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宇土市で雨漏りリスクの高い谷板金(谷樋)の張り替え工事を行いました
更新日:2021年6月7日
谷板金(谷樋)とは、
屋根と屋根がぶつかり合う谷になっている部分の事です。(※
屋根の形状によっては谷樋がない場合もあります。
)
谷板金は
屋根に降った雨を集めて排水させる
雨樋の機能を持ちます。
雨水がたくさん集まる分、ダメージが大きく劣化しやすい為、雨漏りするリスクが高いのです!谷板金は屋根の中でもっとも雨漏りしやすいと言っても過言ではないのです。
参考記事▶屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法
谷板金の雨漏り修理の様子をご紹介します。
今回は既存の谷板金を撤去した後、新しい谷板金に張り替えを行いました!
まずは谷板金周辺の瓦を撤去します。瓦は部分的に撤去ができます!
谷板金周辺の瓦を仮撤去しました!
瓦屋根以外のスレート屋根などで谷板金を張り替える場合、谷樋に面している屋根材をすべて撤去しなければ工事がで
きません。
しかし、今回のような
瓦屋根の場合は、
谷樋周辺の瓦のみ部分的に仮撤去ができる為、工事の規模もそこまで大きくならないのです。
スレート屋根で谷板金の張り替え工事を行うと
大規模工事
になる為、
屋根カバー工法など他の工事の
方が結果的に
リーズナブルになる場合もあります。
参考記事▶現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法屋根材に応じて適切な工事も異なりますので、そういった点も当店にご相談くださいね。
瓦を固定していた葺き土や、谷樋が詰まる原因になっていた落ち葉を撤去しました。写真
奥にある袋がいっぱい
になるくらいの落ち葉や葺き土がありました。
ブロワを使用して、細かい土埃なども綺麗に清掃しておきました。
既存の銅板製の谷板金を撤去しました。
谷板金は重ね張り工事もできますが、
種類の異なる金属を重ねると、
『電蝕(でんしょく)』という化学反応が起き、
新しい板金にも穴が開いてしまう原因になります。今回の場合、
既存の谷板金は『銅板』、
新しい谷板金は『ガルバリウム鋼板』と異なる金属であった為、
重ね張りではなく張り替えを選びました!
新しい谷板金を張る前に、タッカーで防水シートを張ります。
こちらの防水シートは改質アスファルトルーフィングと言い、ゴムアスファルトルーフィングとも呼ばれます。
実際の所、雨漏りから屋根を守るのは屋根材ではなく防水シートとも言えます。防水シートを張る際、水上側(屋根の高い方)から先に張ってしまうと、水の流れで雨漏りしてしまう可能性がある為、必ず水下側(軒先に近い方)から順に張っていきます。
瓦を戻す前に谷板金にシーラーを貼っておきます。
シーラーは内部に雨水が入らないよう、谷板金と瓦の隙間を埋めて止水する役割があります。
一旦仮撤去していた瓦を戻しました。
瓦が割れていた箇所には南蛮漆喰で補修しました。
これで谷板金の補修工事は完了です!
こうして瓦を戻すと谷板金はほとんど見えず、あまり目立たない場所ですよね。
しかし、目立たないからこそ劣化にも気づきにくく、瓦を外して初めて穴あきが発覚する場合も多いのです!
谷板金はご紹介したように雨漏りする事も非常に多く、メンテナンスを適切に行わないと劣化しやすい部分でもあります。
雨漏りをはじめ、お住まいにご不安箇所がある方はお気軽に当店の無料点検をご利用くださいね♪
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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