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神戸市灘区 雨漏りに強い立平葺きとは?工程とメリット・デメリットを解説!
神戸市灘区 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
『内装のリフォーム後に部屋の天井にシミが出来てきた・・」
神戸市灘区にお住まいの方からこのようなお問い合わせをいただき、雨漏り解消のために既存のトタン屋根から雨漏りに強い高防水の立平(たてひら)屋根へと葺き替える屋根葺き替え工事をおこないました!
前回の施工事例では、屋根下地を調整し新しい屋根下地を施工する前半戦をお届けしました。
今回の施工事例では、仕上げの表面に立平を葺く工程と立平という屋根材のメリット・デメリットについて解説したいと思います(*^^*)
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基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:4日
- 築年数:50年
神戸市灘区にて屋根葺き替え工事!立平葺き屋根に仕上げました
神戸市灘区にて、雨漏りを解消するための屋根工事「屋根葺き替え工事」をおこないました。
新しい屋根材には、防水力が高く、軽量で耐震性もある立平葺きへと仕上げました!
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立平(たてひら)葺きとは、いわゆる金属屋根のひとつです。
屋根の頂点から下方の軒まで、縦に1枚の板金で覆う葺き方になります。
立平は軽量で錆びにくく寿命の長いガルバリウム鋼板という素材から製造された屋根材です。
施工後も長くメンテナンスしなくてすむため、費用対効果が非常に高い屋根材として人気の屋根材として知られています(*^^*)
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「ガルバリウム鋼板とは?屋根・外壁で人気の理由とメンテナンス」
昔ながらの瓦棒(トタン)屋根と見た目は似ている立平葺き屋根ですが、瓦棒屋根の場合は板金どうしの継ぎ目に心木(しんぎ)という木材が使用されていたため、心木が腐食して劣化するというデメリットがありました。
しかし立平葺きは板金どうしを折り曲げて継ぎ目を施工するため、心木がなく腐食の心配がありません。
また錆びにも強いのでメンテナンス性に優れた屋根といえます。
そして、立平は頑丈な板金で造られていますが、その重量はあらゆる屋根材の中でも最軽量といわれています。
たとえば1㎡あたりで比較すると、瓦だと約60㎏、国内でシェア率ナンバー1のスレートでも約20㎏なのですが、立平は4㎏前後です。
屋根が軽量になると、重心が低くなり地震の際も揺れが小さくなるので揺れにくくなります。
また何といっても、1枚物の板金が縦に葺かれているので、屋根面に降った雨がスムーズに軒まで流れていき、排水性もバツグンです。
前述のように立平葺きは屋根頂上から軒まで1枚物の板金で葺いていくので、複雑な形状の屋根には向いていません。
いわゆる三角屋根やアーチ状のかまぼこ屋根などシンプルな形状に適した屋根材だからです。
また、立平自体は防音性が低く、雨音がうるさいというデメリットがありますが、これは中に断熱材を入れることで解消出来ます。
雨音がうるさいイメージがあるので躊躇されている方は、是非ご相談くださいませ(*^^*)
立平は金属なので、どうしても熱を吸収しやすく断熱性に劣るという特徴がありますが、これも断熱材を入れることで解消出来ます。
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「立平葺きで雨漏りや地震に強い屋根へ」
前回の施工事例では、既存のトタン屋根の撤去から新しい下地造りまでをご覧いただきました。
それではここから、立平葺きの仕上げ工程をご覧いただきます(^^)/
立平葺きは基本的に頂上から真っ直ぐに軒へと葺いていきますが、端部分などは細かな屋根の形状に合わせて板金をカット加工してぴったり調整していきます。
前回の施工事例
「神戸市灘区で雨漏り解消のための屋根工事!費用から工程までレポ【築50年】」
神戸市灘区にて屋根葺き替え工事 ②板金のジョイント部分の施工
板金を縦に葺いていき、板金どうしがピタッと噛み合うようにジョイント部分の板金を折り曲げて固定していきます。
立平葺きの軒先は、下の水切より少し出すようにして固定します。
軒先の隙間を隠すため、小口の穴をキャップのようにふさぐ桟鼻(さんばな)という部材を取付けます。
さきほど軒先より出すようにして固定した立平を、水切につかませるようにして折り込みます。
立平の上方、屋根に降った雨が流れ始める水上(みずかみ)側の施工です。
板金に立ち上げ処理をしていきます。
さきほど施工した雨押えにひっかけて立平を葺いていきます!
こちらのお住まいは、屋根が隣家の外壁と接しています。
そのため、異なる資材どうしが接する部分の隙間を埋めておくための雨押え板金を取り付けました。
隣家の窓がもともと割れており、お話を伺ったところ、雨漏りが酷いとのことでした・・・。
そのため、乳白のポリカ波板で隣家の外壁補修もおこなわせていただきました!
神戸市灘区にて屋根葺き替え工事 ⑦貫板とエプロンの設置
いよいよ最終工程です。
屋根の頂上部分を棟(むね)といいますが、ここは立平どうしがぶつかる部分にもなります。
この隙間をふさぎ、屋根頂点で屋根材を留めておくのが棟板金(むねばんきん)です。
まずは棟板金を固定するための貫板(ぬきいた)という木製下地を設置します。
さらにその貫板と立平の間の隙間を埋めるエプロンも固定します。
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「屋根頂上の棟板金交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介」
貫板にクギを効かせ、屋根面と同じ素材の立平を加工した板金を棟に覆うように固定しました!
立平葺きの全工程を終えました!
完工後は屋根上の粉塵をキレイにするため、仕上げにしっかりと清掃・洗浄をしていきます!
神戸市灘区にて立平葺きへと葺き替える屋根工事が完了しました
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