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上伊那郡箕輪町の屋根外壁塗装|40年放置のセメント瓦とモルタル外壁を再生!
箕輪町 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
2025年10月20日 更新
「訪問販売の人に“屋根が危ないですよ”と言われたけど、本当に必要なの?」とご相談くださったのがきっかけでした。
お話を伺うと、築40年経過し、これまで一度もメンテナンスをされたことがないとのこと。
訪問業者の見積もりにも不安を感じられたそうで、以前に娘さんが弊社でエクステリア工事をされたご縁から、お問い合わせをいただきました。
現地調査の結果、セメント瓦屋根とモルタル外壁ともに塗膜が剥がれ、防水機能がほぼ失われている状態。
本来であれば葺き替え・カバー工法を検討すべき状態でしたが、今回はコストを抑えながら塗装で最大限よみがえらせる方法をご提案しました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:1か月
- 築年数:40年
- 使用材料:屋根
関西ペイント ダイナミックルーフ
外壁
関西ペイント RSシルバーグロスSi

40年、風雨にさらされながら頑張ってきたお家。
その屋根と外壁を「塗装」でよみがえらせた施工事例です。
上伊那郡箕輪町は寒暖差の大きな地域で、屋根や外壁の劣化が早く進みやすい環境。
今回は、セメント瓦とモルタル外壁の両方を関西ペイントの高耐久塗料で仕上げ、見た目も性能も新築のように再生しました。
“もうダメかも…”と諦める前に知ってほしい、長持ちする塗装の工夫と手順をお伝えします。
🏚️【劣化した屋根】セメント瓦の特徴と40年の経年劣化
セメント瓦は、セメントを瓦の形に成型して表面を塗装した屋根材です。
金属屋根や陶器瓦に比べると軽量で扱いやすいですが、セメント自体には防水性がないため、表面塗装が命です。
塗膜が剥がれると水を吸い込み、凍結と乾燥を繰り返して割れやすくなります。
今回の屋根は塗膜が完全に失われ、触ると粉が付くチョーキング現象が広範囲で発生。
長野県特有の冬の冷え込みが追い打ちをかけ、屋根材の強度が低下していました。
「40年メンテナンスなし」は、まさに屋根の限界サインです。
🪓【ケレン作業】塗装前の下地処理が仕上がりを決める

塗装の前に欠かせないのが**ケレン作業(下地処理)**です。
ケレンとは、古い塗膜やサビ・汚れを削り落とし、塗料の密着性を高める工程。
このひと手間を省くと、せっかく塗ってもすぐ剥がれてしまいます。
職人は「マジックロン(硬質ナイロンたわし)」や「カップサンダー」を使い、浮いた塗膜を丁寧に除去。
40年分の汚れが取れると、セメント瓦の素地が見えてきました。
ここでどれだけしっかり下地を整えるかが、塗装の“持ち”を左右します。

セメント瓦の劣化が激しい場合、通常の下塗りだけでは密着しません。
そこで今回採用したのが、セメント瓦蘇り工法です。
液状の樹脂プライマーを2~3回に分けて瓦にたっぷり染み込ませ、内部で固めて補強する工法。
使用したのは「関西ペイント 屋根強化プライマーEPO」。
毛細管現象でセメントの内部まで浸透し、瓦の強度を回復させます。
塗り重ねるごとに吸い込みが減り、表面に光沢が出てきたら補強完了。
もろくなっていた屋根がしっかりとした下地を取り戻しました。

下塗りが完了したら、中塗りです。
中塗りは、塗膜の厚みを確保し、上塗りとの密着を高める“橋渡し”の役割を持ちます。
今回は**関西ペイント「ダイナミックルーフ」**を使用。
この塗料は、紫外線による塗膜劣化の原因「ラジカル」の発生を抑制する最新型。
さらに2液型で硬化剤を混ぜるため、塗膜が固く傷つきにくいのが特長です。
寒冷地のように凍結・融解が繰り返される環境に最適な塗料で、長野県の気候にもぴったりです。

