北名古屋市で瓦・金属屋根の点検をしてきました それぞれの特徴と手入れ
更新日：2023年4月20日
粘土を焼成したもので色や形が様々あります。
写真の瓦は和型の瓦（J型）です。
日本では昔からよく使われていました。
瓦の場合は陶器ですので基本的に表面の塗装は必要ありませんが
瓦は衝撃に弱く飛来物により割れてしまう事があります。
しかし部分的な差し替えが可能ですので割れた場合は瓦の差し替え（交換）をしましょう
点検としては瓦に割れがあるか、瓦にずれや浮きがあるかを見ていきます。
今回の点検ではそういった不具合は見つかりませんでした。
この漆喰ですが、経年劣化によって剥がれが生じる場合があります。
剥がれた場合は棟の歪みや雨漏りに繋がる可能性があるので漆喰が剥がれている場合は再度塗り直しをが必要です。
今回は漆喰の劣化は進行していましたが剥がれはありませんでしたので
特にメンテナンスは必要なさそうでした。
金属と言ってもトタンやアルミ・ステンレス・そして最近多いガルバリウム鋼板等があります。
材質によってお手入れ方法は変わりますが今回はトタンでした。
トタンは経年劣化によってサビの発生がしやすいです。
サビは放置しておくと腐食し、穴が空いてしまうので注意が必要です。
サビが出始めたら早めに塗装をしてあげましょう。
塗装ですと塗料のグレードによって耐久年数が変わります。
耐久年数が長いものでも２０年前後の塗料になります。
それよりもメンテナンス頻度が低くなるものですとガルバリウム鋼板を使った
屋根の葺き替えやカバー工法がおすすめです。
費用は上がってしまいますがメンテナンス頻度は低くなるのでメンテナンス周期を伸ばしたい場合はおすすめです。
今回も現状の状態を説明させて頂き、今後のメンテナンスについてご提案させていただきました。
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