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岩出市で寺の棟瓦に太い根の植物が生えていたので、撤去しました
更新日:2022年9月23日
みなさまこんにちは、街の屋根やさん和歌山店です。今回ご紹介する現場ブログは瓦屋根に生えた植物の撤去工事についてです。土葺きの瓦屋根の場合、葺き土に付着した種子が成長し、屋根に雑草や植物が生える事があります(>_<)岩出市のお寺では、大棟(おおむね)
に積まれた棟瓦(むねがわら)から太い枝の植物が伸びてきていました!枝が太いので、一度棟瓦を仮撤去してから植物を抜いて、
南蛮漆喰(なんばんしっくい)
で棟瓦を復旧する様子をご紹介したいと思います★
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大棟から伸びた植物を撤去していきます。屋根瓦の場合、葺き土や漆喰が使われているので
植物の種子が付着すると成長することがあります。屋根に植物が生えると、屋根内部に根を張り雨水を吸収します。その状況が長く続くと、いずれ雨漏りを引き起こす場合もありますので、屋根に植物が生えた場合はなるべく早く撤去する事をオススメします。≪関連記事
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大棟に積まれた瓦の事を棟瓦(むねがわら
)
と言います。棟瓦はのし瓦、冠瓦(かんむりがわら
)、鬼瓦(おにがわら)
を使って作られています。お寺の棟瓦では数段に積まれている、
のし瓦の隙間から太い枝が伸びていました!
太い枝の根は一体どのようになっているのでしょうか?そのままひっぱても枝は抜けませんので、一部の棟瓦を仮撤去してから太い枝を取り除いていきます。
棟瓦を固定している銅線を切り、冠瓦とのし瓦を仮撤去していきます。すると、太い枝の根がでてきました!作業していた職人も驚いたようで「ごぼうみたいな根っこ出てきたで!
」
と言っていました(*^^*)ごぼうのような根をなるべく残らないように撤去した後は棟瓦を積み直していきます★
お寺の棟瓦には、葺き土(ふきど)
と呼ばれる粘土のようなものが詰められています。
しかし、葺き土は経年劣化で
乾燥すると、固定力が低下したり雨水を吸収しやすくなりす。なので既存の葺き土を
撤去し、雨水に強い
南蛮漆喰を詰めて復旧していきます。
※
南蛮漆喰は土に密着しにくい為、葺き土を
撤去する必要があります!≪関連記事
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傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
岩出市にあるお寺の屋根に生えた植物を全て撤去しました!
大棟や降り棟などに生えた植物を全て撤去しました!撤去後は、屋根足場や建物周囲に設置された足場を撤去して完成です。植物の撤去以外にも、雨樋に溜まった枯葉の清掃や割れた瓦の修理、剥がれた漆喰の復旧なども行いましたので安心です(*^^*)お寺の住職さんも「数年間ずっと困っていましたが、こんなに綺麗になって本当によかったです。
」
ととても喜んでくださいました!
岩出市のお寺で行った工事についてはこちらをご覧ください
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