ホーム > 東海村で金属トタン屋根の雨漏りが発生!鼻隠し板や軒天にも被害…
東海村で金属トタン屋根の雨漏りが発生!鼻隠し板や軒天にも被害
更新日:2022年2月20日
東海村のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、トタン屋根の雨漏り調査の様子をご紹介します。
このお住まいは貸家で、建てられてから35年間メンテナンスを行っていなかったとのことです。
金属屋根のメンテナンスを行うことなく放置しておくと、どのようになるのでしょうか(・・?)
何となくご想像されているかと思いますが、ゆっくりご覧ください。
事の発端は、リビングの天井に設置された照明器具であるシーリングライトに、水が溜まっていたところから始まります。
今回の現場は借家住宅なのですが、雨漏りに気づいた店子さんが大家さんに相談され、雨漏り調査の依頼をいただきました。
シーリングライト
天井材の様子
室内を確認すると、雨漏りが発生したシーリングライトに水が溜まっていた痕跡があります。
また、周りの天井クロスにもカビと思われる黒ずみが発生していました。
おそらく、目視で確認できている範囲は一部で、天井裏では広範囲に雨漏りが発生している物と推測します。
雨漏りもさることながら、カビはカビ臭を発し、胞子となって飛散する事さえ考えられます。
こちらの住居には、小さなお子様もお住いなので、アレルギーなどの心配もあります(>_<)
早急に、最善の対策を講じるべく、原因の追究を行っていきます!
雨漏りが発生している上部にあたる
屋根に上ってみました!
写真中央の棟付近が、丁度シーリングライトの上あたりになります。
屋根は瓦棒葺きの立葺き金属屋根(トタン屋根)ですが、茶色い錆色が方々に確認できます。
金属系の屋根は、漏水に強い建材ですが弱点もあり、錆が発生しやすい金属の性質から、メンテナンスを怠ると錆によって朽ち果ててしまう建材でもあります。
オーナー様にお話を伺うと、この住宅は築35年で、今まで一度もメンテナンスらしいメンテナンスは行っていなかったとの事です。
棟の中間部分の様子
トタン屋根などの金属屋根は、瓦屋根のようにひび割れは生じないものの、その代わりに錆び止めを考慮した定期的な塗装が必要な屋根材です。
このお住まいのような金属たて葺きの屋根は雨水の流れがよく、本来は雨漏りに強い屋根です。
しかしながら、さすがにノーメンテナンスでは雨漏りを防ぐことはできません( ;∀;)
トタン屋根の錆のほかにも、経年による劣化や傷みが数多く見受けられました。
棟板金が変形を起こし、開口部が大きくなっています。
また、棟板金の釘が浮いて押さえる力を失っており、手で簡単に持ち上がってしまいました(^_^;)
店子さんからの情報では、風が強い日にはバタバタと音がしてかなり煩いとのことです。
もちろん、ここからも雨水が浸入する為、雨漏りの起因の一つになってしまっています。
そして屋根から起こった雨漏りは軒先でも発生しており、軒天の破損へと繋がっていました。
これが、雨漏りの怖いところです。
雨漏りは人の手が加わらない事には改善してくれず、放置時間に比例して他の部位にまで被害を広げます。
当店でも、軒天の不具合相談を数多く頂きますが、その殆どで屋根の不具合が起因しています。
今記事をご覧の方は、軒天の不具合や雨漏りを疑ったら早急に屋根業者に相談して下さいね。
屋根の妻側の端をケラバといいますが、このケラバ部分の屋根材もめくれ上がっていました。
この様な捲れは、雨漏りの原因になるだけでなく、ここに突風が吹き込むと捲れが進行してしまい台風などの強風時には耐えられないリスクさえあります。
侮れない症状の一つです( ;∀;)
鼻隠し板(はなかくしいた)
破風板(はふいた)
この部分は、軒先側の通常は雨樋が取り付けらている鼻隠し板部分です。
本来は、屋根材と鼻隠し板に隙間があってはいけませんが、屋根からの雨漏りによって木製の鼻隠し板が漏水して脱落してしまっていました。
この状態では、雨樋も勿論機能せず、雨の吹込みにより症状は更に悪化してしまいます。
屋根を健康な状態に改善するのは、屋根材だけではなく、この部分には手を加える必要があります。
お住まいは、適切な時期にメンテナンスを行うことで長持ちする物ですが、同時にメンテナンス費用は必要です。
私は、いままで沢山の住宅を実際に調査してきましたが、やはりお施主様のメンテナンス度合いによって、症状の重軽度もメンテナンス費用も大きく変わります。
屋根は、築後30年が大きなメンテナンスの節目です!
今までのメンテナンス次第で、この節目に掛かる費用が大きく変化してしまいます(>_<)
早め早めの修繕を心がけたいですね。
屋根の葺き替え工事・鼻隠し板や軒天の改修工事も必要です。
今回の現場は、破風板・鼻隠し板・軒天などへの雨漏りも、屋根からの漏水が原因となっています。
築年数を鑑みても、部分的に修繕を行っても雨漏りは間違いなく再発します。
今までのメンテナンス次第では、屋根工事費用を軽減するカバー工法が行える屋根材でしたが、これだけ症状が進行してしまっていると、残念ながらカバー工法では対応できません。
オーナー様に調査結果をお伝えし、屋根葺き替え工事・破風板改修・軒天改修工事の内容で、お見積書を提出させて頂く事になりました。
今回の調査結果はいかがでしたでしょうか?
トタン屋根をはじめとする金属屋根や鼻隠し板・破風板などの建材は、定期的なメンテナンスを行うことで、交換することなく何年も使い続けることができます。
また、雨漏りにより建物内部の建材が傷んでいると、更に大掛かりな修繕になることも・・・
雨漏りの放置はホント恐ろしいです(><)
生活している中で、少しでも「何か変?」と感じたら、お気軽に街の屋根やさん水戸店にご相談ください。
経験豊富な屋根のプロが診断を行い、最良のアドバイスをさせていただきます\(^o^)/
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。