みなさまこんにちは！
今回ご紹介する現場ブログは「FRP防水工事」についてです。
和歌山市在住S様邸では、バルコニー床の防水層が劣化でひび割れており
そこから雨水が侵入し雨漏りが発生していました。

和歌山市在住S様邸のバルコニーは外部階段から繋がっており、
階段を上るとバルコニーまでの間に踊り場がありました。

今回はバルコニーの床以外にも踊り場部分も防水工事を行うことになりましたので
踊り場部分の防水工事の様子をご紹介したいと思います。

≪関連記事≫
✱雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
✱街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！

和歌山市在住S様邸　外部にある踊り場の防水工事の様子をご紹介します★

和歌山市在住S様は、バルコニーの踊り場が雨漏りの原因だと思い、
ご自分で踊り場にモルタルを塗ったり、波板等で雨水の侵入を防いでいました。

しかしこのままですと、階段からバルコニーへ上がることができず、しっかりと雨漏り修理するために
バルコニーでも行った【FRP防水工事】を踊り場で施工するご提案をさせていただきました。

≪関連記事≫
✱屋上、ベランダ・バルコニー、どこでもFRP防水が最強である5つの理由

踊り場の床や立ち上がり部分の防水下地が完成すると、いよいよ防水工事を行うことができます。

FRP防水工事は、【FRP樹脂】を使って防水層を形成していきますが、
その前に防水下地の継ぎ目などに木の部材をとりつけて、角を丸く仕上げます。

角を丸くすることで、水はけを良くする効果があります。
また木の部材を取り付けない継ぎ目には、シーリングを充填し防水しています。

木の部材を取り付けた後は、FRP樹脂が防水下地にしっかりと密着するようプライマーを塗布していきます。
プライマーが乾燥したらFRP樹脂で防水層を施工していきます。

≪関連記事≫
✱屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

FRP樹脂で防水層を施工していきます！

先ほどから何度もでてきている【FRP樹脂】は、繊維強化プラスチックとも呼ばれており、
ポリエステル樹脂にガラスなどの繊維を染み込ませて、強度をアップさせた複合材料のことです。

施工方法は、まずポリエステル樹脂に硬化剤をいれて撹拌した樹脂を防水下地に塗布し、
その上にガラス繊維であるガラスマットを敷きます。
さらにそのガラスマットに先ほどの樹脂を染み込ませて乾燥させるとプラスチック状となりFRP樹脂が完成します。

FRP樹脂の施工を2度行うことで、強度のある防水層ができます。

２度目のFRP樹脂が硬化したあとは、飛び出したガラス繊維を除去するために
研磨する道具を使ってFRP樹脂の表面を削り、アセトン拭きを行い防水層が完成です。

防水層が完成したら、続いて防水層を紫外線から保護するためのトップコートを塗布していきます。
トップコートを塗布する様子は次回の現場ブログでご紹介したいと思います。

和歌山市在住S様邸　前回までの現場ブログ

和歌山市在住S様邸の前回までのブログをご覧になりたい方は
こちらからご覧ください(*^-^*)

現場調査➡和歌山市でバルコニーのシート防水から雨漏り？FRP防水をご提案しました
下地復旧工事➡和歌山市でFRP防水工事をする前に腐食した下地を復旧しました
防水層施工工事➡和歌山市のバルコニーでFRP樹脂を使って防水工事を行いました
トップコート塗布の様子➡和歌山市で防水層をアングルピースで固定し、トップコート塗装しました