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摂津市 日本瓦から陶器瓦の平板瓦に葺き替え工事をしました。その3
更新日:2023年6月17日
ほとんどの地瓦の伏せが終わり最後に棟の瓦を施工していきます。 地瓦を並べる前に写真のような
強力棟金具を棟木のビスで固定していました。その金具に45×45ノ垂木を這わせてそれもビスで固定していきました。
この金具で棟の瓦を地震によるズレを防止することができます。
以前の大阪の地震前にこの強力棟金具を設置して棟瓦の工事をさせていただいた某お客様の家で地震後に瓦がずってきたとの連絡を受け見に行ったところ地瓦はズレて軒先の方まで下がっていましたけれど棟の瓦だけはそのままの状態で残っていてビックリした経験があります。
次に設置した垂木の上に棟瓦を被せただけなら横風を受けた雨水が入っていくので、写真のような乾式ロールを取り付けていきました。
湿式と乾式の棟の施工方法がありますが、湿式は垂木の縁に南蛮漆喰などを塗っていく工法です。
乾式ロールはアルミ製の蛇腹のような形でどんな形の瓦にも密着して貼ることが可能な大変便利な材料です。重量的にも湿式と違いとても軽いのも特徴です。
乾式ロールがきちんと貼り終わりましたら三角棟瓦をまっすぐに並べていきます。
仮に三角棟瓦を並べて真っ直ぐに並んでいるのを確認できましたら写真のようなパッキンがついて三角棟瓦の穴から雨水が侵入しないビスですべての瓦を固定していきました。
完成写真です。初めの日本瓦に比べるとスッキリして
洋風の屋根に様変わりしました。
葺き替え前の屋根に比べると瓦の中に屋根土が無くなった分重量が軽くなっています。
2階建ての家で家の周りには下屋根という屋根がありました。 壁際にものし瓦を積んで綺麗に仕上がりました。
街の屋根やさん大阪門真店では日本瓦から始まりありとあらゆる屋根材を施工できる熟練した職人さんが多数在籍しておりますのでこれから工事をお考えのお客様がいらっしゃいましたらまず当店にお問い合わせくださいませ。
ありがとうございました。
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