こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。

今回は、知多郡美浜町にある屋外施設において、屋根のポリカーボネート（ポリカ）波板が劣化して雨漏りが起こっており、その修理のために行った現場調査の内容をご紹介いたします。

今回の工事は、海の近くにある屋外施設の屋根に使用しているポリカ波板の雨漏り修理のご相談をいただいたことがきっかけとなります。

屋外にある1000㎡近い商業施設なので、弊社で行ったなかで最も大きなポリカ張替え工事となりました。

ポリカーボネート（ポリカ）波板屋根の劣化状況

今回、工事を行う現場となるのは、海の近くにある屋外の商業施設です。

そのため、非常に風が強く日差しも強烈なので、激しく劣化している状況にありました。

そもそもポリカ波板とは、プラスチックの一種であるポリカーボネート素材でつくられた波板のことをいいます。

同じ樹脂製の塩ビ波板などと比べても、非常に耐久性が優れていることが大きな特徴で、期待耐用年数は10年程度といわれています。

また、非常に使い勝手がよく、ベランダや倉庫の屋根などあらゆるシーンで使われている材料なので、誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか。

屋根に設置しているポリカ波板には、劣化による反りや割れなどが見られ、これらの症状が雨漏りにつながっていると考えられます。

ポリカ波板は、耐久性に優れるとはいえ、紫外線の影響を受けて劣化します。

劣化が進行すると、変色したり、あるいは本来有している柔軟性が損なわれて変形や割れを引き起こしたりするようになるのです。

そのため、今回のように、海の近くで紫外線の影響を大きく受け、さらに強い風にあおられる環境にあると、劣化から反りや割れなどが生じ、雨漏りの症状につながることがあります。

今回の現場調査では、屋根仕上げのポリカ波板に紫外線や風などの影響による反りや割れなどの劣化症状が見られ、これが雨漏りの原因となっていることが確認できました。

よって、ポリカ波板の張り替えによる修復を図っていきます。

なお、この工事の様子は、次回のブログにてご紹介したいと思いますので、ぜひご覧ください。