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仙台市泉区鶴が丘│購入後11年が経過した中古住宅の屋根が錆び、点検・調査
更新日:2023年6月22日
仙台市泉区鶴ヶ丘のお客様より「1階の屋根が錆びていて雨漏りが心配なので見てほしい」とのご依頼があり、調査に伺いました。
こちらは昭和58年に建てられた築37年になるお宅。お客様が11年前に中古住宅として購入された建物で、1階も2階も板金の屋根です。2階の屋根は11年前の購入の際に葺き替え工事を済ませていますが、1階の屋根は新築時から手つかずの状態で37年が経過しています。トタンとガルバリウム鋼板を見分けることはほぼ不可能ですが、37年前になりますとガルバリウム鋼板が日本で発売されて間もない時期ですので、恐らくトタンの可能性が高いと思われます。
早速、1階の屋根の上から調査を行います。屋根材のところどころに変色が見られます。
白けた色に変色して筋のようになっているところは錆がひどく、屋根材の痛みが激しい箇所です。
屋根材の錆びの状況を近くでよく見てみます。屋根材の塗膜が剥がれて生地が剥き出しになってしまい、錆びています。
錆びて腐食が進み、穴が開いてしまっています。 穴が大きくなってしまうと雨漏りする原因となります。
1階の屋根は、全体的に錆がかなり進行し、いつ雨漏りしてもおかしくはない状態です。
トタンの錆びを防いで長持ちさせるためには10年~15年おきに塗装や錆取り等のメンテナンスが必要になりますが、穴が開いてしまうと塗装もできない状態になってしまいます。
錆びの他に問題がないか調べてみますと、ここにあったはずのハイ樋(這樋:はいどい)がありません。
※ハイ樋とは、屋根の上を這うように設置された雨樋で、2階の竪樋から流れてきた雨水を1階の軒樋に導く役割があります。
他の雨樋部材についてはこちら
→雨樋各部の名称について(主なもの)
2階のたて樋とハイ樋を繋ぐエルボの繋ぎ目のところがずいぶん錆びています。お客様に伺ったお話では、以前、錆びてハイ樋が落下してしまったそうです。このままの状態ですと、屋根の一点へ集中的に雨水が叩きつけられ、ここの屋根材のみならず下地まで傷んでしまいます。この下の屋根の色が、他よりも白く変色して、錆がひどくなっていることが分かりますよね?
念のため2階の屋根の点検もしました。葺き替え工事後11年経過していますが、こちらは問題がないようです。
1階の屋根は経年劣化による腐食が進んでところどころ穴が開き、再塗装もできない状態ですので、今回は腐食した屋根材を撤去して、新しい防水シート(改質アスファルトルーフィング)を張り、ダンネツトップ4-1ワイドでの葺き替え工事を提案いたします。併せて雨樋の一部交換・取り付け工事も提案させていただきます。
※ダンネツトップ4-1ワイドとは…
セキノ興産様より販売されているダンネツトップシリーズの1つ。トタンよりも長寿命のガルバリウム鋼板(アルミ・亜鉛メッキ鋼板)を屋根材に加工したもので、作業効率を高める屋根本体・ジョイントの一体型定尺板です。圧倒的な軽量性と頑丈な止付けで地震に強く、高耐食のガルバリウム鋼板+断熱材で断熱性・遮音性・強度に優れています。新築はもちろん、既存カラーベスト屋根の上から重ねて葺くカバー工法やリフォーム工事に適した屋根材です。
セキノ興産HP『環境に優しい定尺板横葺屋根 ダンネツトップ8-1・6-1・4-1』
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