熊取町の風で飛ばされたベランダの波板をポリカ波板に張替え！
熊取町
【工事のきっかけ】
熊取町にお住いのK様より「強風でベランダの波板が割れて飛ばされたんです。風が吹くとバタバタ音がするので心配で・・」というご相談をいただき、波板張替え工事を行うことになりました。
屋根に残った波板が風に煽られるたびに「飛ばされて近所に迷惑をかけないか・・」と心配されていたので早急に工事に取り掛かりました！
既存の波板は塩ビ製（塩化ビニール製）で経年で様々な劣化症状が出ていたので、今後安心して使いいただけるように丈夫なポリカ波板（ポリカーボネート製）への張り替えのご提案をさせていただきました。
ビフォーアフター
施工前
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施工後
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基本情報
- 施工期間：1日
- 築年数：約30年
- 施工費用：約8.8万円（税込）
- 使用材料：ポリカ波板（ブロンズ）ポリカフック（ブロンズ）奥行1500 幅5900の範囲
- 保証年数：2年
ご相談をいただいたのは、ベランダの波板です。
強風で波板が3枚割れて飛ばされてしまいました！
写真は下から見たベランダの波板の様子です。
K様はベランダに洗濯物を干すことがなく普段は使っていないそうですが、屋根に残った波板が風でバタついて怖かったそうです。
「飛ばされるだけならいいけど、近所に飛んでいったら迷惑をかけるので・・・」と心配されていました。
【波板についての関連記事】
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既存の波板は塩ビ製（塩化ビニール製）で、経年で著しく変色していました！
塩ビ製の波板は比較的安価で、カッターやハサミでカットでき加工もしやすいので、テラスやカーポート、ちょっとした小屋の屋根などに使用されていました。紫外線の影響で、変色して割れやすくなってしまうので、こまめに張り替えるという方には向いていますが、長期に渡って使いたいという方にはあまりお勧めしていません。塩ビ製の波板は劣化すると柔軟性が無くなって物がぶつかったり強い風が吹くと割れてしまうことがあります・・！
今回は、安心してお使いいただけるように耐久性のあるポリカ波板への張り替えでご提案させていただきました。
ポリカ波板はポリカーボネートを波型に加工した建材で、プラスチック素材の波板の中でも性能がトップラスです。
ポリカ波板の特徴は？？
①耐衝撃性に優れている
②耐候性（たいこうせい）が高く寿命が長い
③透明度が高く光を通しますが紫外線は通さない
④加工性が良好
⑤価格と性能のバランスがいい
テラスやカーポート、ベランダ屋根の波板の張替で波板の種類に困った時はポリカ波板を選ぶと間違いがないでしょう。
それでは、熊取町K様邸のベランダの波板張替え工事の様子をご覧ください。
既存の波板を撤去してポリカ波板に張り替えます。
波板を撤去したり張る際は、ベランダの中に梯子を立てて作業することができますが、一番最後の張仕舞い（はりじまい）は外部から梯子を立てないと作業できません。
既存の波板をめくって撤去しました。
塩ビ製の波板は、経年で脆くなるのでめくる際にボロボロに割れてしまうことがあります。めくった波板はまとめて産業廃棄物処分（さんぎょうはいきぶつしょぶん）させていただきます。
めくった波板を見ていただくと、著しく変色していることがよく分かりますね。
このように、塩ビ製の波板は月日とともに紫外線の影響で変色や変形を起こし、見た目が悪くなってしまいます。
既存の波板をめくってから雨樋を掃除しました。
形状にもよりますが、テラスやカーポート、波板屋根の雨樋は波板の下に隠れていることがほとんどです。そのため、波板をめくらないと雨樋の中を確認できないですし、掃除することもできません。
街の屋根やさん岸和田店は、波板張替え工事を行う時には必ず雨樋を確認して掃除させていただいております。
波板は端から順番に重ね代を取って張っていきます。
ご自身で波板を張りたい！というかたは、波板の重ね代に注意してください。
波板の重ね代は、二山半以上とらないと継ぎ目から雨水が漏れてしまいます・・・！
また、ポリカ波板には表と裏が指定されている場合があるので、端に貼っているステッカーで確認してください。
表と裏を逆に張ると、劣化が急速に進んでしまうのでお気をつけ下さい。
また、中には両面耐候処理されている波板もありますので、購入される時にステッカーを確認しましょう。
端から順番に波板を張っていきます。
一番端の張りじまいまではベランダの中で安全に作業することができます。
屋根のサイズに合わせて波板をカットして順番に張り進めました。
ポリカ波板は割れにくい素材ですが、カッターやハサミ、ノコギリでカットすることができ、加工性も良好です。
ここで、波板を固定しているフックについてご説明させていただきます。
本体の素材によって波板を固定する方法が異なり、フックやビス、傘釘、ボルトなどがあります。
K様邸の波板屋根の本体はアルミ製で、フレームの溝にフックを引っ掛けて固定する仕様でした。
写真は波板ビスです。波板ビスは間にゴムのパッキンが付いていて、波板との隙間が密閉されます。パッキンがあるので、風を受けた時に波板がバタつくのを抑える効果があります。フックの長さが合っていないと波板を固定できなかったり、遊び（隙間）ができて波板がバタついてしまいます。
波板に問題がなくてもフックが傷むと風で飛ばされてしまうので、台風の前など、フックが外れていないか確認しましょう。
端から順番に波板を張り進めて、一番差後の張りじまいは外部から梯子を架けて作業しました。
波板は屋根の上からフックで固定しているので、一番最後はベランダの中からは作業ができません。
K様邸は外部に梯子を立てるスペースがありましたが、そのスペースがない場合は足場が必要になることがあります。
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波板張替え完了です！
ポリカ波板
色・・ブロンズ
黄色く変色していた波板を明るく透明度のある波板に張り替えました！
波板の色はブルーやブラウン、透明があります。また、マット調やエンボス加工された波板もありますので、用途に合わせてお選びくださいね！
【熊取町K様邸の現地調査】
➡ 熊取町の強風で飛ばされた塩ビ波板の現地調査！ベランダの波板です！
「風で波板が飛ばされそうで怖かったので、早く工事してくれて助かりました！今度は外壁塗装も考えてるので、その時はまた声をかけさせてもらいますね」
K様より嬉しいお言葉を頂戴しました(*^-^*)
K様の快適な暮らしのお手伝いができて私たちも嬉しく思っています。
またお住いのことでお困りのことがありましたらいつでも駆け付けますのでお気軽にご相談くださいね！
波板が割れてお困りの方はおられますか？
ベランダの波板が飛ばされると、そこから雨水が浸入して傷んでいる箇所から部屋内に雨漏りすることがあるので、波板の不具合はそのままにせずきちんと処置することをお勧めします。
ご相談や点検、お見積りは無料です！
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