みなさまこんにちは。街の屋根やさん広島店です！
いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^^)

安芸区で、築25年の戸建て住宅の調査へお伺いしました。
スレート屋根とサイディング外壁の調査の様子や劣化の状態などご覧ください。

街の屋根やさん広島店ではお住まいの状態に合わせた最適なリフォーム工事をご提案いたします。
どんなお悩みがある方でもお客様のご要望にできるだけお応えできるよう心掛けております。
お気軽にお問い合わせください。

『街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！』

スレート屋根ってどんな屋根？

スレート屋根はセメント素材を薄くし、平たく固めている屋根材になります。

素材の主成分がセメントなので、スレート屋根自体には雨水を防ぐ防水性はありません。
上から塗装をし保護する必要があります。

◆スレート屋根の特徴

・軽量で耐震性に優れる
➡建物全体への負担が少なく、耐震性が高くなる。
・施工が比較的簡単
・デザイン性が豊富

ただし、定期的な塗装やメンテナンスが必須で、耐用年数が近づくと様々な劣化症状が見られます。
安芸区の現場写真を元に劣化症状をご紹介していきます！

スレート屋根の調査

色褪せ

屋根全体に紫外線や雨風の影響による色褪せが見られました。

スレート屋根の住宅では、築年数が経過すると「色が薄くなってきた」「ムラが目立つ」と言った色褪せが見られることがあります。

屋根全体が白っぽく見える、ムラが出て斑点のように色が抜けているといった症状が見られる場合は、防水性能が落ちているサインです！

浮きや割れ

屋根材の浮きや割れなどが見られます。
これは、屋根の劣化がさらに進行しているサインです。

経年劣化で塗装が剥がれてしまうと屋根の防水性は失われてしまいます。

防水性が無くなくなると、雨水はダイレクトにスレートに吸収されてしまいます。
雨水の乾燥や吸収を繰り返していくうちにスレートはひび割れや浮きを起こしてしまいます。

放置すると雨漏りや屋根材の脱落といったトラブルに繋がる恐れがあります💦

詳しくは下記のコンテンツをご覧ください。

【スレートの欠けや割れは補修が必要？レベル別補修方法】

板金部の劣化

次に屋根の板金部分を見ていきます。

スレート屋根の棟部分には板金が設置されています。
※棟は屋根の１番高い部分。屋根の面と面とが合わさる場所になります。

屋根の内部に雨水が入り込まないように板金を被せています。

板金の釘が浮いていたり、すき間を埋めているコーキングが切れている部分がありました。
板金を固定してる釘が浮いていたり、抜けてしまったままにしておくと、台風や強風で板金が飛んで行ってしまうことがあります。

棟板金の劣化も注意が必要です。

スレート屋根は劣化の症状が悪くなると塗装でのメンテナンスができなくなる可能性もあります。
葺き替えなど大掛かりな工事になることもあります。

早めのメンテナンスが大切です！

サイディング外壁の調査

次に外壁の調査を行います。

外壁を触ると白い粉が手に付きました。
これはチョーキング現象と呼ばれる劣化の症状になります。

外壁塗装に使っている塗料の成分の中の顔料が紫外線や雨水の影響で分離してしまい、外壁表面にチョークの粉のようになり現れます。

チョーキング現象はメンテナンスのサインになります。

1階部分の外壁になります。コケが生えている場所がありました。

外壁の日当たりのいい場所は色褪せが目立ってしまいますが、反対に日当たりが悪い場所は湿気が溜まりやすくコケやカビが発生してしまうことがあります。

そして１階、２階とも目地(外壁ボード同士の間)のコーキングも劣化していました。
ひび割れたコーキングのすき間から雨水が入り込まないよう、早めの補修をおすすめいたします。

これで調査は終了になります。

調査の結果

【屋根】

屋根全体の色褪せ・塗膜の劣化が進行、スレート材の浮きやズレが見られました。
築25年ということもあり、塗装によるメンテナンスでは根本的な耐久性の回復は難しい状態と言えます。

再塗装ではなく、長期的な安心・安全のためにもカバー工法をご提案しさせていただきました。
➡既存のスレート屋根の上から新しい屋根材を施工することで、工期短縮、費用を抑えることができます。

【外壁】

15年程の前に、外壁塗装されていますが、再塗装のタイミングが近づいている状態です。
サイディング外壁は、適切なメンテナンスを行うことで30年以上の耐用年数が期待できますが、塗装やコーキングの寿命は10～15年が目安です。

安芸区の現場では、前回の塗装から15年経過していることで、外観や機能面で再塗装やコーキング補修が必要な状態と言えます。