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松本市屋根現地調査|台風シーズン前にやっておきたい棟板金の点検
更新日:2023年6月11日
松本市のお客様から屋根塗装のお問い合わせがあり現地調査に伺いました。
屋根材はガルバリウム製の金属屋根です。屋根面の状況は塗膜の色あせが見られ、塗膜の防水性はほとんどない状態、塗装する時期になっています。それ以上に気になったのが棟板金を止める釘が浮いていたこと。勾配の方向が違う屋根がぶつかるところを棟と言い、板金をくの字に追った棟板金がかぶさっています。棟板金はヌキという下地木材に釘止めされていまが、ヌキは木材なので雨の侵入などで腐食してしまいます。ヌキが腐食してしまうと釘が効かなくなり浮いてきてしまいます。強風などであおられると棟板金が飛んでしまうというトラブルが発生してしまいます。
今年は早くも台風が発生して日本列島に影響がありました。本格的な台風シーズン前に棟板金の点検はしておきたいところです。
総2階のお家だったので、直接2階大屋根に梯子を掛けて上りました。周りの建物が平屋の病院や工場、すぐ近くに高速道路が走っていて、あとは畑という場所、ほとんど周りに何もないロケーションだったのでかなり怖かったです。
何とか上って屋根の状況を点検しました。
金属屋根の寄棟一文字葺きという屋根です。屋根自体はサビや塗膜の剥がれもなく比較的いい状態でした。ただ、築15年、そろそろ塗り替えの時期には来ています。
次に棟の点検です。寄棟の屋根は屋根頂上の本棟から四隅に向かって下がり棟という部材が必ず付いています。90度向きが違う屋根材のジョイント部分です。写真はその下がり棟の一番上です。この部材を止めている釘が抜けかかっているのがお判りでしょうか?この部材の中にはヌキという下地の角材があり、そこに釘止めをするのですが、その角材が雨などで傷んでいると、釘が段々抜けてきてしまいます。このままにしておくと台風などで棟板金が飛んで行ってしまう可能性があります。近くを走っている高速道路に飛んで行ったら大惨事になりかねません。棟板金自体は塗装すればよさそうでしたが、ヌキの交換は必要かと思います。
屋根の頂上には換気棟もついていました。換気棟と屋根の取り合いの部分はコーキングで防水処理しています。一番日の当たる場所なのでしょう、そのコーキングが劣化して割れたり切れたりしていました。ここから雨水が入り棟の下地の角材を傷めた可能性があります。ここもメンテナンスが必要です。
お施主様に写真をお見せしながら、説明をしてご納得いただいたうえで、お見積り作成に入ります。
ついでにベランダ防水と外壁も見て欲しいということなので、点検いたしました。
ベランダはFRPです。防水のトップコートがひび割れてきていました。トップコートの塗り替えで十分な状態だったのでそのご提案もします。
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