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和歌山市で雨漏り発生!屋根瓦からスレートへ葺き替え工事を行います
和歌山市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
【工事のきっかけ】
2階の和室と1階の床の間から雨漏りしており、街の屋根やさん和歌山店へご相談頂きました。
屋根の調査を行うと、瓦が割れていたり飛散していたりして、
屋根内部に雨水が侵入しやすい状況でした。
和歌山市在住I様に被害状況を写真でお伝えしたところ、
「今後地震も恐いので、耐震のためにも
葺き替え工事をしようかな。」
とのことでしたので、瓦屋根からスレート屋根へ葺き替える
工事を行うことになりました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間:10日
- 築年数:築50年以上
- 使用材料:スレート、構造用合板、棟板金、ゴムアスルーフィング、貫板、水切り
和歌山市で「屋根葺き替え工事
」を行いましたので
その様子を詳しくご紹介したいと思います。
和歌山市在住I様邸では雨漏りが発生しており、
現場調査を行ったところ屋根瓦のズレや飛散
が原因ではないかと思い
屋根葺き替え工事をご提案しました。
屋根葺き替え工事を行うことで、雨漏りを止めるだけでなく
軽量なスレートへ葺き替えることで耐震性もアップします!
地震災害を最小限に
抑えたいとお考えの方で、この記事がご参考になればいいなと思います。
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屋根葺き替えで不安を解消しませんか?
和歌山市在住I様邸では2階和室の天井や1階床の間の天井から雨漏りが発生していました。
雨漏りの原因は様々で屋根が原因の場合もあれば、外壁やベランダ等が原因で
雨漏りを引き起こす場合もあります!
雨漏りの原因を見つけることはとても難しく、雨漏りを放置しておくと
屋根内部や建物内部が思った以上に被害が出ている可能性もありますので
必ず専門の業者に
点検してもらうようにしましょう。
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街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
床の間とは和室に作られた、座敷飾りの一つを言います。
床の間には、掛け軸や花などを置いて飾られていることが多いです。
床の間の正式名称は【床‐とこ‐
】なのですが【床の間‐とこのま‐
】
とよく呼ばれています。
和歌山市在住I様邸 瓦屋根の被害状況についてご紹介
まずは大屋根の被害状況を確認しました。
大屋根とは家の一番上にある大きい屋根の事をいいます。
大屋根
に上るとまず初めに目についたのは、瓦のズレです。
屋根瓦の場合、瓦はビスや釘で固定されておらず、【葺き土‐ふきど‐
】
と呼ばれる粘土で固定しています。
その葺き土が乾燥し砂のようになってくるとI様邸のように瓦がズレて隙間が発生し、
雨水が侵入しやすくなります。
一部瓦が割れているのも見受けられました。
大屋根の【袖瓦‐そでがわら‐
】
と呼ばれる瓦が数枚飛散していました。
袖瓦とは
ケラバ部分に使用される瓦で、袖垂れと呼ばれる垂れが付いており、屋根の下地の断面を保護する役割があります。
しかし、I様邸の袖瓦は飛散していましたので、屋根の下地の断面をしっかりと保護できていませんでした。
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➡ケラバとはどの部分?
続いて下屋の被害状況をご紹介します。
下屋とは、1階部分の屋根で2階の外壁から伸びた屋根のことを言います。
下屋でも、固定力が低下し抜けた瓦がたくさん落下していました。
他にも、外壁と下屋の取合いに雨仕舞の為に差し込まれたのし瓦(平たい瓦
)
が
抜けたり、割れたりしていました。
壁際は雨水が侵入しやすい箇所であるので、のし瓦や板金を使って雨仕舞されています。
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雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
現場調査の結果、屋根の被害状況から屋根を葺き替える必要があるとお伝えし、後日屋根葺き替え工事を行うことになりました。
屋根葺き替え工事を行う場合、足場を設置する必要があります。
足場は職人の命を守るために必要ですが、他にもより工事をスムーズに丁寧に行うためには欠かせないものであります。
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一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
足場の設置が完成すると、屋根の職人数名で既存の瓦を撤去していきます。
瓦
1枚の重量は約2キロあり、その瓦を何百枚と降ろしますのでかなりの重労働です。
瓦を効率よく降ろせるよう、めくった瓦を数枚重ねて置いていきます。
屋根の上は不安定ですので落下させないよう慎重に積み重ねます。
クレーンの先についた鉄の受けに、重ねておいた瓦を一気に入れます。
数枚重ねた瓦は結構重たいと思いますが、この作業を何度も繰り返す瓦職人の姿は
とてもかっこいいなあ!と思います。
クレーンの先に積んだ瓦はトラックに降ろすのですが、降ろしただけだと
トラックにたくさんの瓦を積むことができませんので、
先に降ろした瓦を下で待機している職人が金槌で割ってから、
次の瓦を降ろしていきます。
この作業はとても迫力がありますので、工事中一度は見ていただきたいですね(*^^*)
I様邸の瓦を全て撤去しました。
瓦を撤去するとたくさんの葺き土が出てきました!
