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大阪狭山市 瓦一部葺き直しや増築部屋根葺き替え等台風被害の改修
大阪狭山市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
大阪狭山市のK様より、『2018年の大型台風で住宅が被害を受けて応急処置してもらったが、そのままになっているので工事をしてほしい。』とご相談がありました。
2018年の台風被災当時は平瓦や鬼瓦が飛散したり、裏のテラスが外れてしまうなどの大きな被害を受けており、当店で応急処置を行っていました。その後特に本工事を行わないまま今に至り、現在では応急処置のブルーシートや防水テープなどもほとんどなくなっていました。
当時の台風被害の他、雨樋の外れや増築部の雨漏り、玄関扉の建付けが悪くなるなどの問題も発生していた為、全体的に改修工事を行いました。
台風被害を受けていた瓦屋根は足場設置の上、一部葺き直し工事と棟取り直し工事を行い、外れていた雨樋も新しく交換しました。
屋根が劣化して雨漏りしていた増築部も、水はけが良いガルバリウム鋼板の立平葺きで葺き替えました。
テラスが飛散して不要になった扉は撤去し、ラスカットの上からモルタルを左官塗りし、壁と一体化させました。
また、建付けが悪くなった玄関扉もカバー工事で新しく交換し、全ての工事が完了しました。
工事後はK様より『綺麗になってよかったです!丁寧にお仕事していただきありがとうございました。』とお喜びの声もいただきました♪
大型台風の後は工事業者もかなり立て込んでいた為、すぐに本工事が依頼できなかった方も多いのではないでしょうか?
台風通過後はやはり工事の依頼も殺到する為、来てほしい時に来てもらえない事も多くなります。平常時にこそ建物の点検・メンテナンスを行い、台風が来ても安心できるように備えておきましょう。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:約8日
- 築年数:約40年
- 使用材料:【雨樋交換】軒樋、集水器、竪樋
【瓦一部葺き直し】釉薬瓦、なんばん漆喰、ステンレスビス、シリコンコーキング
【増築部葺き替え】補強金具、木下地、構造用合板、ゴムアスファルトルーフィング、ガルバリウム鋼板製屋根
【不要扉撤去】木下地、透湿シート、ラスカット、モルタル
【玄関扉交換】玄関扉
2018年の超大型台風で屋根被害を受け、当店で養生していました
2018年9月に上陸した
超大型台風により、
当時は屋根瓦が飛散したり、
テラスが飛んでいくなどの大きな被害を受けていました。
被災後は当店でブルーシートや防水テープなどで仮養生を行い、一時的に瓦の落下や雨漏りを凌いでいました。
台風の後に割れや外れが起きた雨樋を交換します。
建物の排水システムを担っている雨樋が割れたり外れたりすると、適切に排水されず外壁が汚れたり、外壁からの雨漏りに繋がる事もあります。
一側足場という種類の足場を組み、既存の雨樋を撤去しました。
今回の工事では雨樋交換の他にも屋根工事も行う為、足場は必須です。
集水器・軒樋・竪樋など全ての雨樋を新しく取り付けました。
これで屋根に降った雨水は軒樋に流れて集水器へ集められ、竪樋を通って下に排水されます。
雨樋はこのように住まいの排水システムを担っている為、どこか一部でも割れや外れがあると雨水が適切に排水されません。
雨樋の破損を放置していると、外壁や建物にも悪影響を及ぼす為、なるべく早く修理される事をおススメします!
当時のブルーシートは既になくなっており、瓦も一部剥がれて落下していました。
ブルーシートは一時的な応急処置にはピッタリですが、やはり4年も経つと破れてしまいます。
瓦も剥がれて落ちてしまっている為、とても危険な状態です。
こちらには新しい瓦も準備して
一部葺き直しを行い、
落下しないように固定していきます。
今回は剥がれやズレが生じていた部分のみ葺き直す為、葺き直しを行う箇所だけ瓦を仮撤去しました。
こちらは葺き土の上に瓦を乗せて固定している、昔ながらの土葺き工法で
、瓦を剥がすと中から乾燥した葺き土が出てきました。
葺き土が経年劣化で乾燥すると、瓦の固定力が下がって瓦のズレや剥がれに繋がります。
葺き直しの際にはなんばん漆喰で固定を行います。
乾燥した葺き土を取り除き、なんばん漆喰を敷いてその上に瓦を乗せます。
なんばん漆喰は通常の
漆喰の原料に加えて特殊なシリコンや防水剤が含まれている為、防水性と耐久性が高い漆喰です。
また、なんばん漆喰ひとつで葺き土と漆喰の性能を合わせ持つ為、屋根の軽量化にも繋がります。
仮撤去した瓦を一枚ずつ元の位置に戻します。
軒先瓦はビスでも固定しておきます。
屋根の
先端にある軒先
瓦は風を受けやすく
、しっかり固定しておかないと
強風でめくれてしまう可能性が高い為、ビスを打ってズレないようにしておきました。
他の平瓦には『ラバーロック工法
』というコーキングによる固定を行っておきました。
ラバーロック工法は適切に施工しないとかえって雨漏りを誘発する為、正しい施工方法で打っておきました。
▶ラバーロック工法について
台風被害を受けたままだった瓦屋根の一部葺き直しが完了しました!
