今回は、瓦屋根の棟瓦の下地である貫板が漏水腐食していたことが起因となり、釘が飛び出てしまった現場の修理工事です。

部分的に修理する事も可能ですが、他の部分も同様に経年しているため、全体的に取り直す判断をお施主様にして頂きました。

棟瓦は雨漏りリスクが高く、大きな地震などでも影響の出やすい箇所！
今回の取り直しのタイミングで、耐震性の高い強化棟に変更させて頂きました。

建築物は、下地+表面建材の構成で作られています。
経年による緩みによる釘抜けなのか？下地不良による物なのか？は表面だけは分かりません。

屋根の不具合を見つけた際には、間違った修理や無駄な出費にならないよう、信頼のおける屋根業者の相談して下さいね(^^♪

それでは！！さっそく耐震性の高い強化棟への取り直し工事に入ります！

古くなった土台漆喰は、手でむしり取りながら解体！
土台漆喰は半永久的ではありませんよ～。。。20年程度で交換してあげると屋根を健康に保てます(^o^)／

東日本大震災以降！棟瓦の取り直しと言えば、この強化棟金具を使用した棟の取り直し。

地震大国日本！一手間加える事で耐震性が向上するなら、行わない手はありません(^^♪

樹脂製垂木は耐水性があり、腐食しない建材です。
以前は木製の下地が主でしたが、昨今は樹脂製下地を使う事が多くなりました。

時代は流れて進化を遂げています！良い物であれば、どんどん取り入れるのが街の屋根やさんなんです(^^♪

今回使用した南蛮漆喰であるシルガードは、特殊シリコンや防水材が配合され、通常の漆喰と比べて防水性や耐久性の高い漆喰です。

乾燥すると水を吸わない建材なので、継ぎ目である棟部と相性抜群なんです(^^♪

回転させながらネジ状に留め付けるビス！下地も強固なので、手で揺すってもビクともしません(^o^)／

棟は、屋根の最上部にあり、一階よりも二階の方が地震や強風の影響を受けます。

職人が入るタイミングは早々ありません！同時に行うのがベストです(^o^)／

漆喰は取り直したので美観が向上し、更に耐震性も向上しているのが、今現場の工事(^o^)／

美観も大切ですが、機能性はもっと大切です！
棟のメンテナンスや漆喰メンテナンスをお考えの方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

瓦屋根は、瓦自体はメンテナンスの必要がなくとも、棟瓦の漆喰は定期的なメンテナンスが必要です。
漆喰メンテナンスのタイミングは、棟を耐震性を向上させる絶好のタイミングでもあります。

費用感・機能性・耐久性などを総合し、判断してみるのも良いのではないでしょうか。

街の屋根やさん水戸店は、瓦屋根に限らず、化粧スレート・金属屋根などなど、全種類の屋根材を取扱う屋根専門店です。屋根の事なら大小にかかわらず気軽にご相談くださいね(^^♪

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