更新日：2023年08月16日

塩ビシート防水とは？

塩ビシート防水は、屋上やベランダなどの防水工事に使用される方法です。この防水方法は、ゴムシート防水と比べて耐用年数が長く、10年から20年程度の寿命が期待できます。塩ビのシート防水の料金は税込3,500～7,500/㎡ほどです。ゴムシートより料金は割高になってしまいますが、その分耐用年数も長くなります。屋上や陸屋根は、熱や紫外線、雨などの影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

ですが、多くの人が屋上のメンテナンスを怠っていることがあります。屋上の防水が劣化すると、雨水が建物内部に浸入し、建物自体にも深刻な被害をもたらす可能性があります！定期的に点検を行い、雨漏りが起こる前のメンテナンスを心がけましょう！私達、街の屋根やさんでは無料点検を行っておりますので、お気軽にご相談ください！

シート防水のリスクとメンテナンス時期の目安

シート防水のどのような状態が雨漏りに繋がってしまうのでしょうか？
紫外線による経年劣化や可逆剤の気化による塩ビシートそのものの劣化、飛来物による衝撃や鳥害、防水シートの結合部分にできた隙間などが挙げられます。

10年～20年程度と耐用年数が長めの塩ビシートでも、時間の流れとともに様々な劣化症状が見られるようになります。シートの膨れや破れが見られ始めたら要注意です。また、シート結合部や端部の剥がれ、浮きや捲れもシートの密着性が失われているため、隙間から雨水の侵入を許してしまうと天井からの雨漏りに繋がってしまいます。屋上に水が溜まっていると、排水がうまく行われていない証拠ですので、専門業者に依頼しメンテナンスを行うことをお勧めいたします。

どんなメンテナンス方法がある？

傷み具合の状態によって、部分補修で済む場合や全面的に防水工事をやり直す必要がある場合など様々です。シートの膨れや剥がれ、破れには脱気筒から水蒸気を逃がしたり、パッチ処理で破れた箇所を覆うという対処法がございます。また、結合部や端部のシートの剥がれは部分的な接着や熱溶着により対処することができます。

また、耐用年数が近づいている場合は、建物への負担やお客様の不安も少なくて済む全面防水をお勧めします。シート防水の全面防水の事例はこちらからご覧いただけます。

何事も、大規模な修繕にはかなりのコストが掛かってしまいます。ですが、早めの点検やメンテナンスを行うことでコストパフォーマンスの良いメンテナンスを実現できるのです！街の屋根やさんは、屋根の専門家です。お客様のお住まいに合ったメンテナンスをご提案いたしますので、お気軽にお問合せください！