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八潮市でスレート屋根（コロニアルNEO）にカバー工法を実施しました
八潮市 屋根カバー工事
【工事のきっかけ】
依頼主様より、築22年の屋根の無料点検をご依頼いただきました。
点検を実施したところ、使用されている屋根材がコロニアルNEOであり、層状の剥離や欠けが多数見つかったため、カバー工法を施工しました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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お住まいは築22年で、屋根はスレート屋根です。屋根の状態から、今まで塗装などのメンテナンスをしていないことがわかります。
屋根に白っぽいものがあります。これは一体何でしょうか？
近寄ってみると・・・
化粧スレートの表面が、層状に剥離していました><
表面の層状の剥離のほか、割れや欠けが多数見つかりました。
実は、これらはコロニアルNEOの典型的な劣化症状なんです。
あわせて棟板金も点検しました。
棟板金を固定する釘の抜けているほか、棟板金そのものの経年による塗装の劣化や欠けが見つかりました（ ; ; ）
化粧スレートのコロニアルNEOは、アスベストの規制をクリアするために開発されたノンアスベストの化粧スレートです。開発初期の製品であり、時間とともに傷みやすいことが社会問題となりました。
コロニアルNEOの劣化症状は、「割れ」「剥がれ」「欠け」です。また、メンテナンス方法は、葺き替えかカバー工法のいずれかとなります。
カバー工法と葺き替えの大きな違いは、スレート屋根を保存するか、撤去するかにあります。
既存の化粧スレートを残すカバー工法は、廃棄物の量が少なくなるため、葺き替えと比較してエコで工事費が安くなるメリットがあるんです(๑>◡<๑)
また、軽量の金属屋根材でカバーすると、屋根の負担も大きくならないため、最近ではカバー工法を採用される方が増えてきました。
棟板金の撤去
雪止めの撤去
屋根のでっぱりを取り除くと、カバー工法の準備完了です。
このように、カバー工法は、スレート屋根や金属屋根など、フラットにできる屋根しか施工できませんm(_ _)m
作業中
作業後
防水紙を敷き終えると、軒側から金属屋根材を葺いていきます。また、途中で雪止めを取り付けました。
なお今回は、アイジー工業 スーパーガルテクトを採用しました。
スーパーガルテクトは、耐久性の高いガルバリウム鋼板に、断熱性や遮熱性を加えた優れた屋根材です^^
屋根のてっぺんまで葺き終えました。
色は、元のスレート屋根と同じブラウン系に合わせましたが、レッド、ブルー、グリーンとイメージチェンジもできますよ〜
棟は、屋根材の継ぎ目にあたる箇所であり、雨水が入りやすい弱点箇所です。
そこで、横から雨水が入ってこないように、シーラー面戸を取り付けました。
木製貫板
樹脂製貫板
棟板金を、取り付けてサビに強いステンレスビスで固定しました。
樹脂製の貫板、ステンレスビスの、最強の組み合わせで屋根をしっかりお守りします！
作業中
作業後
もちろん、棟板金の継ぎ目部や端部など、雨水が浸入する部分もコーキングを施しました。
なおコーキングは、屋根材や棟板金より早い時期に劣化するので、できれば定期的に点検してメンテナンスしてあげましょう( ◠‿◠ )
作業中
作業後
カバー工法を施工することで、コロニアルNEOの割れといった劣化の不安から解放されました(๑>◡<๑)
コロニアルNEO以外にも、「ニチハ パミール」「クボタ アーバニー」など、傷みやすい屋根材があります。ご近所さんの屋根と比べて、割れや欠けが目立つようだと、屋根材そのものの劣化を疑い、早めに点検しましょうね。
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