき、工事のご縁を頂いておりますm(__)m
基本情報
- 施工内容:マンション
- 施工期間:8日間
- 築年数:43年
街の屋根やさん神戸西店の上橋です。
本日、ご紹介する施工事例は西宮市のマンションで行った「塩ビシート機械固定工法を用いた屋上防水工事」になりますよ(^_^)/
屋上には何らかの防水が施されていますが、いずれにしても経年劣化でひび割れや膨れなどが発生し、最悪の場合は雨漏りなどに発展しますね。
マンションのようなRC造であっても、雨漏りを放置していると躯体が腐食して大掛かりな修理が必要になってしまいます!
更に、入居者さんにもご迷惑をお掛けする場合もありますので、早めの防水工事が必要となりますね。
今回は塩ビシート機械固定工法ということで、屋上には最適な防水工事を行いましたので、費用や保証内容も含め是非参考にしてくださいね!

コチラが、西宮市のマンションで塩ビシート機械固定工法を用いた屋上防水工事を行う現場になりますよ(^_^)/
【建物情報】
・築年数43年
・5階建てRC造 マンション
・屋上防水材 アスファルト防水
・現在 雨漏りなし
アスファルト防水は、マンションの屋上やバルコニーなどに施される防水方法の一つですね。
アスファルト材料を溶かして液状にし、直接建物の表面に塗布することで、水の浸透を防ぐ防水となります!
アスファルト防水は耐久性があり、長持ちするため、昔は多くの建物で利用されていましたね。

今回はマンションの屋上に塩ビシート機械固定工法を行うのですが、立ち上がり部分の防水層だけ浮いている状態でしたので撤去していきます!
電動工具などを使用して切れ目を入れ、出来るだけキレイに撤去していきますよ(^_^)/

屋上防水工事で立ち上がり部分を撤去し終えると、更に電動工具を使用してケレンしていきます(^_^)/
出来るだけ表面に凹凸が残らないようにしていく事がポイントですね!

そして、ケレンした屋上防水の立ち上がり部分にモルタルを薄く塗っていきますよ(^_^)/
これは、下地をフラットにする役割もありますが、一番は塩ビシートをしっかりと密着させるための下地処理ですね。
小手などを使用して出来るだけキレイに仕上げていきます!

塩ビシート機械固定工法は、屋上の防水に用いられる方法の一つですね(^_^)/
【メリット】
1. 速やかな工事完了 シートを機械で固定するため、工事が早く進む
2. 屋上の重さ軽減 粘土やコンクリートと比べ、シートは軽量で屋上の荷重を増やさない
3. 修復が容易 部分的な損傷があった場合、その部分だけの修復が可能
4.湿気対策 塩ビシートと下地の間に空気層が出来るので、ひび割れや膨れが発生しにくい
【デメリット】
1. 耐久性の問題 他の工法と比べて耐久年数が短い可能性がある
2. 機械固定の弱点 強風などでシートが浮き上がるリスクがある
3. 専門的な機械や技術が必要 専門的な技術や機械を要するため、専門家が必要
塩ビシート機械固定工法を選ぶ際は、使用状況や条件に合わせて適切な工法を選択することが大切ですよ!
マンション屋上防水工事で塩ビシート機械固定工法の下地工程

ここからは、マンションの屋上防水工事で塩ビシート機械固定工法の下地作業をご紹介して行きましょう(^_^)/
まずは、絶縁シート貼りですね。
塩ビシート機械固定工法を行う際に、既存のアスファルト防水の上に絶縁シートを敷く理由はこちらです!!
1. 保護 絶縁シートは、新しく敷かれる塩ビシートが既存のアスファルト防水材料の表面の凹凸や小さな破片などによって傷つくのを防ぐ役割を果たします
2. 熱の影響を緩和 アスファルトは太陽の熱を吸収しやすいため、絶縁シートがその熱の影響を緩和し、塩ビシートの変形や劣化を遅らせます。
このように、絶縁シートは新しい防水シートの耐久性や安全性を向上させるために必要な下地材となりますね!

そして、屋上防水の端部(入隅部分)には平鋼板と呼ばれる下地材をビスで取り付けていきますよ(^_^)/
この部分に新しい塩ビシートを融着させて取り付けていくので、しっかりと下地材にビスを打ち込んで取り付ける必要がありますね。
この平鋼板の材質は、通常、ステンレス鋼や亜鉛メッキ鋼が使われますね。
これらの材質は、耐食性が高く、外部の環境に強いため、屋上の厳しい環境下でも長持ちする特性がありますよ!

