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ベランダ防水の劣化は雨漏りの危険が!防水工事の種類や耐用年数
更新日:2023年3月8日
みなさんは、洗濯物を干したり鉢植えのお手入れの時に、ふとベランダの床が気になった事はありませんか?
『この家を建ててから10年が過ぎているけど、ベランダ防水ってメンテナンスが必要?』
『ベランダ防水ってどんな種類があるの?』
とインターネットで、検索している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ベランダ防水は、ベランダから雨漏りがしない様に”防水”が施されている
こちらの部分になります。
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ベランダ下地のコンクリートの上に”防水材”を施工し、最後にトップコート塗って仕上げます。
但し、長期的に風雨や紫外線に晒されているので、劣化を防ぐ事ができません!
その為、適切な時期にメンテナンスが必要になってきます。
それでは『ベランダ防水の劣化症状やメンテナンス時期』をはじめ、
ベランダ防水に用いられる『種類や特徴』を知る事で、ご自宅に合う種類を見極めて行きましょう。
また、ベランダ防水のお手入れ方法もご紹介します。
こちらの記事で、ベランダ防水を知っていただき適切なメンテナンスを行っていきましょう。
参考記事
| メンテンナンスの目安時期 | ベランダ防水のメンテナンス目安時期は、築年数が10年~12年頃です。
ベランダは、常に紫外線や風雨に当ってしまう事で、徐々に劣化していきます。
10年~12年が経過したら、一度、専門業者に点検してもらう事をオススメします! |
皆さんのベランダには、この様な劣化症状はありませんか?
『色褪せ』
ベランダの床は、紫外線などの影響を受けやすく、表面が色褪せて行きます!
すぐに雨漏りが起こる事はありませんが、メンテナンスを検討する時期に入っています。
『ひび割れ』
表面にひびが入ってくると劣化が進行しています!
すぐに雨漏りの心配はありませが、放置はNGです。
ひび割れの幅が広がって行く前に
メンテナンスを行いましょう。
『剥がれ』
ベランダ表面に剥がれ見られると、早めのメンテナンスが必要です!
放置すると、防水層の内部まで雨水が侵入し、雨漏りが発生してしまう恐れがあります。
『雨漏り(末期症状)』
ベランダの裏側や下の階・天井から雨漏りが発生している場合は、ベランダ防水が劣化している可能性が高くなります!
これ以上、被害が広がらない為にも、早急に防水工事を行いましょう!
雨漏り被害になると、防水メンテナンスの他にも、大工工事などが必要な為、修繕費用が高くなってしまいます。
それでは、一般住宅でよく使用される『ベランダ防水の種類』を見て行きましょう!
| ベランダ防水の種類 | 詳細 |
| FRP防水 | 新築時などのベランダによく使用されているのが”FRP防水です。
繊維強化プラスチックの略称で、強度が強く耐久性にも優れています。
耐用年数:10~12年
工 期:1~3日
『メリット』
・塗膜防水の為、継目ができず防水性が高い
・速乾性があり工期が短い
・強度があり、上に物を置いても耐える事ができる
・軽量なので、建物への負担が少なくて済む
『デメリット』
・紫外線に弱く定期的なメンテナンスが必要になる
・伸縮性がないので、ひび割れなどが起こりやすい
『工事の手順』
下地調整→下塗り(プライマー)→ガラスマット張り(1層目)→脱泡(空気を抜く作業)→
ガラスマット張り+脱泡(2層目)→トップコート
*このような人におすすめ!
・できるだけ工期を短くしたい人
・ベランダに植物やインテリアなど重い物を置きたい人 |
| ウレタン防水 | どんな形状にも幅広く施工する事ができる防水工事です。
耐用年数:10年~12年
工 期:3~7日
『メリット』
・どんな下地にも対応ができる
・形状が複雑なベランダにも対応ができる
・安価で施工ができる
『デメリット』
・職人によって品質に差が出てしまう
・経年劣化で亀裂が入ってしまう事があるので、メンテナンスが必要
*このような人におすすめ!
・ベランダの形状が複雑で床が凸凹している
・ベランダが雨漏りしている |
FRP防水について詳しくはこちらウレタン防水について詳しくはこちら
ベランダ防水は、被害や劣化症状に合った工法で行いましょう。
また、ウレタン防水には『密着工法』と『通気緩衝(つうきかんしょう)工法』
といった2種類の工法があります。
ベランダなどの多くは『密着工法』で施工される事がほとんどですが、
雨漏りしている場所や広いベランダを施工する時は、『通気緩衝工法』で行う必要があります。
それは、雨漏りしている所へ密着工法の防水を行うと、内部の湿気が逃げ場を失い膨れが起こってしまいます!
雨漏りがなくても、業者さんと相談しながら最適なメンテナンスを行って下さいね。
| 工法名 | 詳細 |
| 『密着工法』 | 既存の防水層に直接、防水を塗っていく工法です。
一般的な住宅のベランダで多く使用されます。
施工前にしっかりと乾燥させてからの施工が必要な為、ベランダなど狭い面の施工に用いられます。
『工事の手順』
洗浄→下地処理→下塗り(プライマー)→防水材(1回目)→防水材(2回目)→トップコート
|
| 『通気緩衝工法』 | 通気性を良くするために、通気緩衝シートを張ってから防水施工を行う工法です。
雨漏りが起こっているベランダや、広いベランダなどに使用されます。
下地に密着させず湿気の通り道(脱気筒・だっきとう)を作って外部に逃がしていきます。
『工事の手順』
洗浄→ドレン取付(排水溝)→下地調整→下塗り(プライマー)→通気緩衝シート張り→
通気緩衝シートカット→脱気筒取付→防水材(1回目)→防水材(2回目)→トップコート |
『ドレン(排水溝)の清掃』
ドレンは、ベランダ内にある排水溝のようなもので、ゴミや汚れが詰まりやすい箇所です。
ドレンが詰まってしまうと、雨水が正常に流れなくなり、防水層が劣化してしまう原因となる為、3ヶ月に1度位のペースで掃除を行いましょう。
『トップコートの施工』
トップコートは、防水層の上に塗るコーティングのようなものです。
定期的にトップコートを塗る事で、防水層の劣化を遅らせる事ができます。
防水層を長持ちさせる為にも、5年に1度はトップコートのみの施工をオススメします!
ベランダは、風雨や紫外線の影響を受けやすく劣化しやすい場所で、
築10年が経過すると、徐々にひび割れなどが現れてきます!
ベランダ防水は放置すると劣化が進行し、雨漏りの危険性もある、住まいを守る上で重要な場所です!
ひび割れや剥がれなど、気になる箇所がある場合は、
ベランダ防水のメリット・デメリットや特性を比較して、
皆さんの住まいに合った防水工事を選択して行きましょう。
街の屋根やさん・熊本店でも、
防水工事をはじめ、住まいに関する工事のご相談や点検・お見積などのご依頼を受付ています。
お気軽にご相談下さいね。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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