皆さん、石付き板金という屋根材は知っていますか？

この板金はあまり聞きなれない屋根材だと思いますが、どんな屋根材か想像が付きますか？

石付き板金だと重さがある板金ではないか、雪で一緒に落下してこないかなど心配になるかもしれませんね。

そこで今回は「石付き板金」についてご説明します！

石付き板金とは、ニュージランド発祥でガルバリウム鋼板の表面に石粒が付着させた屋根材になります。

石付きなので雪が滑り落ちにくく雪止め金具の効果もあり、吸音性や耐熱性にも優れていると言われている部材です。

ただ瓦と違って厚みが少し薄くなりますので、瓦屋根から石付き板金に葺き替えすると雨音などが気になる方もいらっしゃると思いますが、瓦よりも軽いため地震が来た際、揺れは小さくなり、軽くなったことで破損が最小限に抑えることが出来ますので、屋根は軽い方が良いと思います！

大体石付き板金は1㎡あたり約7キロと言われ、瓦と比べると約50キロくらい変わりますのでその分揺れや被害が最小限に抑えることが出来るのです。

しかし、石付きということで劣化によって剥がれて、剥がれた石が軒樋に溜まり詰まるといった被害もありますので、1年に1回軒樋の清掃が必要だと言われています。

ただどの屋根材が葺かれていたとしても軒樋は雨水を排水する役割の重要な部分ですので、1年に1回清掃することをオススメします。建物の周りに木々が多い場所でしたら1年に2回清掃を行いましょう。