飯田市の皆様へ、屋根とベランダ無料点検のようす
更新日：2021年11月23日
今回は飯田市内で屋根や外壁の無料点検を行った際のようすをお伝えしていきます。
こちらのお宅では数年前に他社で外壁塗装をおこなったのですが
ベランダ外側の外壁が劣化していたのを気にされていました。
聞くと一日中陽が当たる面で色あせが目立ってきたとの事。
詳しく状態を点検させていただきました。
数年前に塗装したばかりの帯板の塗膜剥離や帯板自体に爆裂が発生していました。
点検の結果、原因は大きく以下の4点となります。
①直射日光がほぼ一日中当たる面で劣化しやすいこと
②壁からの伝い水が帯板上部にたまりやすい構造である。
③帯板が窯業系素材の為、表面塗膜の防水性頼みであるということ
④前回塗装前から爆裂症状が出ていたが施工業者に塗装のみで処理されてしまった。
洋風の家は特にベランダが2階の屋根より外に飛び出ている場合が多いので、
直接雨風や紫外線の影響を受けてしまうので劣化が出やすいカ所でもあります。
専門知識がない業者さんだと【塗装で誤魔化す】ことも多々あります！
外壁塗装をお考えの方は、特に注意して業者の選別をしていただきたいと思います！
窯業系サイディングで外壁材に横割れクラックが発生しているのは稀ですが、
見た目以上に劣化が見受けられました。点検の結果からお客様には
塗装しても、またすぐに同じ症状が出ると判断したことを説明し、
ベランダ外側の外壁は窯業系サイディングから➡金属サイディングへ貼り替え
帯板は窯業系帯板から➡金属製帯板に
という提案をさせていただきました。
こちらも数年前に塗装された平板スレート（コロニアル）です。
色あせが顕著にみられたのでこちらも詳しく調査させていただきました。
屋根材自体が劣化により所々、割れてしまっていたりなど。
塗装できるかどうかというところの判断でしたが、
ランニングコストを考えて将来的に出費を抑えるという意味でも
ガルバリウム鋼板を屋根に葺く
（塗装に比べて耐候性が高いため）
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