今回は築4年目を迎えられました、新潟市秋葉区のお宅に訪問してきました。

ご相談の内容は、基礎コンクリートにクラックが入ったとのことでした。

基礎クラック部確認

基礎クラックを確認したところ、幅が0.2ｍｍ～0.3ｍｍ程度のヘアークラックが入っていました。

幅が0.3ｍｍ未満、深さ4ｍｍ未満でしたら髪の毛のように細いので「ヘアークラック」と言います。

幅が0.3ｍｍ以上、深さが4ｍｍ以上でしたら構造クラックと言います。クラックの深さや幅が広いと鉄筋まで達している可能性もあり、鉄筋が錆びて地震で建物が倒壊する原因になりますので、絶対に補修が必要です。

今回はヘアークラック程度でしたが、何箇所がありましたので補修をすることになりました。

基礎クラック補修

ヘアークラック箇所にヘラで補修材を埋めていきます。

クラックを埋めることで隙間がなくなるため、幅が広がる可能性が低くなりますが、基礎コンクリートは暑さや寒さ、乾燥によって収縮しますのでどうしてもクラックは入ってしまいます。

埋め終わりましたらカッターで表面をカットします。

最後にサンドペーパーで擦り、工事完了となります。

基礎コンクリートのクラック補修工事は1時間程度で完工しました。

基礎にクラックが入ると不安に思う方が多いと思いますので、ヘアークラックだとしても補修工事を行うことをオススメします。