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八尾市でガルバリウム鋼板に葺き替え土葺きの瓦から屋根を軽く
更新日：2021年10月31日
昨今の屋根工事は軽量化を目的にしたものが多い気がします。こちらの屋根葺き替え工事もですが、土葺の釉薬瓦が乗っていました。銀色が美しいいぶし瓦もそうですが、下地の板と瓦を練った土で貼り付けていくのでかなりの重量が乗っかっています。その為、今回の使用したのは横桟ルーフのガルバリウム鋼板です。鋼板製の瓦は、陶器の瓦やセメント系スレート瓦と違って全く錆びないわけではないのですが、割れにくく軽いのが特徴です。
施工前の瓦の状況。ヒビや割れている部分・ズレもほとんど無く、漆喰と呼ばれる隙間を塞いでいる部分が若干欠落しているぐらいでした。
屋根瓦の撤去。瓦をめくると一枚一枚丁寧に土が入っていました。荷降ろしには電動のリフトを屋根まで伸ばして降ろしていきます。
３トンダンプ１台分の瓦が乗っていました。屋根の上にはまだ土が乗っているので
かなり重たかったと考えられます。
瓦撤去後、野地板は構造用合板を使用。単に屋根材固定の役割だけでなく、瓦の重みに耐えたり家の捻じれにも強度を発揮します。その上からルーフィングと呼ばれる防水シートを施工。屋根の劣化で下地に浸透した雨水が、木材を腐食させない様に防水シートが守ってくれます。
ケラバや軒先に金物を打ち付けて、横からの雨侵入阻止します。
また軒先にはスターターと呼ばれる金物で、一枚目の屋根材を引っ掛けるように固定します。
棟部分は木材で下地を作ります。小口にはスポンジを施工。ちょっとした事ですが、わずかな隙間から雨が侵入しない様にするのと、吹き上げる風で飛ばされない様にする為の隙間隠しになります。
加工が必要な部分は、板金加工の職人が一枚一枚丁寧に切ったり曲げたりしながら貼り付けていきます。
鋼板製の屋根材は雨の音がうるさいのでは？太陽の日差しが暑いのでは？などマイナスイメージがあるのですが、むしろ逆で吸音性や遮熱性に優れた商品です。スレート瓦の上から施工できるので、カバー工法の葺き替えに適しています。お家の耐震をお考えの方にもおすすめです。
屋根の葺き替えをお考えの方は、八尾店までご連絡下さい。
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