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大津市木の岡町で和瓦漆喰と鬼瓦補修が完了したので報告します。
【工事のきっかけ】
昨年の台風の際にお家裏の落とし棟の鬼瓦が落下して、下にあったカーポートの波板が破損してしまい、鬼瓦が落下した原因と修理をお願いしました。
基本情報
大津市木の岡町で和瓦漆喰と鬼瓦補修工事が完了しましたので報告します。
昨年の台風でお家の裏の落とし棟の鬼瓦が強風で飛ばされて落下してしまい、カーポートの波板が割れてしまいました。
そこで鬼瓦が落ちてしまった原因と補修工事の依頼をいただきました。
立派な日本家屋の屋根鬼瓦一つもかなりの重量がありました。
原因を調査していくと、漆喰が剥がれてしまい、瓦を抑えている葺き土に雨水が入り込んで瓦が浮いていました。
棟に積み上げているのし瓦の中にも水分を吸い込んで、湿気がこもっていました。
強風で落ちてしまった鬼瓦!!
積み上げた棟の葺き土が流れて出てきていました。土が湿気ている状況でした。
漆喰が剥がれてのし瓦を積み上げた棟の中に雨水が入り込んでいました。
棟の中から鬼瓦を留めてある針金が腐食して中で切れてしまい、重量の思い鬼瓦が落ちてしまった様子でした!!
落下してしまった鬼瓦をつなげていきます。
積み上げたの中の葺き土を奥のほうまで取って、鬼瓦を留めてあった針金の根っこの部分を捜します。
葺き土に雨水による湿気がこもって針金が腐食して鬼瓦の重さでちぎれている現状でした。
積み上げた棟の奥に針金を入れて、ひっかけた後にセメントで取れないように固めていきました。
重さのある鬼瓦棟の中から針金でつなげて鬼瓦と棟の繋ぎをセメントで固め漆喰で仕上げていきました。
これでよっぽどのことがない限り重い鬼瓦も落ちることがなくなり、お家の方も安心されていました。
日本家屋特有の瓦屋根漆喰で固めてある部分がかなりの面積ありましたが丁寧に仕上げていきました。
細かい作業を丁寧に仕上げて漆喰を塗り込んでいきます。
棟の漆喰もすべてきれいにやり替えが完了しました。
立派な瓦の大きな屋根、積み上げた瓦も多いですが漆喰で葺き土を護ったのでこれで安心ですね!!
お家の方も喜んでいらっしゃいました。
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