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貝塚市の軒天張替えでケイ酸カルシウム板を張り塗装しました!
貝塚市 破風板・軒天部分補修
【工事のきっかけ】
貝塚市にお住いのN様より「ベランダの
軒天
(のきてん)が落ちてしまったんです」という
ご相談をいただき、軒天張替えと軒天塗装工事を行いました。
ベランダの軒天はモルタル仕上げで、ドレン(排水口
)の周りのモルタルが割れて落ちている状態でした。
「他の軒天も落ちないか心配で・・・」とのことで、重いモルタルを撤去して
軽いケイカル板(ケイ酸カルシウム板
)
に張り替えることになりました。
また、ベランダのタイル壁を撤去して金属サイディングに張り替えたり、
防水工事や外構工事も行っています。
基本情報
- 施工内容:破風板・軒天部分補修
- 施工期間:10日間
- 築年数:約35年
- 施工費用:足場費用・・約15万円 軒天張替え(撤去・処分費・養生含む)・・約35万円 軒天塗装・・約9.8万円 それぞれ税込み
- 使用材料:野縁材、ケイ酸カルシウム板、シーラー、ケンエース、変成シリコン
貝塚市N様邸で行った軒天張替えと軒天塗装の様子を施工事例でご紹介します。
軒天のモルタルが割れて落下したことがきっかけで街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。
※
軒天とは、外壁よりも外側に飛び出した屋根の裏面のことで、「軒天井」「軒裏」「軒裏天井」とも呼ばれています。
☆まずは「軒天の役割り」についてご説明させていただきます。
貝塚市N様邸のベランダの
軒天はモルタルを塗った仕上げで、ドレン(排水口
)
周りの
軒天の
モルタルが割れて落下してしまい、心配されてご相談をいただきました。
N様邸のベランダのモルタル
が落ちた
原因は?
1.ベランダの防水の劣化
2.ベランダのドレンの劣化
3.ベランダのタイル壁の目地やひび割れ
から雨水が浸入した
上記の理由でベランダ内部に雨水が浸入し、モルタルの下地が濡れて劣化が進みモルタルの
密着力が低下して落下したという見解です。
「他の部分も落ちてきたら危ないので、できれば撤去して軽い板を張ってほしいなぁ」奥様のご希望でした。
ご相談の結果、軒天のモルタルをすべて撤去して軽くて不燃性のあるケイ酸カルシウム板に張替え、塗装して仕上げることになりました。
また、ベランダのタイル壁も重量があり、剥がれて落下することを心配されていましたし、タイル壁の目地から雨水が染み込んでいたので、耐久性を向上させるために金属サイディングに張り替えます。
☆それでは、貝塚市N様邸の軒天張替え工事の様子を一緒に見ていきましょう!
1階の
軒天の修理は、部分的な修理の場合脚立で
作業が
できますが、N様邸はモルタルをすべて撤去したりケイ酸カルシウム板を張ったり、塗装も行うので、足場を設置しました。また、ベランダの壁の張替工事でもこの足場を利用します。
足場があると、作業性が良くなり、品質のいい工事を行うことができます。
モルタルを解体する際にはホコリが舞うので飛散防止のメッシュシートを取付けました。
【関連記事】
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一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
軒天のモルタルを解体する時には、電動工具で割って解体するので下に設置されている窓ガラスが割れたり、外壁を傷つける危険性があります。
そのため、合板を立て掛けて養生してから作業を始めました。
建築工事での養生とは、工事箇所や周囲を汚したり傷付けないように保護する作業のことです。
塗装工事でも、塗料が周りにつかないようにシートを張る養生作業がつきものです。
足場を設置して周囲を養生した後、いよいよ解体作業開始です!
