更新日：2023年09月11日

　江戸川区南小岩にお住まいのお客様より屋根調査のお問い合わせをいただきました。お話をお聞きすると、近所で工事を行っているという工事業者の方に棟板金がバタバタしていて危ないとご指摘を受け屋根の状態が心配となり点検を行ってもらえる会社をお探しになられていたそうです。

現地調査

　現地調査の様子になります。屋根の調査方法は屋根に上る方法とドローンで調査を行う方法があります。2階建て以内の梯子が掛けられるスペースのある建物の場合は、屋根勾配が急であったり耐久性の低い屋根材が使用されていない限りは梯子での調査を行います。3階建てでもベランダから屋根に上がれる場合は、実際に屋根に上がり調査を実施致します。3階建て以上の建物は、梯子が屋根に届きませんのでドローンでの調査を行う場合が多くあります。

　指摘のあった棟板金の調査を行うと、現状棟板金が外れてしまっているといった症状は見られませんでした。しかし、棟板金を下地の貫板に固定している釘が複数箇所抜けており板金の固定力が低下しておりました。この状態ですと棟板金が風の影響を受けやすくなり、強風の際に飛散してしまうリスクが高まってしまいます。

　以前屋根塗装工事を実施されているスレート屋根ですが、前回のメンテナンスより10年以上経過している事もあり全体的に塗料の色褪せが発生しておりました。屋根は日中紫外線によるダメージが多く外壁と比べ塗料への負担が大きい箇所になります。したがって塗料の劣化も早いと言われておりますので使用塗料にもよりますが10年を目安にメンテナンスが必要となります。また、塗装が剥がれてしまいスレートのモルタルが露出している箇所がありました。モルタルは水分を吸収しやすい素材なので、このままではスレートが水分を含んでしまい劣化を進行させる原因となります。屋根は日中紫外線によるダメージが多く外壁と比べ塗料への負担が大きい箇所になります。したがって塗料の劣化も早いと言われておりますので使用塗料にもよりますが10年を目安にメンテナンスが必要となります。

　上記の症状をお客様にご報告したところ今回も塗装でのメンテナンスをご希望されましたので屋根塗装工事のご提案を行いました。 屋根塗装工事の費用は税別378,000円より承っております。使用材料によっても金額が異なりますので詳しくはお問い合わせ下さい。