堺市美原区より台風被害｜飛来物の衝撃で天窓（トップライト）のアクリルカバーが割れた屋根調査
更新日：2023年9月26日
木部は水に濡れた状態だった為、徐々に腐食し四隅に割れが起っていました。
天窓のアクリルカバーが割れた事で、雨水が内部に侵入し雨漏りが起ってしまったと考えられます。
こちらの天窓は、部屋に日光を取り入れる明り取りで使用されており、カバーが屋外と室内側に取付けられていました。
それでは屋根に上がって、天窓の状態を詳しく調査して行きます。
▶天窓の雨漏りはどうしたら？修理か交換か？事例を紹介
飛来物が当たって割れた天窓のアクリルカバーです。
割れた欠片が少し残っているだけで、あとは割れています。
取付カバーの割れを見ても、暴風で飛んできた飛来物の衝撃の大きさが分かりますよね。
アクリルカバーは長期的に紫外線に当たると、少しずつ硬化が進行するので、外部の衝撃で割れやすくなります。
割れた欠片が少し残っているだけで、あとは割れています。
取付カバーの割れを見ても、暴風で飛んできた飛来物の衝撃の大きさが分かりますよね。
アクリルカバーは長期的に紫外線に当たると、少しずつ硬化が進行するので、外部の衝撃で割れやすくなります。
暴風に煽られてアクリルカバーが動くと、取付ビスも一緒に動き、この様にビスの緩みが起ってしまいます。
突風などが吹くと、明り取りで取付けられているもう１枚のカバーが飛散する可能性があります。
天窓周辺の雨漏りは、アクリルカバーにできた隙間から雨水が浸入した事が原因と考えられます。
雨水の浸透で湿気が溜まり、クロスの剥がれや水に弱い木材などは腐食し割れてしまう場合があります。
雨水を防ぐ防水機能として取付けられている板金にも、隙間ができて雨水が入りやすくなっていました。
また、板金に施されている塗装も剥がれ所々に変色やサビが見られ、天窓カバー交換と一緒に板金も取替えが必要です。
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