更新日：2023年08月17日

　屋根リフォームには、様々な方法があります。中でも一番頻度が高く、経験のある方が一番多いのが「屋根塗装」だと思いますが、なぜ屋根塗装が必要なのかお分かりの方はいるでしょうか。わかりやすいところで、住まいの外観を変えられる点が挙げられますが、決してそれだけではありません。
　今回は、屋根塗装の重要性や塗料の選び方をご紹介します。

屋根塗装の重要性

　屋根塗装は、お住まいの外観を美しく保つだけでなく、屋根の劣化を防ぎ、雨漏りや腐食を防止するために非常に重要です。屋根は紫外線や気候の影響を受けやすく、特に台風などの自然災害による被害も多いため、定期的なメンテナンスが欠かせません。屋根塗装は、屋根材の耐久性を維持するために比較的安価な方法であり、外観の美しさを取り戻すだけでなく、お住まいを長く保つためにも必要です。塗装が劣化した状態が続くと、屋根材のひび割れや錆、苔の繁殖といった症状が出始めて、やがては雨漏りが起こってしまいますので、できる限り被害が起こる前に点検・メンテナンスされることをおすすめします。

 

塗料の選び方

　屋根塗装に用いる塗料は、様々なメーカーからたくさんの製品が販売されています。そのため、カタログを見てもどれを選べばいいかわからないといったご相談も良くいただきます。塗料を選ぶ際は、塗料の性能に注目してみましょう。多くの方はまず、何色にするか？というところから検討されると思いますが、塗料の機能までしっかりと考えている方はあまり多くありません。基本的な性能部分では、やはり耐久性・耐用年数が気になる部分ですが、それ以外にも、汚れに強い塗料や室内温度の上昇を防いでくれる遮熱塗料や断熱塗料など、近年の科学技術の進歩によって付加機能を備えた製品がたくさんあります。

 

　お住まいの立地や周囲の環境、ご自身がどういった部分を重視するか、ということを考えて住まいに合った塗料を選びましょう。塗料選びに悩んでいる、屋根の状態が気になるといった方はご相談のみでもOKですのでぜひ一度、街の屋根やさんへご相談ください。