解体作業は解体専門の職人が行いました。
電動工具を使ってモルタルを細かく割って解体していきます。
解体作業には危険がつきものなので、ヘルメットを着用して周囲に気を配りながら作業を進めました。
モルタルを撤去した後、下地の板もすべて取り除きます。
この下地はモルタルを塗るための下地です。
N様邸はこの工事でケイ酸カルシウム板に張替えるので、ケイ酸カルシウム板を張るための下地に交換しないといけません。
軒天撤去完了後
にベランダのタイル壁
も解体・撤去しました。
分厚いタイル壁がどんどん撤去されていきます!
ベランダの壁の内側はモルタル仕上げですが、そのモルタルも撤去して金属サイディングに張り替える工事を行います。
写真を見ていただくと、軒天やベランダの壁に荷がかかっていたことが分かりますね・・。
N様邸は重量鉄骨造なので、構造部分は頑丈ですが、今回のように仕上げのモルタルが落下することもあるのです。
大切なお住いの寿命を延ばすために定期的な点検とメンテナンスがをお勧めします。
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➡ 知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版
軒天とベランダの壁の解体が終わりました。
N様邸は重量鉄骨造でベランダも鉄骨の構造です。
丈夫な建物に負けないよう、耐久性のある仕上がりを目指して軒天とベランダの壁を復旧していきます。
軒天を撤去した後、ケイ酸カルシウム板を張るための下地を設置していきます。
この作業は大工が行いました。
軒天の周りに角材を固定して、そこに一定間隔で下地を固定していきます。
各下地を設置しました!(軒天に物を固定する際の注意点)
「ベランダの下で洗濯物を干したいので、竿受け金具を取付けてもらえますか?」
とのご相談があり、工事の最後に取り付けることになりました。
濡れた洗濯物は重量があるため、しっかりと支えることができるように専用の
下地を仕込んでおかないといけません。他にも照明器具や雨樋(雨どい
)
を取付けるための下地も設置しています。
☆
軒天に何かを固定する際は、重量などを踏まえて下地を設置しないと支えきれず落下する危険性があるので注意しましょう!
竿受け金具を取り付ける位置を決め、下地を2カ所設置しました。
軒天の照明器具を交換するので、新たに下地を設置しました。
下地を設置した後、ケイ酸カルシウム板を張っていきます。
まずはケイ酸カルシウム板の特徴などをご説明させていただきます。
下地設置完了後、ケイ酸カルシウム板を張りました。
ケイ酸カルシウム板の厚みが薄いと割れやすくなってしまうので、使う場所や用途によって適切な厚みのものを使用しないといけません。
ケイ酸カルシウム板の厚み
は4mm~70mmまであります。
軒天の端から端までケイ酸カルシウム板を張りました。
軒天には照明器具を2カ所取付けるので、穴を開けて配線を出しています。
ドレンの配管も軒天から出しました。
この工事でベランダに
改修用のドレンを取付けますが、配管は再利用です。
屋外で
ケイ酸カルシウム板を使用する場合には、性能を長く保つ
ためにも
塗装が不可欠です。
ケイ酸カルシウム板は腐食に強いですが、材料を圧縮して作られているので劣化が進むと表面が削られたり剥がれやすくなります。そういった劣化症状を抑えて長持ちさせるためにも塗装して仕上げていきます!
