街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は淡路市で行った「屋根雨漏り補修でカラーベスト屋根への部分的な重ね葺き工事」になりますよ(^^)/

既存の屋根の上から新しい屋根を葺く重ね葺き工事は良く行っておりますが、部分的な重ね葺き工事の事例は少ないです。

今回は、屋根雨漏り補修費用をなるべく抑えたうえで、確実に雨漏りを止める補修工事を行いました！

新しい屋根材は毎度おなじみの「IG工業スーパーガルテクト」ですが、珍しい事例ですのでご紹介していきましょう。

淡路市でカラーベスト屋根雨漏り補修を行う現場紹介

コチラが、淡路市で屋根雨漏り補修を行う現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・2階建て木造住宅
・築年数26年
・屋根材　カラーベスト（スレート屋根）
・屋根面積120㎡（施工面積32㎡）

現在、屋根の一部で雨漏りが発生しております。費用を最小限に抑えるために雨漏りしている1面のみを重ね葺きして、雨漏り補修を行っていきますよ！！

既存のカラーベスト屋根はひび割れなどが多く発生し雨漏りしている状態でした(>_<)

防水シートも劣化していることから、屋根下地も部分的に腐食しているような感じです。

お客様は出来るだけ費用を抑えた雨漏り補修を希望されていましたので、ご希望に沿った屋根雨漏り補修を行っていきます！

今回、屋根雨漏り補修で重ね葺きずるのはこの1面になりますね！

急勾配の屋根と緩傾斜な屋根がありますが、水下側の緩傾斜なほうです。

基本的には水の流れに逆らう雨漏り補修は推奨していないのですが、これまでの経験を生かして水下側の屋根のみを重ね葺きしていきましょう(^^)/

淡路市での屋根重ね葺きでは下地補強に下地用合板を使用

雨漏りの影響でカラーベスト屋根の下地が弱っていたため、まずは屋根下地の補強を行っていきます(^^)/

厚み12ミリの下地用合板を既存のカラーベスト屋根の上から貼っていきますよ！

ビスを使用して、既存の屋根下地へしっかりと固定していきます。

この様な感じで、屋根雨漏り補修を行う部分すべてに下地用合板を重ね貼りしました(^^)/

雨漏りの影響で弱っていた屋根下地が、下地用合板を重ね貼りすることにより丈夫になりましたね！！

屋根下地は屋根を支える大事な部分ですので、屋根工事を行う際は補強するほうが良いですよ。

屋根雨漏り補修で最も重要なのは防水シート

お次は、屋根雨漏り補修で最も重要な「防水シート」を貼っていきましょう！！

防水シートの耐久年数は25～30年程度と言われておりますので、築年数を考えると新しい防水シートを貼る必要がありますよね(^^)/

雨漏り補修で屋根工事をする際は必ず必要な建材となります。

今回の屋根重ね葺き工事で使用している防水シートは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートです！

従来の防水シートに比べて、耐久年数が35年以上と言われている優れものですね(^^)/

最近では、ほとんどの屋根工事現場で使用している防水シートとなります。

カラーベスト屋根への重ね葺き工事で使用した「IG工業スーパーガルテクト」

ここから、屋根雨漏り補修で新しい屋根材を葺いていきましょう(^^)/

部分的な屋根重ね葺き工事なので既存と同じカラーベストでも良かったのですが、屋根重ね葺き工事をする際はカラーベストを使用できない決まりとなっております。

そこで使用したのが「IG工業のスーパーガルテクト」ですね！

材質がガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）で以前のように割れる心配がありません。

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はカラーベストの4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

この様な感じで、屋根重ね葺き工事によって新しい屋根材を葺き終えました(^^)/

しかし、本題はここからです！！

水下側の屋根1面を重ね葺きしているので、このままでは上からの雨水が新しい屋根材の下に入ってしまい雨漏りは治りません。

屋根のプロが考えた収め方をご紹介していきましょう！

屋根と屋根の取り合い部分を重ね葺き工事でどう収めるのか？

屋根重ね葺き工事で新設した屋根とそうでない屋根との間に、水切りを取り付ける必要があります！

そのために、まずは1段目と2段目のカラーベスト屋根を撤去していきますよ(^^)/撤去した屋根材は、後に再利用するので割らないように注意が必要です。

お次は、重ね葺きした屋根の水上部分に水切りの下地となる貫板を取り付けていきます(^^)/

この貫板ですが経年劣化で腐食する為、防腐木材や人口木材の貫板を使用することがお勧めですね！！

そして、屋根雨漏り補修の仕上げとなる水切りを取り付けていきますよ！！

下から3段目のカラーベストに20センチ程度差し込んで取り付けていきます(^^)/まだこれでも雨漏りしますので、ここから撤去したカラーベスト屋根を復旧していきましょう。

この様な感じで、水切りを取り付けるために撤去したカラーベスト屋根を復旧しました(^^)/

これで、上から流れてくる雨水を完全に遮断することができ雨漏り補修は完了となりますね！！

すこし、異例の屋根重ね葺き工事ではありましたが問題なく工事は完了し雨漏りも治っております。

淡路市で行った屋根雨漏り補修の費用と保証内容

淡路市での屋根雨漏り補修で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

今回の屋根重ね葺き費用は屋根面積32㎡に対して320,000円となっております(^^)/

屋根全体をすると1,200,000円程度必要になるので、部分的な補修で安くできましたね。

この様な感じで部分的に重ね葺き工事することもできますので、ご予算でお悩みの方はお気軽にご相談ください！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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