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菰野町で行ったモニエル瓦から防災瓦に葺き替えて雨漏り不安解消
菰野町 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
セメント瓦【モニエル瓦】の割れから雨漏れして、屋根の1面を防災瓦に葺き替えしました。数年前補修を行いましたが、雨漏れは止まらなかったので今回一面のみ瓦屋根に葺き替えを行いました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:2日
- 築年数:約40年
- 施工費用:¥513、000(税別)寄棟1面葺き替え
菰野町のみな様お疲れ様です。街の屋根やさん四日市店でございます。
今回は菰野町にて、モニエル瓦から防災瓦の【鶴弥スーパートライ110】に葺き替えを行ったので、施工手順を詳しくご紹介します。屋根の葺き替えはどうやって施工するの?と疑問に思われている菰野町のにみな様の参考にして頂ければ幸いです。しかも今回は一部葺き替えとなるので、既存屋根材との併合性も確認できます。
雨漏りでのお問い合わせは、地球温暖化の異常気象によって豪雨等が頻繫に起こるようになってから、大変多くお問合せ頂いております。
菰野町のみな様方も、もし雨漏りしたら躊躇せずに直ぐにご連絡下さい!雨漏りをそのままにしては
被害が拡大するほか、屋根修理等で費用も拡大してしまいます。雨漏りは
早期発見、早期修理が必需になりますので、街の屋根やさん四日市店まで
お気軽にお問い合わせください。親身になって対応させて頂きます。(o^―^o)ニコ
今回菰野町のお宅の屋根は寄棟(よせむね)と言って、屋根が四方から中央に寄せられている屋根の形になります。(四面の屋根)
その四面ある屋根のうち。モニエル瓦の割れた箇所の1面だけの葺き替えになるため、防災瓦に葺き替えする1面に足場を組みました。
モニエル瓦が割れている寄棟の1面の撤去です。
棟瓦から撤去していきます。
棟瓦は既存のモニエル瓦が状態も良いのでそのまま使用する事にしました。
モニエル瓦の棟の取り外しが完了!
棟瓦は再度使用するので邪魔にならない所に並べておきます。
モニエル瓦の平板瓦を撤去していきます。瓦は下から順に積んであるため、上から順に撤去していきます。
モニエル瓦は現在製造されていないセメント瓦になるため、比較的きれいなモニエル瓦をお客様に数枚保管してもらいました。寄棟の他3面と1階の屋根はまだモニエル瓦の為、割れたり欠けたりした場合にモニエル瓦の差し替えで補修する事が可能になるためです。
モニエル瓦は海外の会社が製造したもので外資系の日本モニエル㈱が製造・販売を行っていましたが、2010年に日本市場から完全に撤退しています。現在ではほぼ手に入らない屋根材になります。
日本瓦もそうですが、モニエル瓦も桟木と呼ばれている木に留められています。
その桟木の撤去です。
割れたモニエル瓦の下地が現れました!前回穴が空いていたのは確認出来ましたが、雨水の浸入は結構な範囲に広がって腐食していました。
これは雨漏りしてかなりの時間が経過した状態です。ですのでみな様には、雨漏りは早期に発見し、早期に修理して頂きたいと思います!
腐食した野地板の撤去
この部分の寸法に合うように新しい野地板を切り出していきます。
雨漏りした箇所の断熱材が雨水が浸透していたので新しい断熱材を敷設しました。
きれいに新しい野地板が設置されました。この上から新しく防水紙(アスファルトルーフィング)を敷設していきます。
防水紙(アスファルトルーフィング)の敷設状況です。棟の境目もきれいに敷設していきます。
タッカーと呼ばれる専用の道具でホッチキスのようにルーフィングシートを固定していきます。
新しく葺く防災瓦の寸法に合わせて桟木を設置していきます。
寸法に合わせた木を作りそれに合わせてどんどん設置していました。
棟瓦を取付ける土台を、上の図に有りますように棟芯材の垂木に合わせながら棟補強金具を取付けて棟瓦を取付ける土台を作っていきます。
平瓦を取付ける桟木の設置と棟瓦を固定する棟補強金具の取付けが完了しました。次はいよいよ平瓦の取付けです。
平瓦を積み込んで行きます。平瓦の設置は軒先屋根の下部から取付けて行くため作業がしやすいように平瓦をきれいに整列させていきます。
瓦屋根の軒先瓦は風の影響を一番受けやすい場所になるため3本の専用釘で固定します。Lクリップと呼ばれる専用の耐風釘で打ち付けていきます。更に2本の専用釘で打ち付けて強化を図り台風や、地震でも耐えられるようになっています。
軒先から順に平瓦を並べていき専用の工具で、釘打ちを行っていきます。瓦は釘を打ちすぎると割れてしまいますが職人さんは練れた手つきで次々と釘を打ち込んでいました。
棟部分の平瓦(棟の三角部分)を瓦を割りながら原寸に合わせて整生していきます。職人さんは専用の道具で実際に瓦が入る部分を目寸で測りながらどんどんと切り出していました!さすが職人技です!
こちらが専用道具の瓦押し切りです。この道具を使って瓦職人さんは手早く瓦を押し切っていました!素晴らしい職人技です‼
棟瓦との三角部分がきれいにどんどん葺かれていきました!
先ほど取り付けた棟補強金具に棟芯木【垂木】を取付けます。
棟瓦を設置する部分に漆喰(シルガード)を塗っていきます
棟瓦が取り付く部分に雨水が浸入しない様に漆喰より防水性の高い(シルガード)を塗っていきます。
棟の先端【隅瓦】から順に棟瓦を葺いていきます。今回棟瓦は既存の棟瓦を使用しますが、既存のセメント瓦【モニエル瓦】と違和感なく色もマッチしているので良かったです。
シルガードとは?
南蛮漆喰で【シルガード】は商品名となりますが、通常の漆喰よりも防水性や耐久性が高くなっているため漆喰工事の際に多く使用されています。
また、南蛮漆喰である【シルガード】は、葺き土の代わりとしても使用できます。通常の漆喰と南蛮漆喰の違いは、通常の漆喰は消石灰を主原料にしたのりや繊維質を添加したもので、南蛮漆喰はこの通常の漆喰に、さらにシリコンや防水剤を添加しており防水性や強度が高くなっているものです。
きれいに真っ直ぐな棟瓦の葺き(設置)が完了しました。
遠くから見た写真ですが、足場の設置してある側が今回モニエル瓦から瓦屋根に葺き替えた部分です。
右側に見える面が既存のモニエル瓦ですが、違和感なくベストのマッチングになりました。防災瓦のスーパートライ110ですが色にも数種類があります。色選びも職人技だと思いました!瓦職人さんありがとうございます。
菰野町のみな様今回の「モニエル瓦から瓦屋根に一部葺き替えの施工手順」はいかがでしたでしょうか?
最後までご覧頂きありがとうございます。私達街の屋根やさんは、
菰野町の皆様が安心して屋根工事を行い快適な暮らしが出来る事を願っております。
街の屋根やさん四日市店では、瓦技能士1級・建築板金技能士1級・塗装技能士1級を持った職人さんが在籍するので、
どうぞ安心してでご相談下さい。無料点検・無料見積りを実施しております。
屋根が傷んでしまう前に、早期発見・早期修理で、一度無料点検を受けてみてはいかがでしょうか!?
みな様のご都合に合わせたご提案を提供したいと思いますので、お気軽にお問い合わせくださいね。😊
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E-Mail yane@takumi-home.biz
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