そして、屋上防水の土間にはディスクと呼ばれる丸い円盤のようなものを60センチ間隔で取り付けていきます(^_^)/
コチラも、新しい塩ビシート防水を融着させるための下地材で、絶縁シートに60センチ間隔で印が付いているので、その部分に下穴を空けてビスで固定していきますね!
この作業を行う際は下の階へ音が響きますので、工事前に告知をしておくことがポイントになりますよ。

そして、屋上の排水ドレンに「改修用ドレン」を取り付けていきますよ(^_^)/
塩ビシート機械固定工法における改修用ドレンの取り付けは、水の排水を助ける役割を果たしますよ。
改修用ドレンは、溜まった水を効率的に排水し、屋上の健全性を保つために設置されますね!
さらに、既存の排水ドレン内部の老朽化に対応するための追加のドレンとしても機能します。

ここからは、屋上防水工事で土間に塩ビシートを貼っていく工程をご紹介しましょう(^_^)/
今回使用している塩ビシートは「田島 ビュートップ」になりますね!
【特徴】
- 耐久性 紫外線や天候の変動に強く、長持ちします
- 柔軟性 シートは柔らかく、多少の建物の動きや変形にも対応できます
- 作業性 シート状なので、施工が比較的スムーズに行えます
- 継ぎ目の少なさ 大きなシートでの施工が可能なため、継ぎ目が少なく、水漏れのリスクを減少させることができます
これらの特徴から、塩ビシート防水はマンションなどで防水対策として採用されていますよ。

塩ビシートのジョイントは専用の接着剤を塗ったうえで、熱を加えながら融着していきますよ(^_^)/
塩ビシートのジョイントをドライヤーで融着させる際、以下の注意点が重要ですね。
1. 均一な熱 ドライヤーはシート全体に均等に熱を当てること
2. 速度調整 ドライヤーの移動は一定の速度で行い、焦点を固定しないこと
3. 圧力均一性 融着ローラーでの圧力は均一にかけること
4. 周囲の状況確認 風や雨などの外部要因で熱の影響が変わることがあるので、作業環境を確認すること
5. 熱の調整 ドライヤーの熱量や風量を適切に調整し、シートを過熱させないように注意
正確な融着作業により、シート同士の密着を確実にし、長期的な防水性を保持しますよ!

下地として取り付けたディスクにも専用の機械で熱を加えて固定していきますよ(^_^)/
この様に機械を用いて固定していくので「塩ビシート機械固定工法」と呼ばれているようですね!

そして、屋上に脱気筒を取り付けていきます(^_^)/
塩ビシート防水機械固定工法での脱気筒の取り付けは、以下の理由がありますよ!
1. 気泡の排出 屋上の水蒸気や空気がシート下で膨張し、気泡となることがあります。脱気筒を設置することで、この気泡を効率的に外部へ放出させることができます
2. 防水層の保護 気泡の形成や膨張が長期的にシートにストレスを与えることを防ぎ、防水層の寿命を延ばします
3. 監視・管理の容易性 脱気筒を通じて、シート下の状態や湿度の変化を確認できます。
簡単に言えば、脱気筒は、屋上の防水性を維持し、問題が起きたときの早期発見に役立つ煙突ですね!
屋上防水工事で立ち上がり部分に塩ビシートを密着工法

ここからは、屋上防水工事で立ち上がり部分に塩ビシートを貼る様子をご紹介しましょう(^_^)/
立ち上がり部分は土間と違い密着工法で塩ビシートを貼っていくので、最初に塩ビシートの裏側に接着剤を均等に塗っていきますよ!

そして、立ち上がり部分の下地にも接着剤を塗り、塩ビシートにシワが付かないように貼っていきます(^_^)/
貼り終えるとローラーを使用して、しっかりと転圧をすることがポイントですね。
シワや膨れがないか確認しながら作業を行っていきます!

屋上防水工事で、塩ビシート防水の端部には「押え金物」と呼ばれるアルミの仕上げ金物を取り付けていく必要があります(^_^)/
押え金物はアルミ製ですので錆びる心配がありませんよ!
下穴を空けて陸屋根の躯体にしっかりとビスで固定していきます。

そして、押え金物と塩ビシート防水の取り合い部分にマスキングテープで養生しシーリングを塗って仕上げていきます!
コチラのシーリングは、日当たりの良い場所ですと8年程度で打ち替えてあげることが理想的ですね。

最後に、排水ドレンにストレーナーと呼ばれる落ち葉除けを取り付ければ、西宮市での屋上防水工事は完了となりますね(^_^)/
建物の廻りに草木が多い場合は、排水ドレンの詰まりにご注意ください。
西宮市 マンション屋上の塩ビシート防水工事 費用と保証内容

今回の西宮市、マンション屋上防水工事では10年間の工事保証をお付けしております!
「雨漏り・防水材の飛散・膨れ」を保証させていただき、万が一不具合が発生した場合は弊社で補修するという内容になっていますね(^_^)/
更に、2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけますよ。

今回の屋上防水工事費用ですが200㎡に対して1,750,000円となっております(^_^)/
防水工事の中では費用の高い工法となりますが、塗り系の防水と違い美観性も高く、耐久性も優れているのでお勧めの防水工事と言えますね!
他にも複数の防水工事がありますので、雨漏りでお困りの方は街の屋根やさん神戸西店へご相談ください。
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください!!
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