名古屋市緑区 カラーベストが反ってきているお家の点検
更新日：2021年10月29日
名古屋市緑区のお客様からのお問合せを受け屋根点検に伺いました。
築40年程のカラーベストの屋根です。
過去に何度か外壁と共に屋根も塗装してメンテナンスはしてきたようなのですが、最近になり雨漏りが発生し天井にシミが出来てきたそうです。
カラーベストも反っている部分があり、一度点検して見積もりが欲しいというご依頼でした。
いつものようにドローンを使い屋根を点検していきます。
お客様と同じ画面を見ながら屋根点検が出来るため、分かりやすいと毎回好評を頂いております。
また、点検時に撮影した画像はプリントアウトし、郵送することも可能です。
2階の大屋根のカラーベストはそれほど問題ありません。
上空から見ても横から観察しても酷い劣化や割れは見られませんでした。
しかし、棟部分の板金は所々浮いているのが分かります。
固定している釘が収縮により抜けてきているのでしょう。今後の事を考えると板金部分だけは交換した方が安心です。
＞＞棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決！
続いて問題の下屋根部分です。
この下にある部屋の天井にシミが確認できました。
直射日光や雨風にさらされ続けカラーベストが劣化し、反った部分から水が浸み込んでいったのでしょう。
築40年を超えている為、防水シートの寿命も切れてるのは確実です。
また、一部反ってしまった部分をコーキングで埋めているのが分かります。
隙間が空いているからと言ってコーキングで全て埋めてしまうのは絶対に止めてください。
隙間を全て埋めてしまうと中に入った水が外に抜けなくなります。
外に抜けなくなった水は防水シートを劣化させ、さらにその下地まで浸み込み、腐食させてしまいます。
こういった事例がコーキング処理だけでなく、屋根塗装でも見られます。
＞＞タスペーサーの重要性、縁切りでスレート屋根の雨漏りを防ぐ
より近くで撮影しました。かなり反っているのが一目瞭然です。
やはり全体的に屋根材が反ってしまっていますね。
大屋根と比べ劣化に差が出ていますが、これは家の立地によるものです。
今回のお家は三階建て以上の建物に挟まれており、大屋根は横風があまり受けない位置にありました。
なので大屋根は寒暖差による板金の浮きのみが目立っていたのです。
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