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日立市の瓦屋根工事例を3選紹介!【葺き替え・葺き直し・棟修理】
更新日:2023年1月28日
日立市にお住いの皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
今回は「日立市の瓦屋根工事例3選」と題し、主に葺き替え・葺き直し・棟修理をご紹介いたします。
スレート屋根や金属屋根が増えてきたとは言え、まだまだ瓦のお宅も多いかと思います。
瓦屋根ならではの修繕やメンテナンス方法など、今まで当店が手掛けた工事の中から3例を選んでお伝えしますので、ぜひ参考になさってくださいね(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾
瓦屋根工事例① 葺き替え | 日立市でセメント瓦から軽量ガルバリウム屋根への葺き替え工事 |
瓦屋根工事例② 葺き直し | 日立市の和瓦屋根での雨漏り修理は防水紙交換を含めた葺き直しで改善 |
瓦屋根工事例③ 棟修理 | 日立市での切り妻屋根工事は脱落寸前の巴瓦を強化棟で7寸丸被せ |
工事例①葺き替え セメント瓦の経年劣化と防水紙の破損
室内では2箇所の天井で雨漏りが発生し、耐用年数が30年と言われているセメント瓦は、いたるところでひび割れや欠けが見つかりました(>_<。)
一番損傷が激しかったのは、屋根材の下に敷かれた防水紙です。
乾燥し切って柔軟性が失われ、裂け目から雨水が侵入し、雨漏りを引き起こしていました。
瓦は通常差し替えや葺き直しができますが、廃盤のセメント瓦を新たに用意するのは困難です。
雨漏りを根本から改善するには、防水紙も敷き直す必要があり、屋根葺き替え工事が善策だと判断しました。
大型の車両が出入りできない立地のため、今回は5名の職人が解体した2.2tもの瓦を、バケツリレーで地上に降ろしました。
セメント瓦を全て撤去した後、今まで隠れていた防水紙(ルーフィング)の全容が明らかになりました。
20年という耐用年数をはるかに超え、ほとんど役目を果たしていないほど傷みが激しい状態です。
下地が薄い既存屋根の床材の強度をアップするべく、12mm厚の構造用合板を重ねて張りました。
施工した野地板の上に、雨漏り対策の肝となる二次防水機能の防水紙を敷設します。
改質アスファルトルーフィングという高品質の防水紙を用い、増し張りした野地板全体に貼り付けました。
軒先やケラバなどの小口部に雨対策用の板金を取り付けた後、金属屋根材を上下左右にはめ込んで連結する嵌合式で設置していきます。
因みにセメント瓦が1㎡=約42kgに対し、ガルバリウム鋼板製の屋根は1㎡=約5kgです!非常に軽量でありながら頑丈な留め付けを行うことで、地震や強風にも強い耐久性に優れた屋根になるんです(((*^^)v
屋根の継ぎ目となる棟には腐食しない樹脂製貫板を配し、棟板金の重ね代にコーキングを施して止水対策を万全にしました。
工事例②葺き直し 和瓦屋根の雨漏りは長押や鴨居まで被害
長押や鴨居にまで広がった雨染みの原因を探るため、目星をつけた部分の瓦屋根を捲り状況を確認しました。
雨漏りが起こっている箇所は南側ですが、南面と東面の屋根を結ぶ部分は継ぎ目となり、漏水のリスクが高い場所です。
簡易的な修理ではまた雨漏りが起こる可能性も懸念されたので、今回は既存の瓦を無駄なく再利用する葺き直しを南面と東面で行うことにしました。
隅棟を解体し、葺き直す面の瓦を一時撤去すると、雨漏りの原因だった防水紙の破損が露わになりました。
一般的な防水紙の耐用年数は15年~20年です。
和瓦は自体は長く使えても、防水紙の方が先に寿命を迎えてしまいますので、雨漏りが発生する前に早いタイミングでの交換をお勧めしています。
防水紙に縦縞に入ったきずりは、瓦の下に回った雨水を軒先に導く効果があります。
横方向に設置された瓦桟に、雨水が溜まらないようにする工夫ですね。
瓦を葺き直す際には、全部の瓦を釘で留めて固定しました。
年数が経った瓦屋根は、大部分が釘留めされていないことが多く、瓦桟に引っかけて施工しています。
下地とともに瓦の固定力も強化しました୧('∀')୨
隅棟の施工にはなんばん漆喰を使用し、熨斗瓦は調整しながら一枚ずつ積み直します。
以前の緊結線は銅線でしたが、より頑丈なステンレス線を選びました。
葺き直した屋根面で、再利用できない破損が見つかった数枚の瓦は、目立たない位置に変えて新しい瓦と差し替えました。
仕上がり具合ははもちろんのこと、見栄えの配慮も大切です(ㅅ´ ˘ `)✧
工事例③棟修理 海風の影響?大きくずれて傾いた棟巴瓦
漆喰の劣化が軽微ならば、傷んだ分を取り除き新たに詰め直すことで対処できますが、大きく崩れた棟巴瓦の土台を始め、他の棟漆喰も今にも剥がれ落ちそうです。
日立市でも海沿いにお住いの方は、海風の影響も大きいかと思います。
お客様もその点を懸念され、台風や地震にも強い強化棟として葺き直すことになりました。
屋根同士を繋いでいた既存の大棟を解体した後、耐震棟金具を取り付けます。
棟の中にこの金具を入れることで、耐震性や耐風性の高い強固な棟になります (•̀ - •́)و
以前は棟の下地となる垂木は木材を使用していましたが、当店では棟を施工する場合、雨水や湿気に強く腐食しにくい樹脂製垂木を用いています。
強化棟金具と樹脂製垂木ごとなんばん漆喰で固め、一個体の土台に作り上げました。
七寸丸瓦を被せ、樹脂製垂木にしっかりと固定しました。
固定用のビスは防水パッキン付きなので、雨水が入りにくい仕様です。
日立市は東日本大震災で多くの屋根崩れや棟崩れが起こりました。
漆喰などの劣化で棟瓦を取り直す際は、耐震性に優れた強化棟への変更もご検討されてはいかがでしょうか。
「日立市の瓦屋根工事例を3選紹介!」と題してお届けしましたがいかがでしたか?
瓦屋根は浮きや欠けと言った不具合があっても、即雨漏りには繋がりません。
ただ、
防水紙や漆喰など屋根材以外の部分は瓦よりも先に劣化が始まりますので、定期的な点検や早目のメンテナンスを行い、お住いの健康を長く保つことが大切です。
因みに…時々ご相談のお電話で「日立市でも大丈夫でしょうか?」と心配される客様がいらっしゃるのですが、担当者は北茨城市まで車を走らせていますので大丈夫ですよ!
街の屋根やさん水戸店では、茨城県全域でご相談をいただいております。
瓦屋根を始め住宅でお困りの方は、ぜひ当店の無料診断をご活用くださいね
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