この度、一軒家に太陽風呂を設置しているお客様より「屋根にある太陽風呂を撤去と壊れている場所があれば直してほしい」とのご依頼を受け、撤去対応をさせていただくこととなりました。

太陽風呂とは、太陽熱温水器のことで、太陽の熱を使い、水を沸かすことのできる装置のことです。

現地調査をしたところ、屋根瓦に複数のひび割れやコケ、そして太陽熱温水器の故障が確認できました。

太陽熱温水器をそのままにしておくと、屋根に上がるお湯によって屋根が下がってくる可能性が高いため、故障している場合は、早急な撤去が必要となります。

また、ひび割れは雨水の侵入を許し、雨漏りの原因となります。

雨漏りを放置すると木材が腐って倒壊につながることや、シロアリやダニなどの害虫の発生、ネズミの繁殖につながってしまいます。

コケやカビなどについては、外部から見た時に外観の見た目が損なわれ、周辺住民からの悪い印象にもつながりやすいです。

屋根瓦の補修をする前に、作業をしやすくするためにも、まずは太陽熱温水器の撤去をしました。

太陽熱温水器が雨風から守っていた分、屋根瓦の損傷は見当たらず、一安心です。

次に屋根のひび割れを確認した場所をセメントで埋め込みをします。

前述で説明した事前調査にて、ひび割れは、そのままにしておくと、ひび割れ部分から雨水が侵入し、雨漏りにつながります。

雨漏りをしてしまうと、シロアリやダニなどの害虫発生やネズミの繁殖につながりますので、ひび割れを発見した時には、ただちに補修することをおすすめします。

屋根は普段から中々目に入らず、雨漏りや害虫が発生してから気づくことが多いです。

この度の撤去や補修に関して、依頼者様へ調査写真を見ていただいたところ、ひび割れ部に対して、特に驚いていました。

今回の補修後の写真を見ていただき、「綺麗に直して頂き、ありがとうございました。雨漏りの恐れもあると聞いていたので、これで安心です」と仰っていただき、こちらも安心しました。

屋根は自分で点検すると危険性が高く、怪我の恐れがあります。

ご自身で屋根の確認をする時は、十分に気を付けることはもちろんですが、できれば、ドローンを使った点検を強くおすすめします。

とはいえ、自宅にドローンを備えている方は少ないと思われますので、1番確実なことは、屋根業者へ依頼をすることをおすすめします。