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福山市でこうもりが浸入する倉庫の屋根カバー工法|メリット・デメリット
【工事のきっかけ】
福山市にお住まいのお客様より、倉庫の屋根についてご相談をいただきました。
「倉庫の隙間からこうもりが侵入してきて困っています。屋根全体も老朽化しているので、一度屋根の調査をしてください。」とのご相談でした。
そして、街の屋根やさん福山店の無料調査をご利用いただきました。
屋根調査を行った結果、
・こうもりが侵入する箇所を確認
・大波スレートの老朽化
・庇(ひさし)の老朽化
・雨樋(あまどい)のゆがみ等
がみられました。
こうもりの侵入箇所を含めて、屋根をカバー工法でリフォームすることとなりました。
そして、同時に、古くなった庇(ひさし)や歪みのある雨どいも交換することとなりました。
基本情報
- 使用材料:カラーガルバリウム鋼板『ヤマトカバールーフ650』
まずは、こうもりの侵入箇所の確認です。点検を始めてすぐに、屋根と外壁の隙間を発見しました。
いたるところにすき間があり、このすき間からこうもりが建物の中に入っていることが分かりました。
⇧拡大した様子
倉庫入り口に設置されている庇(ひさし)の様子です。庇とは開口部の上に設けられ、
雨の吹き込みを防いでくれる役割をもったものをいいます。
こちらの倉庫の庇は老朽化がだいぶ進んでいました。このまま放っておくとこちらも雨漏り原因に繋がってしまいます。
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無料点検が終わり、お客様のご要望をしっかりとお伺いし、工事の提案内容をお伝えいたしました。
◆こうもりが侵入する隙間を面戸でふさぐ
◆老朽化した大波スレートの屋根をカバー工法でリフォームする
◆古くなった庇(ひさし)を交換する
◆ゆがみや傷みがある雨どいを交換する
工事の工程や工事費用などを御見積書にてお伝えし、こちらの工事を進めていくこととなりました。
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屋根工事施工の手順は?どうなってるの?
屋根カバー工法とは、現在の屋根をほぼ残し、その上に新しい屋根材を載せ、覆う方法です。
名前のとおり、屋根を屋根でカバーするという工法です。また、「重ね葺き」とも呼ばれます。
カバー工法のメリット
①解体工事がほぼ不要。そのため、解体工事費と廃材処理費の両方が節約できる。
②工事期間が短い。その分人件費も抑えられる。
③工事中もほぼ普段と変わらない生活ができる。
④環境に優しい。廃材の量が少ないことと廃材を運搬する車の使用が少なくなる。
このように、屋根カバー工法は工期の短縮や費用の節約ができるというメリットがあります。
カバー工法のデメリット
①カバー工法に向いていない屋根がある。瓦屋根には向いていない。
②太陽光発電などの設置が難しくなる。
③屋根の劣化状況によっては施工できない場合がある。
④屋根の重量増加を少し招きます。軽い金属屋根材での施工がおすすめ。
カバー工法をご希望の場合は、屋根調査の際しっかりと施工業者に相談をしましょう。
それでは、福山市の倉庫の改修工事を行っていきます。まずは、足場の設置から始まりました。
そして、屋根カバー工法を行っていきました。
前述していますが、屋根カバー工法とは元々ある屋根をほぼそのまま残し、その上に新しい屋根材を載せて覆う工法です。
よって、上の写真を見ていただいているとおり、屋根が二重になるのです。
元々あった大波スレートの屋根の上に、軽量金属板のカラーガルバリウム鋼板で覆いました。
今回は『ヤマトカバールーフ650』という屋根材を使用しました。
こうもりの侵入をなくすため、外壁と屋根との間に面戸(めんど)を取り付けました。
面戸とは、物と物との隙間、またはそのすき間を防ぐ部材のことをいいます。
今回は、外壁と屋根との隙間を完璧に無くすために、形を合わせて加工したものを取り付けました。
参考記事屋根に作られる鳥の巣対策!撤去は可能?
同時に、こうもりが換気扇からも侵入しないように、換気扇にはカバーを取り付けました。
これで、今後こうもりの侵入の心配がなくなりました。
次に古くなった庇(ひさし)の交換工事です。古くなった庇は撤去し、新しい庇を取り付けました。
屋根カバー工法で使用した屋根材と同じく、庇も『ヤマトカバールーフ650』を使用しています。
庇の鉄骨の骨組み部分(青色の箇所)は交換でなく、補修をおこないました。
サビがひどかった骨組み部分にケレンを行い、錆止めを塗りました。
※ケレンとはサビをとる作業のこと
そして、仕上げに青色の塗装作業を行いました。
骨組みの補修と屋根材の交換で、庇の交換工事は完了です。
そして、古くなっていた雨どい交換工事も行いました。
以前は丸形の形状をした雨樋を使用されていましたが、今回は角型の雨樋を使用し交換工事を行いました。
角型の形状をした雨樋は、デザイン性と機能性に優れており、丸形の雨樋と比べると流水量が多くなります。
▼雨樋の種類はこちらで解説しています▼
尾道市で雨樋交換を行いました|雨樋の種類や点検・対処方法を解説!
足場の設置から始まり、
◆屋根カバー工法工事
◆面戸取り付け
◆庇交換・骨組み補修
◆雨樋交換
が完了しました。
これで、お悩みであったこうもりの侵入はなくなり、屋根材の飛散や雨漏りの心配もなくなりました。
こういった倉庫や工場の建物の劣化は、生産性の低下や設備の故障などにも繋がってしまいます。
そのため、定期的な点検やメンテナンスはしっかりと行うことをオススメしています。
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【工場・倉庫】企業価値を高めるリフォーム
<屋根カバー工法後>
<面戸取り付け後>
<庇交換後>
<雨樋交換後>
住宅や倉庫・工場などの屋根カバー工法での工事をご検討中の方、ぜひお気軽に街の屋根やさん福山店までご相談ください。
点検をしっかりと行い、屋根カバー工法が適切なのか他の方法が良いかを確認させていただきます。
お客様のご要望をしっかりとお伺いし、御見積りを提出させていただきます。
工事内容や工事費用にご納得いただければ、工事を進めさせていただきますのでご安心ください。
街の屋根やさん福山店 代表:畑 英男
<街の屋根やさん福山店スタッフ:松尾・畑・福島>
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