上塗りでは、中塗りと同じ「ダイナミックルーフ」を重ね塗りします。
これにより、塗膜の厚みが増し、防水性・艶・耐久性が一段と向上します。
3回塗りの工程をきっちり守ることで、紫外線や酸性雨から屋根をしっかり守る層が形成されます。
完成後は夕日に照らされ、屋根全体が新築のような深い輝きを放っていました。
お客様からも「40年経っているとは思えない!」と驚きの声をいただきました。
外壁はモルタル仕上げ。
ラス網(金網)の上にセメントを塗り固め、表面を塗装して防水する構造です。
しかしモルタル自体は水に弱く、塗膜が劣化すると内部に水が浸入してしまいます。
今回は、ベランダ周辺の笠木板金(上部カバー)の劣化が原因で、そこから水が回り、塗膜の内部で膨れ・剥がれが発生していました。
外壁の表面は一見問題なさそうでも、内部から水分が侵入するケースは珍しくありません。
外壁も屋根同様に、まずはケレン作業から。
浮いた塗膜やひび割れ部分を削り落とし、下塗り材が密着する状態にします。
モルタルは硬い素材ですが、古い塗膜は爪でこするとポロポロ取れてしまうほど劣化していました。
この工程を丁寧に行うことで、後の塗膜剥離を防ぎます。
「塗装の寿命は下地処理で決まる」と言われるほど、重要なステップです。

外壁の下塗りには、関西ペイント RSマルチシーラーを使用しました。
この塗料は、モルタル・コンクリート・旧塗膜など幅広い下地に対応する万能タイプ。
微細なひびを埋めながら、上塗り材との密着をしっかり確保します。
また、湿気を外に逃がす透湿性があるため、塗膜の膨れや剥がれを防止できます。
下塗り完了後は、外壁全体がしっとりとした艶を帯び、塗装の準備が整いました。
🎨【中塗り・上塗り】RSシルバーグロスSiで高耐候仕上げ

仕上げには、関西ペイント RSシルバーグロスSiを採用。
シリコン樹脂をベースにした高耐久塗料で、紫外線や酸性雨に強く、10年以上の美観維持が期待できます。
中塗りで塗膜の厚みを確保し、上塗りで光沢と防水性を高めました。
外壁全体に深みのある色合いとしっとりした艶が生まれ、重厚感のある印象に変わりました。
屋根・外壁ともに“見た目も性能も蘇った”仕上がりです。
今回の箕輪町のお宅は、築40年で初めてのメンテナンス。
セメント瓦とモルタル外壁のどちらも限界を超えた状態でしたが、丁寧な下地処理と高耐久塗料の採用で再生に成功しました。
放置期間が長いほど次のメンテナンスサイクルは短くなりますが、定期的に塗り替えを行えば屋根外壁は長持ちします。
「もう塗装できないかも」と思っても、まずは専門家にご相談ください。
街の屋根やさん松本諏訪平店が、最適な方法をご提案します。
【お客様の声】
「訪問販売で言われてから不安で…。でも、娘に紹介してもらって相談して本当によかったです。
40年ぶりに屋根がツヤツヤになって、まるで新築のよう。
職人さんも皆さん感じがよくて、作業の説明も丁寧でした。
これで安心して冬を迎えられます。」
【担当者よりひとこと】
築40年で初めての塗装、正直ギリギリの状態でした。
それでも、セメント瓦蘇り工法と高性能塗料の組み合わせでここまで蘇ることができます。
寒冷地では、塗料選びと下地処理の丁寧さが何より重要。
屋根外壁の状態が不安な方は、まず無料点検をご利用ください。
“まだ間に合う再生工事”をご提案いたします。
上伊那郡箕輪町は、中央アルプスの麓に広がる自然豊かな地域。
冬の冷え込みと昼夜の寒暖差が大きく、屋根や外壁の塗膜劣化が進みやすい気候です。
とくにセメント系の屋根材やモルタル外壁は凍結による微細なひび割れが起きやすく、定期的な塗り替えが欠かせません。
春には箕輪ダムの桜、秋にはもみじ湖の紅葉が見事で、四季を感じられる美しい町です。
そんな自然環境に負けない“長持ちする家づくり”を、私たちがサポートしています。
🏠屋根や外壁の塗膜が剥がれてきたら、それは再生のサインです。
街の屋根やさん松本諏訪平店では、無料の屋根外壁点検を実施中!
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
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