落下して割れてしまった瓦は新しい瓦と差し替えています。
葺き直し工事は既存の瓦を再利用する工事方法ですので、葺き替え工事に比べて材料費や撤去処分費を節約できるメリットがあります。
▶これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し
劣化していた鬼瓦周辺の漆喰も詰め直しを行いました。
漆喰は経年劣化により朽ちてくると瓦の固定力が下がりって瓦が落下してしまう事もあります。
定期的に詰め直し工事や棟取り直しメンテナンスを行って健康な瓦屋根を維持しましょう。
劣化した増築部屋根をガルバリウム立平葺きに葺き替え
DIYで作ったという増築部はベニヤやシートを敷いていましたが、下地まで劣化して雨漏りが起きている状態でした。
既存のベニヤを撤去し、下地補修・防水シート新設の上、ガルバリウム鋼板を立平葺きで施工します。
ベニヤを取り除いて清掃を行うと、既存のシートがかなり劣化している事が分かります。
特に補強が行われていない増築部は、台風や強風などで外れてしまう可能性もあった為、屋根を葺く前に建物と増築部のつなぎ目を金具で補強して固定しておきました。
下地のサイズに合わせてルーフィングをカットし、壁際にはコーキングを打って雨水が入らないようにしておきました。
ルーフィングは屋根防水で最も重要な部分である為、できるだけ高品質な物を使用する事をおススメします。
▶防水紙の重要性
ガルバリウム鋼板の立平葺き(たてひらぶき)で屋根材を取り付けます。
立平葺きは水はけが良い為雨漏りに強く、軽量で建物にも負担がかからないなどのメリットがあります。
劣化していた増築部の屋根をガルバリウム鋼板立平葺きで葺き替えました。
ビス留め箇所や壁際にコーキングを打って、隙間から雨水が入らないようにしました。
コーキングは上から塗料を塗る事ができる『”変成”シリコンコーキング』を使用しました。(通常のシリコンコーキングは塗料を弾いてしまう為、塗装メンテナンスを行う屋根や外壁には適しません。)
不要な扉を撤去して塞いでいきます。
かつてこちらにはテラスがあったのですが、
数年前の超大型台風でテラスが吹き飛んでしまい、扉だけが残っているという状態です。
扉を残しておくと
断熱性が下がるだけでなく、誤って扉を開けると落下の危険もある為、撤去して塞いでしまいます。
扉を撤去して木下地を取り付けました。
木下地の上から防風・防水・透湿シートも張っておきました。
木下地にラスカットを取り付けます。
ラスカットはモルタル壁の
下地材で、強度・防水性・防火性・耐久性の高い壁を作ります。
例えば、従来
の木ずり(
ラス下板張り
)壁に比べ、
ラスカット下地の壁は9倍以上の強度があります。
ラスカットの上からモルタルを左官仕上げしていきます。
周りの壁と段差ができないように、左官
職人が
コテを使用してモルタルを塗っていきました。
しっかり時間をかけて乾燥させ、壁塞ぎ工事は完了です。
ラスカットを使用している為、モルタル一度塗りだけでもしっかり強度を確保する事ができます。
残っていた扉を撤去して壁を塞ぐ工事が完了しました。
かつてテラスがあった所が台風で飛散し、扉だけが残って危険な状態でしたが、扉を塞いで壁と一体化させる事で違和感がなくなりました。
(※庇は撤去するとなると更に大規模改修が必要になる為そのままにしています。残しておいても特に問題はありません。)
玄関扉もカバー工法で交換が完了しました。
カバー工法とは、既存のドアフレームの上から新しいフレームを重ねる工事です。
ドア枠ごと交換する工事は工程が多く日数も人員もかかってしまう工事でしたが、カバー工法は半日もあれば完了します♪
建付けが悪く開け閉めが重かった玄関扉でしたが、新しい扉にする事で軽い力で開け閉めでき、見た目もスマートになりました。
Q.当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
A.台風で困っている時、すぐに駆け付けて下さり、瓦の対応処置等や汚れた木材等をきれいな車に入れて驚きました。
Q.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?した方はどこの会社と比較しましたか?
A.初めて来て下さったのにもかかわらず親切丁寧に対応して下さり、すぐに”くまさんホーム”の会社に決めました。
Q.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
A.くまさんホームの社長さんにお会いした時に、くまさんホームだと直感しました。
Q.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
A.工事中も時々現場を見せて頂き、どの方もきっちりと丁寧にお仕事して下さる姿に驚きました。
Q.弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
A.Q5のように、きっちりと丁寧にお仕事して下さる姿に、家族の者や友達、近所の人たちに言いふらしました。
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