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芦屋市 屋根カバー工事は下地の状態を見極めてから!築20年の下地状態とは?
更新日:2023年4月21日
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。
本日の現場ブログでは、芦屋市で屋根リフォームをおこなうことになった屋根の下地状態について現場の写真とともにお伝えしていこうと思います(*^^*)
近年、屋根リフォームの方法として『屋根カバー工事』が人気です。
既存の屋根をそのまま残し、その上から新しい屋根をかぶせるように造る工法です。
既存屋根を解体・撤去せずにすむので費用も大幅に削減出来、環境にも優しい工法という事で人気となった屋根カバー工事ですが、屋根カバー工事が出来るかどうかは、普段見えない屋根の下地状態によって変わってきます。
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こちらが今回屋根リフォームをおこなうことになったスレート(カラーベスト)屋根です。
スレート屋根は、20~30年が寿命と言われており、またそれまでにも雨漏り防止や美観の回復のために塗装メンテナンスをおこなうのが適切と言われています。
こちらの屋根点検をさせていただいた際、表面のスレートと下地に傷みが見られ、下地は特に傷みが激しかったため、この下地と屋根の上から新しい屋根をかぶせても防水力や耐久力が長くもたないと判断しました。
関連ページ 「スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法」はこちら
スレート屋根の点検をする際には、どこがどの程度傷んでいるか、下地がどの程度傷んでいるかによって、どんなリフォーム工法が適切かを判断いたします。
こちらのスレート屋根を点検させていただいた際、屋根下地がかなり傷んでいるのが確認出来ました。
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「屋根の内部の構造ってどうなっているの?」はこちら
上写真は、表面のスレートを捲り、下地の防水シートが顔を出した状態です。防水シートとは、屋根の2次防水の役割を担っているアスファルトでコーティングされたシートです。台風や豪雨で吹き付ける雨が屋根のちょっとした隙間から浸入したとしても、このシートがブロックしてくれるため、屋根からの雨漏りを防ぐことが出来るのです。こちらは施工後20年経っている防水シートですが、屋根の温度上昇の影響もあり、あちこち破れている状態になっていました。 関連ページ
「雨漏りを防止する屋根の防水シートの重要性について」はこちら
下地が著しく傷んでいる場合は『屋根葺き直し工事』をご提案しています
弊社では、このように見えない屋根下地の状態に少しでも不安を感じた場合は、『屋根葺き替え工事』をご提案しています。たとえば既存の屋根がスレート屋根材の場合、原材料にアスベストが含まれているケースがあります。アスベストが含まれている場合は、解体費・廃材処理費がかなり高額になるため、費用を抑えるためにも屋根カバー工事が適切なこともあります。ただ、今回のように著しく下地が傷んでいる場合は、その後の寿命や防水性を考慮すると、『屋根葺き替え工事』の方が確実に安全です。
屋根葺き替え工事とは、これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に一新する工事です。下地がかなり傷んでいる場合で、その後も安心して長く住みたいという場合は屋根が新築同然となる屋根葺き替え工事がもっとも適切とご提案しています。
『屋根カバー工事』の場合は、新しい防水シートや表面の屋根材をかぶせる際に、既存屋根の下にある野地板(のじいた)や垂木(たるき)といったの木材部分に釘を効かせる必要があります。
その木材部分が腐食していたり損傷している場合は、せっかく費用をかけてリフォームをしてもクギが緩みやすく、長くはもたないので結果またリフォームが必要になってしまうのです。
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「屋根葺き替えで不安を解消しませんか?」はこちら
新しい屋根を1から造るため、こちらのお住まいでは屋根葺き替え工事をおこなう運びとなりました!屋根全面のスレートを剥がし、屋根面を留めていた棟板金(むねばんきん)解体・撤去しました。次に、既存の防水シートも剥がしていきます。
劣化してパリパリになっているので、スルッと一気には剥がれません。風でシートが近隣のみなさまに飛散しないよう、剥がした部分をすぐ袋に入れながらまためくっていきます。
防水シートがだいぶめくれてきましたね。
防水シートをめくると、その下にある既存の野地板が見えてきました!
防水シートをおおかためくり野地板が見えました。
施工後20年経った野地板の状態です。
かなり変色し、部分的に腐食も発生しています。
防水シートがあれだけ破れていたので、スレートの隙間から浸入した雨水が直接野地板まで浸透し、ついに腐食が始まっている状態ですね。
このように腐食した板に、クギを打ち付けて新しい屋根下地と屋根材を固定する「屋根カバー工事」を適用するのは危険です。
屋根カバー工事ではなく、屋根葺き替え工事をご依頼していただいて本当によかったの一言です!
たいせつなお住まいの屋根リフォームなら『街の屋根やさん神戸店』へ
費用を抑えられ、見た目はキレイになるので人気の屋根カバー工事ですが、屋根カバー工事が適切かどうかは、見えない下地部分の状態で変わってきます!目先の費用は多少抑えられても、数年で雨漏りや屋根裏など建物内部の腐食、カビトラブルに発展しまたすぐに改修が必要になるというケースも多いです。街の屋根やさん神戸店では、『無料お住まい点検』を随時受けて付けております(*^^*)
プロの職人が屋根やお住まい全体を丁寧に調査し、劣化状態や防水力を正確に判断した上で、適切なリフォーム方法や補修方法をご提案させていただきます。
まだ工事をするかどうかまではお考えでない場合でも、お住まいの安全点検として定期的にお申し込みいただいている方も多くいらっしゃいます(^^)/
屋根や屋上、ベランダの劣化や雨漏り原因など、お住まいの気になることや不安なことがございましたら、私どもへお気軽にご相談くださいね!
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