街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市長田区で行った「意外に安いと言われたアスベスト含有屋根材の葺き替え工事」になります(^^)/

アスベストと言う言葉は皆さんもご存じかと思いますが、昔の屋根材に良く使用されていたというのは知らない方も多いみたいですね。

今回の屋根葺き替え工事では、アスベストが含有されている屋根材を撤去し新しい屋根材へ葺き替えていく工事になります。

アスベスト含有屋根材の処分費用は高いと言われておりますが、実際にどの程度の費用が掛かったのかもご紹介していきましょう！！

神戸市長田区でアスベスト含有屋根材を撤去！

コチラが、アスベスト含有屋根材である「カラーベスト」になりますね(^^)/

一般的に良く使用されている屋根材ですので、葺き替え工事の参考にしていただければと思います！！

カラーベスト屋根は割れやすく強風で飛散しやすい屋根材であることから、近年では葺き替え工事やカバー工法など良く行っている屋根材になりますよ。

それでは、葺き替え工事でアスベスト含有屋根材であるカラーベストを撤去していきましょう(^_^)/

アスベストが含有しているからと言って怖がる必要はありません。

アスベスト含有屋根材は切断時の粉じんを長期間吸い込むと人的被害があると言われておりますが、撤去する際に切断することはありません。

固定している釘を抜きながら丁寧に撤去していきます！！

雨漏りの有無にかかわらず、屋根葺き替え工事では基本的に防水シートも撤去します(^_^)/

熱で屋根下地と引っ付いているため非常に撤去するのに手間がかかるのですが、防水シートを撤去することにより雨漏りで屋根下地が腐食していないか目視することができるので、頑張って撤去していきましょう！！

葺き替え工事だからこそできる、下地補強

神戸市長田区の屋根葺き替え工事で、既存の屋根下地の上から下地用合板を増し貼りしていきます！

サイズは1,820㎜の910㎜で厚みは12ミリとなります。

9ミリの下地用合板もありますが、当然強度は12ミリのほうが強いので屋根葺き替え工事では毎回12ミリを使用しております。

ビスでしっかりと既存の野地板に固定していくことにより、強度の高い屋根葺き替え工事ができますよ(^^)/

＜屋根葺き替え工事の記事＞
・「神戸市兵庫区で、屋根葺き替え工事！費用と工程を詳しく解説します」
・「明石市で、積水瓦Ｕの屋根葺き替え工事！撤去～下地までをご紹介」
・「屋根からの雨漏りを止めるため、加古川市で瓦屋根葺き替え工事を実施！」
・「加古郡稲美町での屋根葺き替え工事で、瓦屋根を撤去し下地補強！」
・「神戸市で雨漏りを止めるための、屋根葺き替え工事でルーガを使用」
・「三木市での屋根葺き替え工事は、通気断熱工法で夏の暑さ対策」
・「淡路市で屋根葺き替え工事をしました。重たい瓦から軽い瓦へ」
・「三田市にて瓦屋根葺き替え工事！お家の断熱効果を高める方法とは？」

屋根葺き替え工事に最も重要な「防水シート」

屋根葺き替え工事で下地を補強し終えると、屋根葺き替え工事に最も重要な「防水シート」を貼っていきます。

防水シートは屋根から雨をしのぐための最も重要な部材で、いくら新しい屋根材を葺いても防水シートが破れていると雨漏りするくらいです(>_<)

正しい貼り方で施工することが重要ですし、防水シートの種類にも注目をしておきましょう。

＜関連記事＞
・屋根の防水シートの重要性と、お勧めの「アスファルトルーフィング」をご紹介はコチラ＞＞＞

今回、神戸市長田区で屋根葺き替え工事を行った現場で使用した防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれるものです。

ホームセンターなどに市販されている防水シートは「アスファルトカラールーフィング」と呼ばれるもので、値段は少し安いのですが機能性が全く違います。

改質アスファルトルーフィングは屋根を固定するときに使用する釘やビスの廻りにゴム繊維がまとわりつき、将来的な釘穴からの漏水を防いでくれるんですよ(^^)/

葺き替え工事に使用した新設屋根材のメリット

それでは、今回の屋根葺き替え工事で使用する「IG工業スーパーガルテクト」をご紹介していきましょう(^^)/

まず、既存のカラーベスト屋根と違うのは固定方法ですね。

既存のカラーベストは釘固定されていませんでしたが、IG工業スーパーガルテクトはビスで固定していきます！

台風などの強風にはビス固定のほうが圧倒的に強いですよ。

葺き替え工事の仕上げとして「棟板金」設置

葺き替え工事の仕上げとして、棟板金の下地を取り付けます(^^)/

この真ん中に黒く映っているのがタフモックと呼ばれる樹脂を使用した棟木です。

木材と違い水に濡れても染み込まない為、腐ることはありません！！

木材よりも軽く、腐らないという事でメリットは多いです。

７５ミリのビスで既存の屋根下地にしっかりと打ち込んで固定していきますよ。

葺き替え工事の仕上げとして、新しい棟板金を取り付けていきます(^^)/

材質は錆い強いガルバリウム鋼板性の棟板金で、屋根材と同質ですね。

ジョイントにはコーキングをしっかりと挟み込んで、漏水防止を行います。固定方法は当然ビス固定ですよ。

棟板金は強風で飛散しやすいので、飛ばないようにしっかりと固定していきます！！

アスベスト含有屋根材の撤去・処分費用

という事で、アスベスト含有屋根材の葺き替え工事が完了しました(^^)/

アスベスト含有屋根材の撤去・処分費用は1㎡当たり3,300円～となっていますので、今回の施工面積45㎡を計算すると148,500円になりました！！

全体の工事費用も足場代を含め、税込みで780,000円でしたので「意外に安い」というご意見を頂きましたね。

15年間の長期保証で安心ですよ！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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