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名古屋市緑区で母屋と離れを繋ぐ渡り廊下の雨漏り、谷板金交換や瓦ズレ直しなどの改修を提案
更新日:2023年10月10日
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市緑区の平屋住宅において、母屋と離れをつなぐ渡り廊下部分で長年続いていた雨漏り修理を行うために実施した現場調査の内容をご紹介いたします。
今回の工事は、お施主様より「離れを使うことになったので雨漏りを止めたい」とご相談いただいたことがきっかけです。
今回、現場調査を行ったのは、母屋と離れが渡り廊下でつながった住宅で、その母屋と渡り廊下の接合部において、これまで雨漏りが生じていたとのことです。
雨漏りが生じているのは、母屋側の瓦屋根と渡り廊下側の板金外壁が接合する部分に設置している谷板金の劣化によるものでした。
この母屋と離れをつなぐ渡り廊下との接合部に設置されている谷板金は、鋼板製であり、劣化によって腐食が進んで穴があいている状態でした。
谷板金は、屋根に降り注ぐ雨水を集めて雨樋へと排出する役割を担っていることから、当然ですが、雨水の影響を大きく受けてしまいます。
その分ダメージも受けやすく、雨漏りも起こりやすいので、とくに点検やメンテナンスを継続的に行っていきたい部分です。
また、周囲の瓦が経年にともなってズレ落ちていたことも、雨漏りの原因となっていました。
谷板金を交換する場合、その両側にある瓦や外壁などの仕上げ材を取り外して行わなければなりません。
というのも、屋根を葺く際には、雨水が適切に排出されるよう谷板金を設置した後に瓦や外壁を施工しているので、谷板金はそれら仕上げ材の下へ入り込むよう納まっているためです。
よって、今回の谷板金交換工事は、隣接する瓦を2、3段撤去して板金でつくり直し、さらに外壁板金を剥がしてやり直したうえで行うことになりました。
今回の現場調査では、母屋と離れが渡り廊下でつながっており、その接合部に設置されている谷板金の劣化が雨漏りの原因となっていたことがわかりました。
そのため、この谷板金を取り外し、下地をつくり直したうえでガルバリウム鋼板製と交換する改修工事を行っていきます。
なお、この工事の様子については、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
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