越谷市で屋根の漆喰が経年劣化のため痩せてしまったので詰め直し工事！
更新日：2023年1月27日
屋根の一番上の箇所にある丸みを帯びた棟の土台に塗り込んである材料の事を漆喰と言います。
漆喰は、屋根を守ってくれる重要な所なのです！
瓦の耐久年数は50年～60年と言われていますが、メンテナンスは瓦本体だけではなく、上記の漆喰や下地の交換は定期的な交換工事が必要になってきます。
お客様のお宅は、雨漏りもしていません。瓦を剥がしてみても大丈夫でした！
（問題なくても、下地材野地板の交換は25年～30年で行うのがベストです）
漆喰の役割は、一番上にある棟と瓦の間に隙間を埋めること。
瓦の下には葺き土と言って野地板（瓦の下に敷く板）の上に置く瓦を載せる層があり、漆喰を載せることにより雨風から守り接着させる役割が漆喰です！！
漆喰は長年の雨風や直射日光・寒暖の差などに晒され続け、時間と共に経年劣化が起こり漆喰が痩せて細くなってしまいます。
おおよそ10年ほどでのメンテナンスをお勧めしています。
痩せて漆喰がなくなってきてしまいますと、そこから雨水や雪解け水などが浸透してしまい雨漏りの原因になってしまいます。そのまま放置してしまうと家自体の躯体まで腐食してしまうなど最悪のことが考えられます。大きな工事になる前に、定期的な調査を行い適切な修繕・修理を行って下さい！！
雨漏りや土台部分の流出はしていませんでしたので、他の瓦は触らずに施工していきます！
漆喰は、石灰と植物繊維・砂などに海藻から煮だしのりを加えて練ったもので、基本的に真っ白なペースト状をしています。
空気に触れるとゆっくりゆっくり固まり接着剤の役割を果たします！
性質はコンクリートよりも軽く湿気を吸着する性質があるため、多くの日本家屋に使用されています。
棟の瓦を一旦、全て取り外しから漆喰で土台を作り、新しくのし瓦と棟瓦の積み直しの作業をします！
土台と瓦の間に漆喰を塗り、銅線で棟瓦を固定！！最後にキレイに整えます。
上記にも書きましたが、空気に触れるとゆっくり乾燥し固まって行きます！！
漆喰の詰め直し工事完了です(^▽^)/
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