塗装を行う前に軒天の下の窓や外壁、地面などにシートをかけて養生しました。
塗装中に塗料が垂れて周囲につくのを防ぐため、全体的にシートで覆いました。このようにきちんと養生していても、養生を外すと塗料が付いていることがあります。塗装完了後に点検して飛散した塗料はきれいに取り除きます。
軒天を塗装する前に、ケイ酸カルシウム板の継ぎ目を塗装用のパテで補修しました。
軒天にはケイ酸カルシウム板を並べて張っているので、継ぎ目がたくさんあります。
継ぎ目部分は凹んでいるため、そのまま塗装するととても目立ってしまうので、パテを詰めて平らに補修してから塗装しました。
※パテとは段差や穴、隙間を埋める補修材のことです
継ぎ目にパテを塗ってヘラで押さえて周囲に馴染ませます。
軒天回りの取り合いには変成
シリコン(コーキング・防水材
)
を充填して隙間を埋めて防水しました。
変成シリコンを充填しておくと、取り合い部分から雨水が浸入するのを防ぐことができますし、隙間が塞がった状態で塗装できるので美観性も向上します。
変成シリコンとはコーキングの種類のことで、大きな特徴は「上から塗装できる」ということです。
普通のシリコンは上に塗装できないので、外部で使用する時は変成シリコンを選びましょう。
【コーキングについて詳しくはこちら】
➡
屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
まずはシーラーという下塗り塗料を使って下地を調整します。
シーラーは下地を固めて塗料の吸い込みを抑える効果があります。
ケイ酸カルシウム板は圧縮材で粉を吹いているので下地を固めて塗料がのりやすくなるように調整しました。
また、シーラーは接着効果も兼ね備えていますので、この上に塗る塗料(ケンエース
)
をよりしっかりと密着
させ、剥がれにくくなります。
軒天塗装で使用するのは日本ペイントの「ケンエースG-Ⅱ
」です。
ケンエースG-Ⅱ
の特徴は?
ケンエースG-Ⅱは、素材への浸透力がよく、作業性も良好です。
耐久性・
耐水性・
付着性
に優れていて、
防カビ・シミ止め
、
ヤニ止め
効果がある塗料です。
ケンエースをローラーにつけて中塗りしました。
塗装工事は一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3工程に分けて塗装します。下塗りで塗装面を整えて、中塗り・上塗りで着色して塗料の性能を加えていきます。
色は数種類の中からお選びいただくことができますが、軒天の下が明るく見えるように白で塗装しました。
中塗りの塗膜を乾かしてから上塗りして仕上げました!
どんなにいい塗料で塗装しても、塗膜に厚みがないとその性能を
活かすことができません。中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りすると、塗膜が二重になるので厚みをつけることができます。
屋根や外壁塗装でも中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りすることがポイントとなります。
軒天塗装後、新しい照明器具を取付けました。
照明器具の取付などの電気工事は電気専門の職人が作業します。
街の屋根やさん岸和田店は、屋根工事、防水工事、内装工事、雨樋工事など、それぞれ専門の職人が作業を行ないますので安心してお任せくださいね!
竿受け金具も取付けました。
予め丈夫な下地を設置したので、重い洗濯物を干してもしっかりと支えてくれます。今後は、ウッドデッキの設置もご検討されているので、お庭を活用できそうですね!
軒天張替えおよび塗装工事完了です!
軒天張替えや軒天塗装について参考になりましたか?
この記事を読んでいただいて、ご不明な点、気になることがありましたら、きちんとご説明させていただきますので、
街の屋根やさん岸和田店0120-169-747(フリーダイヤル)にご連絡下さいね(*^-^*)
N様邸はこの工事でブロック塀の撤去や外構の土間打ち、ベランダの壁の張り替えなども行いました。
外構工事を行いイメージチェンジしたビフォーアフターをご覧ください!
工事前の外観です。
道路との境界にブロック塀があり、お庭には植物を植えられていました。ブロック塀とお庭を
解体してコンクリートで土間を打ち、オープン外構にしたいとのご希望です。
工事後の外観です。
ブロック塀とお庭を撤去してコンクリートを打って舗装しました!
ベランダの壁のタイルも金属サイディングに張り替えておしゃれな外観になりましたね(*^-^*)
N様邸の工事の様子は現場ブログで順番にご紹介しています。
たくさんありますが、
下記のリンクよりご覧になって下さいね(*^-^*)
軒天の張り替えや塗装も街の屋根やさん岸和田店にお任せください
軒天が落下したり、剥がれたり、雨染みが付いてお困りの方はおられますか?
近年大型の台風が上陸したり突風に見舞われることがあります。地震もいつ襲ってくるか分かりません!
風で軒天が飛ばされたり、
地震で落下するのを防ぐために一度点検してみませんか?ご連絡お待ちしております。
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