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御所市で外壁が浮いて困っているお客様の調査に行ってきました。
更新日:2022年7月21日
みなさんこんにちは。
街の屋根やさん奈良南店
店長の吉本です。
今回は
、御所市
にて外壁が浮いて困っているお客様の調査に行ってきました。
外壁の浮き原因にも様々なので修繕の方法が変わってきます。間違った修繕方法をしてしまっても再度浮いてしまうので入念に調査します。
お客様との
ご挨拶がおわり、さっそく浮いている箇所に案内してもらいまして。。。現場を覗くと。。
部分的に外壁がボコボコに!
中古住宅でこの家を購入され、購入してから
15年ほどこのままの状態だったらしく。
気にはなっていたけど、リフォームまで踏み込めなくてそのままにしてしまっていたみたいでした。
ただ、15年前から状況はほとんど変わっていなくて、捲れが目立って大きくなったわけでもないとのこと
「なんでこんなことになったんでしょ?」と困り顔のお客さん
ここはまた、おうち
店長探偵!の出番ですね。でもなんか語呂悪い、、、
おうち探偵店長の出番です!!!!(ちょっと変わった)
まず、「この裏はお風呂ですか?」
「お風呂です」
「タイルのお風呂ですよね!」
「そうです!でも、購入と同時に浴槽やタイル周りをやり替えてもらいました!」
「それが15年前ですか?築何年くらいですかね
」
「そうです!大体35年程です。
」
ふむふむ。。。。
これは、ありがちのあれです!!!
解説します!!!
まず、お風呂まわりの下地材は、約25年くらい程
前までは
コンクリートブロックが積まれていました。
外側から見て、赤色の斜線の範囲が大体のブロックの設置位置です。
この外壁側
は、コンクリートブロックの上に、モルタルを塗り、塗装しています。
内壁側は、コンクリートブロックに、モルタルでタイルを張り付けています。
一般的な認識があまりないかと思いますが、タイルは防水仕様ではありません!!!
細かく言うと、タイル自身は水を染み込ませないですが、タイルとタイルを繋いでいるモルタルには防水性能は
まったくありません。
ですので
地震などで建物が動き、タイルの目地等がひび割れを起こした場合
そこから水が入ったら壁内に水分が出て行ってしまいます。
内側はお風呂場なので当然水をじゃぶじゃぶ使用しますの
で、
壁内にはひび割れからじゃぶじゃぶ水が入っています。
水分がブロック→左官モルタル→塗膜へとじわじわ侵入していき
それが続いてしまうと、モルタルを脆弱化、外壁の塗膜はぶくぶく
写真の様な状態
になってしまいます。
こういった
ケースは少なくありません。この理由が分からずに表面上だけ修繕してしまうと
またすぐ同じ様な状態になってしまいますので、根本解決が基本です。
上記のようなお話を一通り説明し、おうち探偵店長のお仕事は終わりを迎えようとしていたのですが
反対側もあるんです、、、あっちの方が酷い、、
とお客様の一声
早速反対側へ!!!
おおお。おお、、、、
「じゃあ、こっちはなんでこうなってるんでしょうか。。。」とお客様、、
「ぬぬ、ぬぬぬぬ」
一通りうろうろ、状況確認。。。。
そして、、、、、、整いました!!!!!!!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/
解説していきましょう写真付きで!!!!
まず!基礎のある上部には浮きが見当たりませんでした。
浮いている箇所は、塗膜が下まで塗り下がっています。
これが浮きの原因です!!!!
雨が降ると、地面は雨で塗れてしまいます。
基礎部分は水分を吸収してしまいますので、基礎に塗膜を塗り下げてしまう事は基本的にはダメです。
塗膜の内側に入った水分は塗膜を浸透せず停滞してしまいます。
それが膨れに繋がります。
ですので、今のお家はしっかり基礎が立ち上がっているのです。
その他の要因として、開口部分の中途半端な塗装、横向きになっているひび割れ等が原因でもあります。
基礎を塗ってはいけないという事は、建築屋なら当たり前のように知っている事ですし
ましてや塗装屋さんなら知ってないと塗装屋を語ったらいけないレベル。。。
ということがこの外壁におこっていました。
建物の基礎周りは、塀と違って湿気が溜まりやすい場所にあるので
家の
側面等はてきめんに浮いてきます。
これは絶対にだめです!
今回の改修案としては根本解決として、
お風呂は15年前に交換されており、現在は水
漏れが無いようですので
外壁面の浮いたモルタルを部分的にめくり、新たんにモルタルを塗りますが、
基礎との境目の部分に段をつける水切り部材を施工し、基礎の表面に雨がかかりにくくします。
その少しの配慮で家の耐久性はグンと上がります。
この部材は決して高価ではないですし、手間が大きくかかるわけではありません。
やるやらないは完全に
施工側の提案にかかっているのです!!!!
そういったお客様に
寄り添ったリフォームを弊社はいつも心がけています!!
ご相談、お見積もりは無料ですので、是非お電話下さい!
吉本でした!!!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
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奈良県大和郡山市西町208−1
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