瓦だけでも相当な重さがありますが、葺き土の量も多く屋根には
たくさんの重量がかかっているのが伝わっていただければと思います。
葺き土は土嚢(どのう)袋に詰めて降ろしていきます。
葺き土は綺麗に撤去する必要がありますので、瓦を撤去するよりも大変で時間のかかる作業です。
葺
き土を綺麗に撤去すると、その下には防水紙が張られていました。
葺き土の下には雨水が侵入してこないよう防水紙が張られています。
防水紙があると瓦の隙間から雨水が侵入しても雨漏りしないのですが、
防水紙にも耐久年数があり、
20年程
と言われています。
耐久性が低下すると破れたりして雨水の侵入を許してしまいます。
築
25年以上
のお家で雨漏りをしていなくても一度点検を行うことをおススメします。
劣化した防水紙をめくってみると、雨水がたくさん侵入していたのか
屋根の下地が雨水で湿って色が変わっていまし
た。
木材に雨水がしみ込んでしまうと、腐食したり変形を起こし耐久性が低下してしまいます。
なので、弱った下地を補強するために構造用合板で下地を形成していきます!
屋根の下地を補強するのに構造用合板を使用していきます。
構造用合板は
、合板のなかでも構造耐力
上主要な部分に使用されます。
なので、
耐震性や耐風性にとても優れた合板だと言えます。
屋根の下地を形成するのに、構造用合板の目地をずらして張っていきます。
目地がそろっていると、地震などの衝撃で下地が破損しやすくなるからです
。
(例えば板チョコは目地がそろっているので割れやすいですよね(^^)
)
写真では、スレート(屋根材)
が葺かれていますが、
スレート
を葺く前にケラバ
水切りと軒先水切りを取り付けていきます。
水切りとは建物の
基礎部分
に雨水が侵入させない為の部材のことを言います。
水切りは、ケラバや軒先以外にも外壁やバルコニーなど様々な場所で取り付けられています。
ケラバ水切りと軒先水切りは屋根材を葺く前に取り付けて雨水の侵入を防ぎます。
関連記事
➡ケラバってどの部分?
➡軒先ってとの部分?
和歌山市在住I様邸ではスレートと呼ばれる屋根材を葺いていきます。
スレートはセメントを薄い板にした屋根材で、瓦に比べとても軽量です。
スレートの場合釘
やビス
で固定しますので、葺き土を使う必要もありません!
今回I様邸では瓦からスレートへ葺き替える工事をご紹介していますが、
瓦を再利用し、葺き直す工事もあります!
瓦の重量はほぼ変わりませんが、
から葺き工法で行いますので
葺き土の重量は減らすことができます!
詳しくは関連記事をご覧ください。
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これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し
スレートを葺く時も目地をずらして葺いていきます。
スレートをずらして葺くことで、目地に流れた雨水が下に葺いたスレートの目地ではなく表面に流れていくので、屋根内部に雨水が侵入するのを防ぎます。
スレートには4ヵ所に釘を打って固定していきます。
馴れた職人が釘を打ち込んでいくスピードはとても的確で
速いです!
屋根面にスレートを葺き終えると、※
棟(むね)と呼ばれる部分に隙間ができる状態となります
。
このままだと雨水が侵入してしまいますので、【棟板金‐むねばんきん‐
】と呼ばれる
板金を取り付けていきます。
棟板金を取り付けるのに、下地となる【貫板‐ぬきいた‐
】を先に取り付けます。
貫板を取り付ける際、棟板金の幅よりも広がってはいけませんので、
真ん中部分に
棟板金を取り付けて
、貫板を固定していきます
。
※棟とは、三角屋根の頂上部分で水平になっているところを言います。
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棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決!
棟板金をビスでしっかりと固定し、屋根葺き替え工事が完了となります!
和
瓦から軽量のスレートへ葺き替えましたので、
地震が来ても揺れが少なく瓦
が落下しにくくなりますので安心ですね♪
また、屋根葺き替え後雨漏りも止まったそうでI様も喜んでくれていました。
街の屋根やさん和歌山店では屋根工事や雨漏り工事はもちろん行っていますが、
室内に発生した雨漏りのシミが気になる方などは、内装工事も行っていますので、
お気軽にご相談ください(*^^*)
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