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名古屋市名東区にて苔が発生してしまったスレート屋根を無料点検
更新日：2022年2月19日
屋根に苔が大量に発生してしまったスレート屋根の
無料点検を実施しました。
今回のお問い合わせ内容は・・・
「屋根が一面だけ黄色になっている。
どうなっているのかわからないから一度見てほしい」
との事でした。
スレート屋根とは・・・
セメントに繊維状のものを混ぜ込み、
薄く加工したものになります。
費用的にも安価で提供されることが多く、
いろんな住宅に使われています。
そんなスレート屋根ですが、
経年劣化が進行していくと様々な劣化症状が出てきます。
経年劣化の主な症状としては、
・割れやヒビの発生
・苔やカビの繁殖
・もの自体の劣化による反り
・棟板金の浮きやめくれ
などです。
今回はその中でも、苔と棟板金について
お話ししていきます。
実際の点検はこちらの通りに進めていきます！！
スレート屋根のチェックポイント
スレート屋根とはこういった形の屋根の事をさしています。
厚さが約4～5mm
横幅が910mm
となっています。
このサイズの中で様々な形状があります。
劣化の状況は・・・
こちらの写真が苔の写真になります。
この苔の原因が、新築時にスレート自体に塗装されていた塗膜が劣化すると粉状になり、その粉状のものが雨などの水分を含み、ずっと濡れてしまっていると苔が発生してしまいます。
これはカビの発生原因にもなります。
しかし、苔やカビが発生するのは基本的に日が当たりにくい側なため、防ぐ事もできないです。
対策としては、屋根塗装工事を行いましょう。
塗装工事について
次は棟板金について
棟板金とは、屋根の山折り部分にある板金の事をさしており、
風災の被害にもよく遭う部分です。
この風災の発生原因は・・・
棟板金を止めている釘の浮きやはずれです。
棟板金は、中に貫板というものが設置されており、
その貫板に板金が止められています。
この貫板は木材を使用しており、
どうしても経年劣化によって釘が利かなくなる事があります。
その時に台風などの強い風を受けると、
棟板金の飛散になります。
対策方法は、棟板金の交換工事か屋根重ね葺き、屋根葺き替え工事が
必要になります。
余談として、谷板金にはステンレス製のものが
使われている為、劣化もしにくく雨漏りもありません！！！
今回はここまで！！！
スレート屋根は経年劣化が進行すると、
屋根無料点検を行う際はかなり危険です。
屋根の事は屋根やさんに！！！
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